<シンポジウム> (企画:株式会社伊藤園)
みんなで学ぶ、食と農のOMOTENASHI(おもてなし)・
MOTTAINAI(もったいない)・SATOYAMA(里山)のこころ
【株式会社伊藤園】

(1) 世界的視野に立ち明日を担う人づくり、地域づくりのためには、関係者との連携による共有価値の創造(日本の「三方よし」)を目指したパートナーシップを形成して「みんなで学ぶ」取り組みが重要です。

(2) 本シンポジウムでは、2013年ポーター賞(一橋大主催)を受賞した特色ある企業であり、8月のESD地球市民村でESDジャパンモデルとして発表された「伊藤園ESDモデル」を事例として取り上げます。

(3) 食と農を中心に、パネリストの鷲谷氏(人と自然)、馬越氏(国際理解)、熊倉氏(食と農)、マリ・クリスティーヌ氏(異文化)、松浦氏(世界遺産)ら、各氏からのクロストークにより、本業CSRと連動させたESD国際理解推進モデルの特色を浮き彫りにして議論し、内外に発信します。

■講師・司会者・パネリスト・コーディネーター等

氏名 所属機関
パネリスト1 熊倉 功夫 氏 「和食会議」会長、静岡文化芸術大学学長
パネリスト2 馬越 恵美子 氏 異文化経営学会会長、桜美林大学教授
パネリスト3 松浦 晃一郎 氏 第8代ユネスコ事務局長
パネリスト4 マリ・クリスティーヌ 氏 元国連ハビタット親善大使、あいち海上の森センター名誉センター長
パネリスト5 鷲谷 いづみ 氏 「田めになる学校」校長、東京大学教授
プレゼンター・
ファシリテーター
笹谷 秀光 (株)伊藤園常務執行役員CSR推進部長
進行 中嶋 美年子 氏 元アナウンサー、三菱地所(株)開発推進部マネージャー

■タイムスケジュール

14:00開場
14:30開始・主催挨拶・事例発表
バリューチェーン全体での「茶畑から茶殻まで」の「伊藤園ESDモデルおよびESD施策への協力・社内体制・活動の計画的拡充を内容とする「伊藤園ESDグローバル・アクション・プログラム(GAP)」を事例として発表(プレゼンターより)。
14:40事例を元にパネリスト間で議論
富士山の世界文化遺産・和食の世界無形文化遺産への応援、上級者が下級者を指導する社内資格「ティーテイスター制度」活用によるおもてなしの食育・茶殻リサイクルの折り紙活用のもったいない・里山イニシアティブでの活動などに焦点を当てて、パネリストが人と自然、異文化交流、和食文化、世界遺産などの専門的立場からクロストーク。松浦氏からユネスコ活動・世界遺産・ESD/GAPへの展望を提示、など。
15:40質疑応答
15:50世界への発信に向けてのまとめ・提言

■参加者へのメッセージ

明日をになう人材の育成を、以下の3つの視点で考えます。

  • 第1の視点:おもてなし(和食文化)
  • 第2の視点:もったいない(循環型社会)
  • 第3の視点:里山(身近な自然を守る)

この3点をキーワードに各分野の第一人者が集まり、「伊藤園ESDモデル」を例として議論します。
これらを取りまとめ、日本の「いいモノ」、「いいコト」を「クールジャパン」として世界に向けて発信します。
この有意義な議論に、あなたも参加しませんか!

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