平成26年度 ESDオフィシャルサポーター プロフィール

さかなクン

さかなクン

【職業】
東京海洋大学客員准教授
【役職】
  • ・日本ユネスコ国内委員会広報大使
  • ・環境省 地球いきもの応援団
  • ・農林水産省お魚大使
  • ・JICAなんとかしなきゃ!プロジェクトメンバー
    など多数
【活動内容】
中学3年生のときにカブトガニのふ化に成功。
2006年東京海洋大学客員准教授に就任。2010年田沢湖で絶滅したと思われたクニマスの再発見に貢献。現在テレビの出演、執筆など多数を行う傍ら、子どもたちを中心に魚や海への興味を引き出し、漁業漁食と環境保全への理解が増すよう、魚のイラストを用いるなどさかなクンらしいカリキュラムを組み全国規模で講演を行っている。
【リンク】

https://www.facebook.com/sakanakun.official

【メッセージ】

今年もまたESDオフィシャルサポーターとして活動でき、嬉しいでギョざいます。私、さかなクンはお魚を通して、皆様にESDのことをお伝えしていければと思っております。
お魚は、陸の栄養やたくさんの種類の海の生き物がみんなで協力することによって元気に暮らしていけます。今、海の汚れやお魚のとりすぎ、地球温暖化などで、いろんな生き物がどんどん減っています。
今年はESDユネスコ世界会議の年。
私、さかなクンも地球の全てのいのちの応援団として、いろいろなことをギョ感(五感)で感じ、ぜひとも、皆様とレッツぎょーとがんばりたいです。

白井 貴子

白井 貴子

【職業】
シンガーソングライター
【役職】
  • ・神奈川県環境大使
  • ・横浜YESアンバサダー
    など
【活動内容】
1981年デビュー。「CHANCE」のヒットをきっかけに女性初の10日間連続ライブを成功させ、女性ポップロックの先駆者的存在に。
2005年「愛・地球博」で「BAOBAB」がテーマソングとなる。横浜市倉田小校歌「大好き倉田小」、全国植樹祭テーマソング「森へ行こう!」、神奈川県清川村キッズソング「みんなの未来」、静岡県沼津市のうた「浮島のうた」、北九州若戸大橋のうた「赤い橋のしたで」、福井県丹南地方「こしの都」メッセージソング「愛の花を咲かそう」など子供達との歌を多数発表。環境と教育をテーマとした「地球と遊ぼう」のミニミニライブ講演も多数行っている。
現在、子どもたちが親しみやすいESDメッセージソングを制作中。
【リンク】

https://www.facebook.com/takako.shirai.7

【メッセージ】

ESDユネスコ世界会議が開催される今年。オフシャルサポーターとして3年目の今年も頑張って楽しくESDを多くの皆さんにお伝えしてゆきます。
「ESD」って言葉は難しいけど、でも最近私はよくよくわかってきました。それはこの世界で起こっている全ての出来事を「思いやりの気持ちを持って見つめる。」ということ。「幸せな星、宇宙~地球でありますように!」その願いを胸に、日々の努力を惜しまず前進すること。生きる上で一番大切な「心持ち」それを「子供たちに伝えてゆきましょう!」という運動が「ESD」なのではないかと思います。
「心」は目に見えない分、伝えるのは難しい。でも「幸せを司る」大切なエンジンです。(^-^)/ 世の中は、数字も何もかもみんな「心」で動いています。
だから、その「心」が「愛情豊か」であれば、きっと「幸せな世界」になるはず!
諦めない心が大切です。
今回作らせていただいたESDメッセージソング「僕らは大きな世界の一粒の命」は。新緑の森。私の目の前でフワフワと楽しげに浮遊している黄緑の昆虫の愛らしさに思わず微笑んだ瞬感、ス~っと生まれました。
まさにMADE IN EARTH!自然からのいただきものです!
今回、その歌に長年のお友達の南流石さんに、とっても「愛らしい」振り付けを付けてもらいました。
さあ!歌と踊りを覚えて、大地の上で、宇宙の中で、みんなで歌い踊り「幸せ」へと進みましょう!Go!

