賠償が認められた事例
事例 01
令和2年11月20日成立
公表番号 1730
避難によって家族が離れ離れに
- 対象者
- 避難指示 個人の方
- 和解金額
- 総額 182 万円
- 概要
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- 避難によって家族が離れ離れになった
- 避難によって家族が離れて生活する必要が生じ、妻は避難場所を転々とした上に、避難をしながら出産を控えた娘の世話をした。
- 要介護の家族と避難
- 妻は要介護の夫と義理の母を介護しながらの避難であり、夫婦それぞれに対して慰謝料が通常より増額されて賠償された。
ポイント
事故による避難によって家族と離れて暮らしたり、避難中に要介護の家族を介護したりするなど、通常の避難者に比べて精神的苦痛が大きいと認められる場合には、目安とされた慰謝料よりも増額される可能性があります。また、介護をしながらの避難生活については、介護者と要介護者それぞれに対して賠償が認められる可能性があります。