賠償が認められた事例
事例 09
令和2年5月18日成立
公表番号 1681
登記簿上では畑だが現況は畑ではない土地
- 対象者
- 避難指示 個人の方
- 和解金額
- 総額 799 万円
- 概要
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- 登記簿上では畑だが現況は畑ではない土地
- 登記上の地目は畑だが現況は空き地の土地について、同土地が都市計画法の定める用途地域内に所在し、不動産鑑定で宅地と評価されている隣接地と一体として利用されていること及び間口の狭い旗竿地 (はたざおち)であること等を踏まえ、隣接地の単価の8割で算定して賠償が認められた。
ポイント
避難指示などで避難が必要となって、土地の管理ができなくなったことによる損害について、賠償が認められました。直接請求では登記簿の地目や名寄せの現況地目等に従って賠償されますが、ADRセンターでは写真等を基に事故当時の現況を判断して賠償されます。