初中教育ニュース(初等中等教育局メールマガジン)第349号(平成30年12月14日)

[目次]

【お知らせ】
□少子化・人口減少社会に対応した活力ある学校教育の推進について
□JICA海外協力隊「第二回全国OV教員・教育研究会シンポジウム」等の開催について
□教育改革国際シンポジウム「学びのイノベーションに向けた創造的で働きやすい学校空間-シンガポールと日本の事例から-」の開催について
□「平成30年版科学技術白書表紙絵・デザインコンクール」の実施について
□徳島で開催される「国際文化交流による地域創生」をテーマにしたシンポジウムについて
□来年4月にスタートする専門職大学・専門職短期大学について
【発行】
□「教育委員会月報」について
□「初等教育資料」12月号について
□「中等教育資料」12月号について
【地方教育行政研修生リレーエッセイ】
□初等中等教育局児童生徒課生徒指導調査分析係 岡村吉隆(鳥取県)
□初等中等教育局初等中等教育企画課企画係  西澤健介(長野県)

□【お知らせ】少子化・人口減少社会に対応した活力ある学校教育の推進について

〔初等中等教育局初等中等教育企画課〕

 文部科学省では、少子化・人口減少社会に対応した活力ある学校教育を推進するため、市町村における様々な取組を支援しています。
 その一環として、10月16日(火曜日)には、小・中学校の適正規模・適正配置を検討している市町村の取組等を周知する「学校教育魅力化フォーラム」を開催しました。
 その際の様子や、教育行財政学を専門分野とする千葉大学教育学部教授の貞広斎子先生による講演の概要などを当省ウェブサイトに掲載しました。
 当日、公務等により参加できなかった市町村教育委員会や、広域の教育行政を担う都道府県教育委員会の担当者におかれては、是非御覧いただき、今後の検討に御活用ください。
※詳細はこちら
「学校教育魅力化フォーラム」開催報告

(お問合せ先)
初等中等教育局初等中等教育企画課教育制度改革室義務教育改革係
電話:03-5253-4111(内線2007)


□【お知らせ】JICA海外協力隊「第二回全国OV教員・教育研究会シンポジウム」等の開催について

〔大臣官房国際課〕

 JICA海外協力隊として、途上国での活動を経験したことのある教員を中心にJICA青年海外協力隊事務局認定OB会「全国OV教員・教育研究会」が組織され、開発教育・国際教育や、多文化共生の視点を学校現場に広げるための活動が行われています。
 次回のJICA海外協力隊現職教員特別参加制度への募集は、平成31年2月に開始し、3月末頃に応募締切の予定です。現職参加を検討中の教員の本研究会への出席も可能ですので、御関心のある方は、直接、下記開催情報のお申込み先まで御連絡ください。

1 第二回全国OV教員・教育研究会シンポジウム
日時:平成30年12月23日(日曜日) 10時30分から17時30分
会場:JICA関西(兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通り1-5-2)
※詳細はこちら
全国OV教員・教育研究シンポジウムのご案内(JICAウェブサイト)

2 関東教育支援ネットワーク定期会合(1月・3月)
日時:平成31年1月5日(土曜日)15時00分から18時00分
平成31年3月30日(土曜日)15時00分から18時00分
会場:JICA地球ひろば(東京都新宿区市谷本村町10-5(JICA市ヶ谷ビル内))
申込み・問合せ先:金田(代表)mwalimu@nifty.com 
※詳細はこちら
関東教育支援ネットワークfacebookウェブサイト

3 兵庫OV教員研究会
日時:平成31年3月23日(土曜日)13時00分から
会場:JICA関西(兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通り1-5-2)
申込み・問合せ先:丸山(事務局)m-kazu40@mvj.biglobe.ne.jp

(本件担当)
大臣官房国際課国際戦略グループ海外協力推進係
電話:03-5253-4111(内線:2610)

□【お知らせ】教育改革国際シンポジウム「学びのイノベーションに向けた創造的で働きやすい学校空間-シンガポールと日本の事例から-」の開催について

〔国立教育政策研究所文教施設研究センター〕

 近年、学校運営の中核となる教師への期待と同時に、その負担感も高まっています。そのため、子供たちが生き生きと学習や生活を営むことができると同時に、教師たちが創造性を持ち、協力しながら活動できる働きやすい環境の確保が不可欠となっています。
 本シンポジウムでは、教師の執務空間に着目して、子供の豊かな学びへつながる新しい時代の学校運営の姿・教師の役割と、それを支える「働く場所」としての学校施設の在り方について考える機会とするため、シンガポールをはじめとする各国からの講師による基調講演とパネルディスカッションを実施します。
日時:平成31年1月30日(水曜日)13時30分から17時00分(開場13時00分)
会場:文部科学省 講堂(3階)
申込み方法等、詳細はこちら
平成30年度国立教育政策研究所教育改革国際シンポジウム「学びのイノベーションに向けた創造的で働きやすい学校空間」

