令和5年1月20日
文部科学省と厚生労働省では、令和5年3月大学等卒業予定者の就職内定状況を共同で調査し、令和4年12月1日現在の状況を取りまとめましたので、公表します。
※「令和5年3月大学等卒業予定者の就職内定状況(12月1日現在)を公表します」の一部訂正について(PDF:406KB)
取りまとめの結果、大学生の就職内定率は84.4%(前年同期比1.4ポイント上昇)となりました。
文部科学省と厚生労働省では、大学等の就職相談員と新卒応援ハローワークの就職支援ナビゲーター(※)との連携による新卒者等の就職支援を行っています。
文部科学省では、引き続き、関係府省と連携し、新卒者等の雇用に関する施策の推進に努めてまいります。
※新卒者等の就職支援を専門とする職業相談員(キャリアコンサルタント等の資格保持者や企業の人事労務管理経験者等)。
-就職内定率の概要-
・大学(学部)は84.4%(前年同期比1.4ポイント上昇)
・短期大学は69.4%(同6.6ポイント上昇)
・大学等(大学、短期大学、高等専門学校)全体では83.6%(同2.2ポイント上昇)
・大学等に専修学校(専門課程)を含めると82.1%(同1.9ポイント上昇)
(同時発表:厚生労働省)
設置者・地域の別等を考慮し、文部科学省・厚生労働省において抽出。
国立大学 |
21校 |
公立大学 |
3校 |
私立大学 |
38校 |
短期大学 |
20校 |
高等専門学校 |
10校 |
専修学校(専門課程) |
20校 |
合計 |
112校 |
6,250人
大学、短期大学、高等専門学校(※) |
計 5,690人 |
専修学校(専門課程) |
560人 |
(※) 母集団の関係から短期大学は女子学生のみ、高等専門学校は男子学生のみを抽出。
各大学等において、所定の調査対象学生を抽出した後、電話・面接等の方法により、就職希望の有無、内定状況等につき調査を実施する。
調査時期 |
発表時期 |
令和4年10月1日 |
11月18日 |
令和4年12月1日 |
1月20日 |
令和5年2月1日 |
3月中旬 |
令和5年4月1日 |
5月中旬 |
【全体の概要】
○ 大学の就職内定率は84.4%(前年同期比1.4ポイント上昇)。このうち国公立大学の就職内定率は、88.0%(同1.7ポイント上昇)、私立大学は、83.3%(同1.4ポイント上昇)。
○ 短期大学の就職内定率は、69.4%(前年同期比6.6ポイント上昇)。
○ 高等専門学校及び専修学校(専門課程)の就職内定率は、それぞれ96.6%(前年同期比5.4ポイント上昇)、69.8%(同0.4ポイント低下)。
○ 大学等(大学、短期大学、高等専門学校)を合わせた就職内定率は83.6%(前年同期比2.2ポイント上昇)。専修学校(専門課程)を含めると82.1%(同1.9ポイント上昇)。
【男女別の概要】
○ 男女別では、男子大学生の就職内定率は82.8%(前年同期比1.5ポイント上昇)、女子は86.5%(同1.5ポイント上昇)。また、国公立大学では、男子:86.3%、女子:89.9%、私立大学では、男子:81.7%、女子:85.3%となっている。
【文系・理系別の概要】※大学のみ
○ 文系・理系別では、文系の就職内定率は83.9%(前年同期比1.8ポイント上昇)、理系の就職内定率は86.7%(同0.6ポイント低下)となっている。
【地域別の概要】※大学のみ
○ 地域別では、関東地区の就職内定率が最も高く、89.9%(前年同期比3.2ポイント上昇)となっている。
高等教育局学生支援課