初中教育ニュース(初等中等教育局メールマガジン)第286号

[目次]

□【お知らせ】放射線と食品安全・健康影響に関する情報発信コンテンツについて
□【お知らせ】大学を知る手がかりとして「認証評価リーフレット」の活用について
□【お知らせ】文部科学省共済組合箱根宿泊所「四季の湯 強羅静雲荘」の利用について
□【発行】「教育委員会月報」、月刊「初等教育資料」、月刊「中等教育資料」
□【連載】地方教育行政実務研修生によるリレートーク89


□【お知らせ】放射線と食品安全・健康影響に関する情報発信コンテンツについて

〔消費者庁消費者安全課〕                                                           
〔環境省総合環境政策局環境保健部放射線健康管理担当参事官室〕

  東京電力福島第一原子力発電所事故から5年が経過しましたが、放射線による健康影響や、食品の安全性に対して不安を抱いている方は今なおいらっしゃいます。
  消費者庁、環境省では、放射線と食品安全・健康影響に関し、正確な情報提供を行うことを目的に、下記のコンテンツを用意しております。
  児童生徒や保護者の方々へ放射線、食品安全に関する情報をお伝えされる際に、是非これらコンテンツをご活用いただき、教育関係者の皆様の一助となりましたら幸いです。
  また、これらコンテンツにご興味、ご質問をお持ちの方や講師派遣をお求めの方は下記問合せ先までご連絡ください。
1.食品中の放射性物質について(消費者庁)
■講師派遣等の協力・支援
  「教職員研修」や「生徒向けの出前授業」等に、外部講師や当庁職員を無料で派遣し、放射線による健康影響や、食品中の放射性物質の現状等について説明し、参加者の疑問、不安等について回答します。(旅費・諸謝金の全額負担が可能)。
■ウェブサイト、冊子での情報提供
  放射線の基礎から、食品中の放射性物質の基準値、検査結果等について説明した冊子を消費者庁ウェブサイトで公表しています。ご希望の方には冊子の無償提供が可能です。
・食品と放射能Q&A(第10版)
  食品中の放射性物質に関する最新の詳細データを紹介し、分かりやすく説明する冊子です(A4・60ページ)。
※「食品と放射能Q&A(第10版)」は食品と放射能Q&A(※消費者庁のウェブサイトへリンク)から御覧いただけます。
・食品と放射能Q&Aミニ(第2版)
  「食品と放射能Q&A」を基に、理解のポイントを整理してまとめた小冊子(B5・20ページ)です。イラストをふんだんに使用し、中学生にも分かりやすい内容となっています。
※「食品と放射能Q&Aミニ(第2版)」は食品と放射能Q&Aミニ(※消費者庁のウェブサイトへリンク)から御覧いただけます。
2.放射線による健康影響等について(環境省)
■ウェブサイト、冊子での情報提供
・放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料
  環境省では、放射線の基礎知識、放射線による健康影響に関する科学的知識や関係省庁の情報等を収録した冊子を作成しています。
※「放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料」は放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料(平成27年度版)の掲載について(お知らせ)(※環境省のウェブサイトへリンク)から御覧いただけます。
・Q&A
  Q&Aも作成しておりますので、保護者の皆様からの御質問があった際に御参照ください。
※「Q&A」はQ&A(平成27年度版)(※環境省のウェブサイトへリンク)から御覧いただけます。
・放射線による健康影響等に関するポータルサイト
  福島県及び福島近隣県の自治体や関係省庁の公表した放射線等に関する情報を集約したサイトです。
  上記の「放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料」と「Q&A」の掲載に加え、福島県の実施する県民健康調査や、除染、モニタリングについての情報等に放射線による健康影響等に関するポータルサイト(※環境省のウェブサイトへリンク)からアクセスすることが可能です。

(お問合せ先)
【食品中の放射性物質に関すること】
  消費者庁 消費者安全課 食品安全班
  電話 : 03-3507-9280(直通)
  Mail : g.anzenshoku@caa.go.jp
【放射線による健康影響等に関すること】
  環境省 総合環境政策局環境保健部 放射線健康管理担当参事官室
  電話:03-5521-9248(内線6398)
  Mail:ml-kenkokanri@env.go.jp


□【お知らせ】大学を知る手がかりとして「認証評価リーフレット」の活用について

〔認証評価機関連絡協議会事務局〕

  すべての大学は、当該大学の教育研究等の総合的な状況について、認証評価機関による評価(認証評価)を受けることが義務付けられております。
  この認証評価は、大学等の教育研究活動等の質の保証を行うとともに、大学自らの改善に役立ててもらうことを目的としております。
  認証評価機関12機関で構成されている認証評価機関連絡協議会では、認証評価制度や大学等の評価結果等についてウェブサイトを立ち上げ、社会への積極的な発信に取り組んでおります。
  このたび、高等学校関係者を主な対象として、認証評価機関連絡協議会ウェブサイトを紹介するリーフレットを作成しました。
  このウェブサイトでは、すべての大学、短期大学の評価結果にアクセスできます。
  高等学校等での進路指導の場などで、興味のある大学等の優れた取組や教育内容、学習支援の状況等を知る手がかりとして、ぜひご活用ください。
※認証評価機関連絡協議会のウェブサイト(※認証評価機関連絡協議会のウェブサイトへリンク)
  なお、高等学校等において、リーフレット配布にご協力いただける場合は必要部数を発送させていただきますので、下記のお問い合わせ先までご連絡ください。
※リーフレットは認証評価機関連絡協議会 これまでの取組(※認証評価機関連絡協議会のウェブサイトへリンク)から御覧いただけます。

(お問合せ先)
  認証評価機関連絡協議会事務局
 (独立行政法人大学改革支援・学位授与機構 評価事業部 評価企画課)
  電話:042-307-1612、1613
  E-mail:hyokikaku1@niad.ac.jp