(お問合せ先)
国立教育政策研究所文教施設研究センター
電話:03-6733-6992

□【お知らせ】「平成30年版科学技術白書表紙絵・デザインコンクール」の実施について

〔科学技術・学術政策局企画評価課〕
 文部科学省では、国民の皆さんに科学技術をより身近に感じていただくとともに、科学技術についての関心を高める契機とするため、昨年度に引き続き科学技術白書の表紙の絵・デザインを公募します。
 今年度の公募のテーマは「2050年の未来の社会」です。あなたが想像する夢の科学技術や、科学技術によってつくりたいこれからのくらしの姿など、皆さんの自由なイメージやアイデアを作品にして送ってください。
 昨年度は1,596件もの作品の応募があり、その中から大変すばらしい作品が白書の表紙を飾りました。前回に負けない多くの力作をお待ちしております。
・募集部門:「小・中学生部門」、「一般部門(中学校卒業以上)」の2部門
・応募締切:平成31年1月31日(木曜日)必着
・応募先:平成31年版科学技術白書表紙絵・デザインコンクール受付事務局
      〒105-0014 東京都港区芝一丁目10番11号コスモ金杉橋ビル9階
※詳細はこちら
「平成31年版科学技術白書表紙絵・デザインコンクール」の実施について

(お問合せ先)
平成31年版科学技術白書表紙絵・デザインコンクール受付事務局:佐藤、遠藤
電話:03-5442-3256
e-mail:kagaku@musashinet.co.jp
(本件担当)
科学技術・学術政策局企画評価課
電話:03-5253-4111(内線4015)

□【お知らせ】徳島で開催される「国際文化交流による地域創生」をテーマにしたシンポジウムについて

〔文化庁参事官(芸術文化担当)〕

 来る1月20日(日曜日)徳島市にて、「国際文化交流による地域創生」をテーマにシンポジウムを開催します。
 外国人お遍路の研究をしているディビット モートン氏と、タレントのパックンマックンによる基調講演に加え、地域の文化を活かした国際交流に取り組んでいる城西高等学校の生徒たちとパックンマックンとのトークセッション、吉本光宏氏、園山土筆氏、北川フラム氏によるプレゼンテーションなどを交えつつ、国際文化交流による地域創生について議論します。
 どなたでも御参加いただけますので、是非お申し込みください。
日時:平成31年1月20日(日曜日) 13時30分から17時00分(予定)
場所:徳島県立21世紀館イベントホール(徳島市八万町向寺山 文化の森総合公園内)
※詳細はこちら(Culture NIPPONウェブサイト)
Culture NIPPON
※参加申込みフォームはこちら
文化庁「Culture NIPPON シンポジウム」徳島大会 お申込みフォーム

(お問合せ先)
「Culture NIPPON シンポジウム」運営事務局
電話:03-3515-6794
(本件担当)文化庁参事官(芸術文化担当)付新文化芸術創造活動推進室
電話:03-5253-4111(内線3108)

□【お知らせ】来年4月にスタートする専門職大学・専門職短期大学について

〔高等教育局専門教育課〕

 専門職大学・専門職短期大学は、来年(2019年)4月にスタートする新しいタイプの大学です。従来の大学と専門学校の長所を取り入れて、理論にも裏付けられた「高度な実践力」と「豊かな創造力」を身に付けることができます。文部科学省では、専門職大学・専門職短期大学の概要、特色等をホームページで公開しています。是非、御覧ください。
※詳細はこちら
専門職大学・専門職短期大学・専門職学科

◆来年(2019年)4月に開設する専門職大学・専門職短期大学
・国際ファッション専門職大学(東京都、愛知県、大阪府)
 国際ファッション学部
・高知リハビリテーション専門職大学(高知県)
 リハビリテーション学部
・ヤマザキ動物看護専門職短期大学(東京都)
 動物トータルケア学科
※詳細は各大学にお問い合わせください。

(お問合せ先)
高等教育局専門教育課専門職大学係
電話:03-5253-4111(内線4757、3128)

□【発行】「教育委員会月報」について

〔初等中等教育局初等中等教育企画課〕

 「教育委員会月報」は、文部科学省の実施する施策の論説・解説や各都道府県・市町村教育委員会の特色ある取組等の紹介など、全国の教育関係者に有用な教育行政に関する情報を提供している月刊誌です。
 12月号の特集は、「『平成29年度学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果』について」と「校務の情報化(統合型校務支援システムの導入)について」です。
※詳細はこちら(第一法規株式会社ウェブサイト)
教育委員会月報

(お問合せ先)
初等中等教育局初等中等教育企画課地方教育行政係
電話:03-5253-4111(内線4678)

