賠償が認められた事例
事例 19
令和5年12月27日成立
公表番号 2032
風評被害による営業損害
- 対象者
- 自主避難 事業者の方
- 和解金額
- 総額 28 万円
- 概要
-
- 風評被害による営業損害
- 自主的避難等対象区域(須賀川市)において稲作農業を営む申立人につき、令和2年分から令和4年分の風評被害による逸失利益として、令和元年に賃貸していた田の一部が返還されて自作に転じた分も加えた作付面積を前提として算出した販売数量に、事故前後の販売価格の価格差を乗じる方式で算出した金額)の賠償が認められた(ただし、既払金を控除した額)の賠償が認められた。
ポイント
風評被害により売上が減少するなどした場合、すでに東京電力から賠償を受けていても、事故前と事故後の具体的状況を比較するなどして、賠償を認める期間、損害額などを検討し、追加で賠償が認められることがあります。