賠償が認められた事例

事例 13

令和3年1月29日成立

公表番号 1746

直前に亡くなった親の遺体を残して避難

対象者
避難指示 個人の方
和解金額
総額 14 万円
概要
事故の直前に亡くなった父の遺体を置いて避難
原発事故直前に父が亡くなり、自宅に父の遺体を残したまま避難した。適切な時期に父を弔うことができなかったことについて、賠償が認められた。
居住地域外の火葬場の使用料も賠償
その後、居住地域外の火葬場で父を火葬したが、その自治体の住民票が登録されていないため、火葬場の使用料が通常よりも多く必要となり、その差額分の賠償が認められた。

ポイント

原発事故が原因となって精神的苦痛を受けたと認められる場合には、慰謝料が賠償されます。また、避難指示などで避難が必要となって、生じた出費について賠償が認められました。