 □【発行】「初等教育資料」12月号について

〔初等中等教育局教育課程課〕

 12月号の特集1のテーマは「道徳科を要とした道徳教育の展開―変わること、変わらないこと、求められること―」です。本特集では、道徳科の全面実施に当たって、その目指す方向性を解説と論説、事例、鼎談(ていだん)をもとに考えます。
 特集2のテーマは「移行期間中における外国語活動の授業づくりのポイント」です。本特集においては、論説及び新教材例を活用した事例を通して、移行期間に求められる授業づくりのポイントを考えます。
※詳細はこちら(株式会社東洋館出版社ウェブサイト)
初等教育資料

(お問合せ先)
初等中等教育局教育課程課教育課程第一係
電話:03-5253-4111(内線2916)

□【発行】「中等教育資料」12月号について

〔初等中等教育局教育課程課〕

 12月号では、「学校図書館を活用した教育の充実」と題して、都道府県市及び学校における具体的な施策や実践を取上げ、学校図書館を活用した教育の充実について解説しています。
※詳細はこちら(学事出版ウェブサイト)
中等教育資料

(お問合せ先)
初等中等教育局教育課程課教育課程第三係
電話:03-5253-4111(内線3706)

□【地方教育行政研修生リレーエッセイ】

初等中等教育局児童生徒課生徒指導調査分析係 岡村吉隆(鳥取県)

 「鳥取県」について、どんなイメージを持っておられるでしょうか。
 砂丘 大山 二十世紀梨 松葉ガニ 全国で一番人口が少ない県 または「スタバはなくてもスナバ(砂場)はある」から生まれた「すなば珈琲」?  
 海と山の豊かな自然に囲まれた鳥取は、小さな県ですが国立公園が2つあり、ジオパークに認定されるなどの美しい地質遺産や四季を彩るすばらしい景勝地、大地の恵みの温泉やおいしい食材の宝庫の地です。
 また、実直で温かな人々が受け継いできた伝統文化など、たくさんの魅力にあふれています。中でもそうしたすばらしい環境のもとで育っている子どもたちは、何よりも鳥取県の宝といっていいでしょう。
 今、社会情勢の著しい変化や科学技術の急速な広がりなど、まさに激動の時代を迎えています。学校教育においても、多様化・複雑化する多くの課題が目の前にあります。こうした新たな時代をたくましく豊かに生き抜くためのポイントとして「人材の育成」があると考えています。
 特に人口の最少県である鳥取県にとっては、「人材」は大きな財産であり、まさに「人材」を「人財」として、私たちはこれからの時代を乗り越えていくといった認識に立つ必要があると考えています。
 私の研修生活も3分の2が過ぎました。省内の皆さまの懇切丁寧なご指導のもと、多くのことを学ばせていただいております。微力ではありますが、文部科学省で学んだことを持ち帰り、しっかりと還元していき、宝である子どもたちのために生かしていきたいと思っています。
※これからの季節のおすすめは、「温泉」と「松葉ガニ」です。魅力あふれる鳥取県にどうぞお越しください。とっとりでまっとります!!

□【地方教育行政研修生リレーエッセイ】

初等中等教育局初等中等教育企画課企画係  西澤健介(長野県)

 たった1,000人。
 私の出身地、長野県下伊那郡大鹿村の人口です。南信州の山間部に位置し、平成29年に国重要無形民俗文化財に指定された地芝居「大鹿歌舞伎」で知られています。コンビニもなければ信号もない、大自然に囲まれたのどかな村です。
 文科省での研修も8か月が過ぎ、10月からは特に時間と業務に追われる毎日が続いています。そんな折り、先日大鹿村に帰省する機会がありました。小鳥の鳴き声、川のせせらぎしか聞こえない、まるで時が止まってしまったかのように穏やかな故郷を一望し、とても癒されました。77市町村からなる長野県にはこのような場所がたくさんあります。みなさんも多忙な毎日をお過ごしかと思いますが、お時間ができた際はぜひ一度泊りがけでお越しいただき、ゆっくり羽を伸ばしてみては如何でしょうか。
 宿泊する程の時間がない…という方に提案です。来年1月27日(日曜日)に長野市内で、元プロ陸上選手の為末大さん、教育経済学者の中室牧子さんと阿部守一長野県知事がこれからの時代に必要な「学び」とは何かを考えるフォーラムが開催されます。もしご興味があれば、善光寺への遅めの初詣を兼ねてお出かけください。東京駅から新幹線で最短1時間20分程度で来れますので、1日だけでもお楽しみいただけます。厳寒期ですので、防寒対策はバッチリで。信州そばを食べて温まってからお帰りください!
※フォーラムの詳細はこちら(長野県ウェブサイト)
これからの時代に必要な「学び」とは?~為末大さん、中室牧子さんと考える~学びの県づくりフォーラムVol.1


お問合せ先

初等中等教育局

「初中教育ニュース」編集部
電話番号:03-5253-4111

(初等中等教育局「初中教育ニュース」編集部)

-- 登録:平成30年12月 --