賠償が認められた事例

事例 02

令和2年8月31日成立

公表番号 1711

乳幼児の世話をしながら避難生活

対象者
避難指示 個人の方
和解金額
総額 357 万円
概要
夫について
避難によって妻・子供と離れて生活しなければならなくなったため、避難生活を送っていた期間について、慰謝料が通常より増額されて賠償された。
妻について
乳幼児の世話をしながら避難生活を送ったため、末子が小学校に入学するまでの期間について、慰謝料が通常より増額されて賠償された。

ポイント

事故による避難によって家族と離れて暮らしたり、乳幼児の世話をしながら避難したりするなど、通常の避難者に比べて精神的苦痛が大きいと認められる場合には、目安とされた慰謝料よりも増額される可能性があります。