初中教育ニュース(初等中等教育局メールマガジン)第345号(平成30年10月12日)

[目次]

【お知らせ】
□「20分で学べる!NITSのオンライン研修『新学習指導要領編』」について
□「日本の外国語教育はこう変わる!」動画配信について
□「遠隔教育の推進に向けた施策方針」の策定について
□遠隔学習導入ガイドブック(第3版)の公表について
□不登校児童生徒が自宅においてIT等を活用した学習活動を行った場合の積極的な対応について
□小・中学校段階における病気療養児に対する同時双方向型授業配信を行った場合の指導要録上の出欠の取扱い等について(通知)
□トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】第5期募集について
□「第40回少年の主張全国大会」の開催について 
□明治150年記念シンポジウム「学校建築の変遷~継承と発展~」の参加者募集について
□京都で2020東京大会に向けたシンポジウムの開催について
【発行】
□「教育委員会月報」について
【地方教育行政研修生リレーエッセイ】
□教職員課改革推進係 柳伸彦(尼崎市)
□参事官(学校運営支援担当)付運営支援推進係 関元徳(むつ市)

□【お知らせ】「20分で学べる!NITSのオンライン研修『新学習指導要領編』」について

〔初等中等教育局教職員課〕 

 独立行政法人教職員支援機構(略称:NITS・ニッツ)では、校内研修等で活用できるように、NITSウェブサイトにおいて、インターネット上の動画配信サイトを利用した20分程度の講義動画を提供しています。
 オンライン研修「新学習指導要領編」では、小学校等の新学習指導要領のポイントを説明しています。
校内研修での利用はもちろん、個人でも利用できますので、是非御活用ください。
※詳細はこちら(独立行政法人教職員支援機構ウェブサイト)
新学習指導要領編(校内研修シリーズ)

(お問合せ先)
独立行政法人教職員支援機構次世代教育推進センター調査企画課
電話:03-6811-0755/0756
(本件担当)
初等中等教育局教職員課研修支援係
電話:03-5253-4111(内線2986)

□【お知らせ】「日本の外国語教育はこう変わる!」動画配信について

〔初等中等教育局国際教育課〕

 文部科学省では、外国語教育に携わる先生方を強力にバックアップするため、YouTube mextchannelに、「授業動画」や「現場教員や大学有識者と教科調査官との対談動画」を順次掲載します。
 第1弾として、小・中・高等学校全体の外国語教育の学習指導要領改訂の「肝」を、上智大学の吉田研作教授に解説していただいた動画を掲載しました。是非御覧ください。
※詳細はこちら
 →YouTube mextchannel

(お問合せ先)
初等中等教育局国際教育課外国語教育推進室
電話:03-5253-4111(内線3075)


□【お知らせ】「遠隔教育の推進に向けた施策方針」の策定について

〔生涯学習政策局情報教育課〕

 文部科学省では、このたび、遠隔教育の本格的な推進に向け、「遠隔教育の推進に向けた施策方針」を取りまとめました。
 学校教育における遠隔システムの効果的な活用は、児童生徒が多様な意見に触れ、様々な体験を積む機会を増やすなど、教育の質の更なる向上に繋がるものです。文部科学省においては、今後、当方針に基づき遠隔教育を推進して参ります。
※施策方針はこちら
遠隔教育の推進に向けた施策方針

(お問合せ先)
生涯学習政策局情報教育課教育情報施策調整係
電話:03-5253-4111(内線2085)

□【お知らせ】遠隔学習導入ガイドブック(第3版)の公表について

〔生涯学習政策局情報教育課〕

 文部科学省では、平成27年度からの3年間、人口減少社会におけるICTの活用による教育の質の維持向上に係る実証事業を実施し、小規模校の教育上の課題を克服するために、離れた学校の教室同士をICTでつなぎ、合同で学ぶ遠隔合同授業の指導方法や学習効果の検証を行いました。
 この検証結果を踏まえ、実践例やICT活用の際のポイントを盛り込んだ「遠隔学習導入ガイドブック(第3版)」をこのたび取りまとめ、webページに公表しましたので、自治体や学校においては、是非御活用ください。
※詳細はこちら(「遠隔学習導入ガイドブック」第1版から第3版まで掲載)
人口減少社会におけるICTの活用による教育の質の維持向上に係る実証事業

(お問合せ先)
生涯学習政策局情報教育課学習情報係
電話:03-5253-4111(内線2329、3263)

□【お知らせ】不登校児童生徒が自宅においてIT等を活用した学習活動を行った場合の積極的な対応について

〔初等中等教育局児童生徒課〕

 文部科学省では、このたび取りまとめられた「遠隔教育の推進に向けた施策方針」を踏まえ、不登校児童生徒が自宅においてIT等を活用した学習活動を効果的に取り入れることにより、学習機会の充実を図っていく観点から、「不登校児童生徒が自宅においてIT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱い等について(通知)」(平成17年7月6日)に記載されている出席扱い等の要件や留意事項、参考事例を示した事務連絡を10月1日付けで発出しましたので御確認ください。
※通知等はこちら
不登校児童生徒が自宅においてIT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱い等について(通知)(※国立国会図書館ホームページへリンク)別ウィンドウで開きます

