賠償が認められた事例
事例 12
令和6年4月10日成立
公表番号 2058
自分の畑で自家消費のための野菜を作っていた
- 対象者
- 避難指示 個人の方
- 和解金額
- 総額 24 万円
- 概要
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- 自分の畑で自家消費のための野菜を作っていた
- 緊急時避難準備区域(南相馬市原町区)に居住していた申立人について、所有する畑で野菜を栽培し自家消費していたものの、原発事故により作付けができなくなり行政による農地除染がなされるまでその状態が継続したこと及び除染後も直ちに原発事故前と同等に栽培ができるわけではないことを考慮して、生活費増加費用(原発事故の影響により自家消費野菜の栽培ができなくなったことにより増加した野菜購入費用)の賠償が認められた。
ポイント
原発事故の影響により自家消費野菜の栽培ができなくなった場合、増加した野菜購入費用について追加的に賠償が認められる場合があります。