松岡 修造

松岡 修造

【職業】
プロテニスプレーヤー、スポーツキャスター
【役職】
  • ・公益財団法人日本テニス協会
    理事/強化本部副本部長/スポーツ環境委員
  • ・公益社団法人日本テニス事業協会 理事
  • ・公益財団法人日本オリンピック協会 スポーツ環境専門部会員
  • ・特定非営利法人グローバル・スポーツ・アライアンス 理事
    など多数
【活動内容】
10才で本格的にテニスを始め、高校2年のとき、高校総体単・複・団体で三冠を達成。88年、初めて世界ランキングトップ100の壁を破り、95年のウィンブルドンでは日本人男子として62年ぶりにベスト8に進出。98年にプロツアーを卒業。同時にジュニアの育成とテニス界の発展のためにテニス活性化プロジェクト「修造チャレンジ」を設立。
現在は、ジュニアの育成とテニス界の発展のために力を尽くす一方、「報道ステーション」やオリンピックなどのスポーツ中継にてMCを務める。また、「くいしん坊!万才」などメディアでも幅広く活躍中。スポーツ界の環境保全を啓発・実践するJOCスポーツ環境アンバサダーでもある。
【リンク】

http://www.shuzo.co.jp

【メッセージ】

ESDオフィシャルサポーターに就任した松岡修造です。
僕はテニスプレイヤーとして、年間10か月間海外を転戦してきました。そして、いろんなことを経験し、さまざまなことを見て感じることができました。だからこそ、僕はESDを通して特に子どもたちに何かを感じて欲しいと思っています。
僕が17歳の時、テニスの試合でバングラディッシュに行ったのですが、そこで自分がどれだけ恵まれているか思い知らされたことがあります。バングラディッシュはまだまだ貧しく、お腹を空かせている子供たち、学校に行けずに働いている子供たちがたくさんいました。僕らの試合のボールボーイをしてくれた子供たちもそうです。靴を買うこともできずに足元は裸足。ご褒美は真っ黒に焦げたパン1枚。でもその1枚を家族みんなで分けるんだと喜ぶ姿。日本にいるとなかなか日常では感じることのできない世界の実情を17歳ながら何かを感じたのでしょう、胸がざわついたのを今でも覚えています。
遠い国のことだから・・・と思うのではなく、小さなことから知っていくことが大切なのです。「自分が見たもの、聞いたものからいかに多くのことを感じ取るか」ということが重要なのです。
自分たちが何をすればいいのかは、自分の心の声に耳を傾けてみてください。きっと何か聞こえてくるはずです。
そして、一人でも多くの人が身近なところから、その一歩を踏み出したとき、世界は確実に変わるのだと僕は信じています。

山崎 直子

山崎 直子

【職業】
宇宙飛行士
【役職】
  • ・内閣府宇宙政策委員会委員
  • ・日本宇宙少年団(YAC)アドバイザー
  • ・松戸市民会館名誉館長、千葉市科学アドバイザー
    など
【活動内容】
1999年国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士候補者に選ばれ、2001年認定。2004年ソユーズ宇宙船運航技術者、2006年スペースシャトル搭乗運用技術者の資格を取得。2010年4月、スペースシャトル・ディスカバリー号で宇宙へ。ISS組立補給ミッションSTS-131に従事した。2011年8月JAXA退職。宇宙での経験を生かし、宇宙教育に力を入れ、執筆活動や自然環境の素晴らしさや環境保護の必要性に関する講演会を多数実施。
【リンク】

https://twitter.com/Astro_Naoko

【メッセージ】

今回、ESDオフィシャルサポーターに就任した山崎直子です。
私は、スペースシャトルに乗って、地球から400キロ離れた国際宇宙ステーションで15日間仕事をしてきました。地球のことを知るには宇宙に行って、そこから私たちが住んでいる地球を見つめ直してみようと考えたからです。国際宇宙ステーションでの経験は、日頃、当たり前と思っていることが当たり前じゃないものでした。例えば、他のクルーと一緒に撮った集合写真。みんな中心に頭を向けて、足はそれぞれ天井や床、壁、宙ぶらりんになっているような写真になりました。それは、無重力で上、下が決まっていない世界だからです。みんな自分の足が向いている方が下だと思っています。それから、水。日本を含む先進国では、一人一日300リットルの水を使っていると言われています。でも、国際宇宙ステーションでは、一人一日3リットルで全てをまかなっています。それも、4年前から水をリサイクルしています。つまり、おしっこを蒸留・殺菌してリサイクルで飲み水に変えているわけです。初めは私も大丈夫かなと思いましたが、考えてみたら地球も大きな一つの宇宙船です。地球は、私たちが流す生活排水もトイレの水も浄化して、雨を降らせて、きれいな水にする力を持っています。地球は本当にすばらしい仕組みを持った星です。私は、日頃当たり前と思っていることが当たり前じゃない宇宙での経験をして、当たり前の生活のありがたさを感じました。そして、当たり前の生活ができる地球に感謝し、地球の未来のことを考えるESDをこれからしっかり応援したいと思っています。みなさんも世界会議に向けて一緒にESDを盛り上げてください。