(お問合せ先)
初等中等教育局児童生徒課生徒指導室生徒指導第一係
電話:03-5253-4111(内線3299)

□【お知らせ】小・中学校段階における病気療養児に対する同時双方向型授業配信を行った場合の指導要録上の出欠の取扱い等について(通知)

〔初等中等教育局特別支援教育課企画調査係〕

 このたび取りまとめられた「遠隔教育の推進に向けた施策方針」を踏まえ、平成30年9月20日付けで「小・中学校段階における病気療養児に対する同時双方向型授業配信を行った場合の指導要録上の出欠の取扱い等について(通知)」を発出しました。
 本通知により、小・中学校等においては、病院や自宅等で療養中の病気療養児に対し、一定の要件の下、インターネット等のメディアを利用してリアルタイムで授業を配信し、同時かつ双方向的にやりとりを行った場合、校長は、指導要録上出席扱いとすること及びその成果を当該教科等の評価に反映することができることとしました。本制度を積極的に御活用くださるようお願いします。

(お問合せ先)
初等中等教育局特別支援教育課企画調査係
電話:03-5253-4111(内線3193)


□【お知らせ】トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】第5期募集について

〔官民協働海外留学創出プロジェクト〕
 
 官民協働海外留学創出プロジェクトでは、平成30年10月1日(月)から「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム【高校生コース】」第5期募集を開始しました。このことに伴い、全国13都市で教職員・保護者を対象とした募集説明会を実施いたします。公式ウェブサイトで説明会の参加予約を受け付けていますので、是非御参加ください。
※詳細はこちら(トビタテ!留学JAPANウェブサイト)
高校生の留学

★先生のための「生徒の主体性を育む」高校留学ガイド発行!
 高校時代に留学する生徒はわずか数%に留まっています。一方で、短期であっても留学が生徒の「主体性を持って多様な人々と協働する態度」を育むことが見直されてきています。
 本ガイドでは、今なぜ留学が必要なのか、受験や人生にどのように生かせるのかについて、複数のデータや事例とともに御紹介しています。
※ダウンロードはこちら
先生のための高校留学ガイド(トビタテ!留学JAPANウェブサイト)
※≪学校担当者限定情報≫高校留学ガイドは下記のURLにアクセスし、配送申込フォームからお申込みいただけます。(学校へ配送となります。)
トビタテ!留学JAPAN 広報ツール配送申込フォーム(トビタテ!留学JAPANウェブサイト)

(お問合せ先)
官民協働海外留学創出プロジェクト
トビタテ!留学JAPAN【高校生コース】
電話:03-5253-4111(内線4937・3624)


□【お知らせ】「第40回少年の主張全国大会」の開催について

〔生涯学習政策局青少年教育課〕

 国立青少年教育振興機構では、中学生が日常生活を送る中で考えたことや感謝の思い、感銘を受けた経験などを発表する「少年の主張全国大会」を開催しています。
 今年は11月11日(日曜日)に全国約55万人の参加者から全国大会審査委員会で選考された12名が国立オリンピック記念青少年総合センターで発表を行います。
 中学生の主張に興味、関心のある方の参加申込をお待ちしています。
 なお、当日は、会場の様子をライブ配信することにしています。
日時:平成30年11月11日(日曜日)13時00分から16時00分
場所:国立オリンピック記念青少年総合センターカルチャー棟大ホール(東京都渋谷区代々木神園町3?1)
対象:中学生の主張に興味、関心のある方
参加費:無料
※詳細・参加申込みはこちら(国立青少年教育振興機構ウェブサイト)
事業申込ページ
※ライブ配信はこちら
第40回少年の主張全国大会

(お問合せ先)
独立行政法人国立青少年教育振興機構事業課事業係
電話:03-6407-7683
(本件担当)
 生涯学習政策局青少年教育課事業係
 電話:03-5253-4111(内線2056)


□【お知らせ】明治150年記念シンポジウム「学校建築の変遷~継承と発展~」の参加者募集について

〔大臣官房文教施設企画部施設企画課〕

 文部科学省では、明治150年記念シンポジウム「学校建築の変遷~継承と発展~」への参加者の募集をしています。
 本シンポジウムでは、明治5年の学制発布以降、我が国の近代教育制度の礎として様々な工夫が凝らされてきた学校施設について、150年にわたる先人の知恵を代表的な事例とともに振り返り、これからの学校施設の在り方を考えていきます。皆様からの参加申込をお待ちしています。
日時:平成30年11月2日(金曜日)13時00分から17時45分
場所:東京国際交流会館 プラザ平成(定員250名、参加費無料)
※詳細・参加申込はこちら
明治150年記念シンポジウム「学校建築の変遷~継承と発展~」の開催について

(お問合せ先)
 大臣官房文教施設企画部施設企画課指導第一係
 電話:03-5253-4111(内線2291)