□【お知らせ】文部科学省共済組合箱根宿泊所「四季の湯 強羅静雲荘」の利用について

〔大臣官房人事課福利厚生室〕

  文部科学省共済組合箱根宿泊所「四季の湯 強羅静雲荘」では、各種会議、セミナー、研修等でのご利用に最適な「宿泊+温泉付 セミナー・研修プラン」をご用意しております。
  このプランは、会議室、インターネット接続、冷暖房、備品類(ホワイトボード、スクリーン、マイク等)のご利用料金が含まれる大変お得なプランとなっており、昼食や宴会もご用意可能です。
  教職員の皆様を始め、教育委員会の皆様にも是非ともご利用・ご活用いただきたくご案内申し上げます。
  できる限り皆様のご要望に添えるよう柔軟に対応させていただきますので、お気軽に下記までお問い合わせください。
※「四季の湯 強羅静雲荘」については、四季の湯 強羅静雲荘のホームページ(※四季の湯 強羅静雲荘のウェブサイトへリンク)を御確認ください。

(お問合せ先)
  四季の湯 強羅静雲荘
  電話:0460-82-3591
  E-mail:gora-seiunsou@poppy.ocn.ne.jp


□【発行】月刊誌について

〔初等中等教育局〕

<教育委員会月報>
  文部科学省の実施する施策の論説・解説や各都道府県・市町村教育委員会の特色ある取組等の紹介など、全国の教育関係者に有用な教育行政に関する情報を提供している月刊誌です。
9月号の特集は「エコスクールを教材とした環境教育」です。
※詳細は第一法規株式会社のホームページ(※第一法規株式会社のウェブサイトへリンク)を御確認ください。

(お問合せ先)
  初等中等教育企画課 教育委員会係
  電話:03-5253-4111(内線4678)

<月刊「初等教育資料」>
  小学校教育及び幼稚園教育の充実を図るため、教育課程や学習指導をはじめ、初等教育をめぐる諸課題について、参考となる考え方や実践事例、教育行政に関する情報や全国の教育事情など最新の情報を紹介している月刊誌です。
  9月号の特集は「1小学校における外国語教育の方向性 2社会に見られる課題を把握して社会の発展を考える学習の充実」です。
※詳細は株式会社東洋館出版社のホームページ(※株式会社東洋館出版社のウェブサイトへリンク)を御確認ください。

(お問合せ先)
  教育課程課 教育課程第一係
  電話:03-5253-4111(内線2903)

<月刊「中等教育資料」>
  中央教育審議会においては、次期学習指導要領に向けた審議が行われており、8月26日に、「次期学習指導要領等に向けたこれまでの審議のまとめ」が取りまとめられました。9月号では、「保健体育」「技術・家庭」「家庭」「外国語」を取り上げ、各教科等別の検討状況の報告や、各教科等において育成を目指す資質・能力について
の考察を特集しています。
月刊「中等教育資料」(※学事出版株式会社のウェブサイトへリンク)

(お問合せ先)
  教育課程課 教育課程第三係
  電話:03-5253-4111(内線3706)


□【連載】地方教育行政実務研修生によるリレートーク89

「私にとっての文部科学省」

初等中等教育局 教職員課       
松本 博(鳥取県教育委員会)

  鳥取県から研修生として参りました松本と申します。鳥取県といえば、山は大山、海はポケモンGOのスポットで有名な鳥取砂丘を含む山陰海岸ジオパーク、そしてゲゲゲの鬼太郎に名探偵コナンと、多方面にわたり観光の名所があります。皆様は、どのくらい知っていますか?
  先日、お世話になっている文部科学省に「コナンコーヒー」なるものをお土産として買って帰ったところ、「なぜコナン???」となりましたが、「作者の青山剛昌先生の出身地なのですよ」と話をしたところ、あのオープニングのフレーズがどこからともなく流れてきました。こうして鳥取のアピールをしていくことも大事な任務であ
ると感じた瞬間でした。
  そして、全国で最後にスタバのできた県。なんといっても我らが県知事の名言「スタバはなくてもすなば(砂場)はある」から生まれた、その名も「すなば珈琲」は、県内外からのお客さんで連日大賑わいです。ぜひ鳥取にお越しの際は、寄ってみてください。
  さて、文部科学省での研修が始まり、早いもので約半年が経ちました。東京での生活は驚きの連続でスタートしました。満員電車の洗礼、どこに行っても行列、とにかく歩く、走る。地元での車生活から、まったく逆の生活が始まりました。
  4月は、皆様の会話についていけず、新しい生活にも慣れず、「自分はここで何ができるのだろう、何をがんばるのだろう?」という不安ばかりの日々でしたが、1日、2日と関わらせていただく中で、子供の成長に関わる様々なことがスピーディーに、そして丁寧にかつ計画的に出来上がっていく瞬間を目の当たりにし、「ここでの経験を
県に還元することが自分の役割だ、教育の最先端で発信することを確実に県へ、そして各学校へ届けるために来たのだ」という実感が湧いてきました。
  鳥取県は日本一小さい県ですが、小さいからこそできる小回りを利かせて、全県一致の教育「チーム鳥取」を目指しています。少人数指導、特別な支援を必要とする児童生徒、子供を取り巻く環境、いじめ・不登校・・・抱えている問題は同じです。まだまだ何の役にも立たない私ですが、この文部科学省という日本の中心から児童生徒
の教育を一緒に考えていくことができる喜びをかみしめて、残りの約半年もさらに吸収していこうと思います。
  さて、次回のリレートークは京都府から派遣された文部科学省研修生、久江良太さんです。



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電話番号:03-5253-4111

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-- 登録:平成28年10月 --