賠償が認められた事例
事例 02
令和5年8月22日成立
公表番号 1996
乳幼児の世話をしながら避難生活
- 対象者
- 避難指示 個人の方
- 和解金額
- 総額 1542 万円
- 概要
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- 乳幼児の世話をしながら避難生活
- 避難指示解除準備区域(楢葉町)に居住していた申立人ら家族につき、 申立人(母)に、乳幼児の世話を理由とする日常生活阻害慰謝料増額分として、平成23年3月分から28年3月分まで、乳幼児の年齢・人数、避難先の状況等を踏まえ状況に応じ月額5万円から月額1万円の賠償が認められたほか、申立人ら各人に、過酷避難状況による精神的損害30万円、生活基盤変容による精神的損害 250万円の賠償が認められた。
ポイント
乳幼児の世話をしながら避難した場合、乳幼児の人数・年齢・避難先の状況などを考慮して、慰謝料が増額されることがあります。