□【お知らせ】京都で2020東京大会に向けたシンポジウムの開催について

〔文化庁参事官(芸術文化担当)〕

 文化庁では、我が国の文化の力を発信するとともに,2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の機運醸成を目的として,文化庁の移転を控える京都の地で,「Culture NIPPON シンポジウム」を開催します。
 本シンポジウムでは、著名文化人(湯浅真奈美氏,辰巳琢郎氏,為末大氏,田端一恵氏)によるプレゼンテーションや,ロバート キャンベル氏をモデレータとし,宮田文化庁長官を加えたパネルディスカッションを行います。
 どなたでも御参加いただけますので、是非お申し込みください。
日時:平成30年11月9日(金曜日) 14時00分から17時30分予定
場所:長岡京記念文化会館
※詳細はこちら(Culture NIPPONウェブサイト)
Culture NIPPON
※参加申込みフォームはこちら
文化庁「Culture NIPPON シンポジウム」京都大会 お申込みフォーム

(お問合せ先)
「Culture NIPPON シンポジウム」運営事務局
電話:03-3515-6794
(本件担当)文化庁参事官(芸術文化担当)付新文化芸術創造活動推進室
電話:03-5253-4111(内線3108)


□【発行】「教育委員会月報」について

〔初等中等教育局初等中等教育企画課〕

 「教育委員会月報」は、文部科学省の実施する施策の論説・解説や各都道府県・市町村教育委員会の特色ある取組等の紹介など、全国の教育関係者に有用な教育行政に関する情報を提供している月刊誌です。
 10月号の特集は、「障害者の生涯を通じた多様な学習活動の充実について」です。
※詳細はこちら(第一法規株式会社ウェブサイト)
教育委員会月報

(お問合せ先)
初等中等教育局初等中等教育企画課教育委員会係
電話:03-5253-4111(内線4678)


□【地方教育行政研修生リレーエッセイ】

初等中等教育局教職員課改革推進係 柳伸彦(尼崎市)

 「安い・おもろい・ちょっとあやしい…」これは私が子ども心に感じていた30年前頃の尼崎市のイメージです。産業都市として大きな役割を担ってきた尼崎ですが、その一方で環境面では課題がありました。しかし、様々な人々の努力で環境が改善され、平成25年度には国から環境モデル都市に選定していただきました。さらに今年、住宅ローン専門金融機関による「本当に住みやすい街大賞2018in関西」で、JR尼崎駅が1位に輝きました。大阪から新快速で5分、利便性と物価の安さは尼崎の大きな魅力です。
 学力面においても、10数年前までは全国との差がありましたが、子どもたちや教職員の努力、ご家庭の協力、市教委の施策などにより大きく改善され、概ね全国レベルになりました。そして今、子どもたち一人ひとりに応じた学びや育ちを支援するため「尼崎市学びと育ち研究所」を設置し、エビデンスに基づく教育政策を進めるべく動き出しています。
 また、「みんなが先生 みんなが生徒 どこでも教室」をスクールモットーに、学びの場や、学んでいる人、活動が連携するためのプラットフォーム「みんなの尼崎大学」などのプロジェクトにより、まちのあちこちに市民の学びの場が広がっています。
 来年3月29日には、(株)ミドリ電化(現エディオン)の創業者である安保(あぼ)さんの寄付により再建される「尼崎城」が一般公開されます。「ひと咲き まち咲き あまがさき」進化し続ける魅力たっぷりの尼崎にぜひお越しください。


□【地方教育行政研修生リレーエッセイ】

初等中等教育局参事官(学校運営支援担当)付運営支援推進係 関元徳(むつ市)

 むつ市は,本州の北端の半島である青森県の下北半島内に位置します。りんごで有名な津軽半島と混同される方もいますが,地図上では右側の「鉞(まさかり)」のような形をしています。 “日本で初めてのひらがなの市”として「むつ市」は来年度,記念すべき市制施行60周年を迎えます。
むつ市の中心に位置する本州最北端の駅「下北駅」までは,東京駅から約5時間かけての到着です。下北半島はイタコの口寄せで知られる日本三大霊場の1つの恐山や,「北限のサル」と呼ばれているニホンザルの生息地として知られています。また,日本ジオパークに認定された「下北ジオパーク」は,地球が積み重ねてきた歴史を凝縮した地形を多く有することから,まさに「自然に抱かれる」を体感していただけるのではないでしょうか。
 さらに,豊かな自然ではぐくまれた食は絶品で,私のおすすめは陸奥湾で育ったホタテを使った郷土料理「味噌貝焼き(みそかやき)」で,ご飯のお供にしてもよし,またお酒のお供にしてもよしという非常に万能な仕上がりの料理です。北国の料理らしく,非常に味が濃い仕上がりですが,その味に負けずにさらにおいしくいただけるような地酒も多くあります。三方を海で囲まれた半島ならではの海産物とおいしいお酒を是非むつ市で味わってみませんか?
うだであずましとこだして,かさまい,むつ下北さ!!(とても居心地がいいところですので,むつ下北に是非お越しください)


お問合せ先

初等中等教育局

「初中教育ニュース」編集部
電話番号:03-5253-4111

(初等中等教育局「初中教育ニュース」編集部)

-- 登録:平成30年11月 --