賠償が認められた事例

事例 23

令和元年5月28日成立

公表番号 1553

風評被害による営業損害

対象者
自主避難 事業者の方
和解金額
総額 455 万円
概要
風評被害の継続が認められて賠償
自主的避難等対象区域で果物の生産販売業を営む申立人の平成30年分の営業損害について、出荷量の増加や増収が認められるものの、風評被害の継続を認めた上で、果物の単価下落幅に出荷数量を乗じた額(ただし、出荷量が大幅に増加した果物については、8割の限度)が賠償された。

ポイント

福島県産の農林水産物について、原発事故以降に生じた買い控え等による被害については、原則として、原発事故と相当因果関係のある損害として賠償が認められます。