社会教育におけるESD-県事業としてのあいち環境塾とESD-
【NPO法人 AKJ環境総合研究所/あいち環境研究会】

「あいち環境研究会」は愛知県の社会人環境リーダー育成事業である、あいち環境塾の卒塾生の実践の場を目的、自立した任意団体として設立されました。社会人向けの環境教育は多くの企業内で実施されていますが、あいち環境塾は企業の枠を超えた人材ネットワーク形成を目的の一つとしています。さらに、あいち環境研究会はあいち環境塾卒塾生の活動の場を提供しており、一貫した教育システムが構築されています。こうした仕組みは従来の社会人環境教育にはない特色です。本セミナーではESD会議開催地である愛知県においてこのようなESD活動が長年行われてきたことをアピールします。

■講師

AKJ環境総合研究所理事 富山県立大学工学部環境工学科教授 九里徳泰

略歴:中央大学商学部経営学科卒業、同大大学院総合政策研究科修了、博士(工学)。
中央大学研究開発機構助教授、豊橋技術科学工学部エコロジー工学系研究員を経て現職。
放送大学客員教授、富山市政策参与を兼任。
専門は、企業における環境経営、CSR経営と環境教育(ESD)の実践と評価。地域活性化の実践と評価、政策立案も行う。

■タイムスケジュール

11:30開催のあいさつ
11:35会の趣旨説明
11:40基調講演 社会教育とESD
講師:AKJ環境総合研究所理事 富山県立大学教授 九里徳泰
12:10あいち環境塾とAKJ環境総合研究所の紹介
発表者:AKJ環境総合研究所 事務局長 石神勝博
12:20パネル討論 社会教育とESDのあり方
12:55閉会の挨拶

■参加者へのメッセージ

愛知県では地に足の着いたESD活動が活発に行われていることを実感してほしいです。また、皆さんと一緒に今後の愛知のあり方を考えたいです。九里教授は日本では数少ないESDの専門家です。講演は大変貴重なものです。ESDについて一緒に学びましょう。