1 | 学級規模と教員一人当たり生徒数(2001年) | |||
国公私立学校の平均学級規模(各学級に在籍する生徒の平均人数)は,初等教育28.8人,前期中等教育34.5人で,OECD各国平均(各々22.0人,24.0人)を上回っており,OECD加盟国の中では最も高い国の一つである。(統計表D-1参照) | ||||
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教員一人当たり生徒数は,就学前教育18.5人,初等教育20.6人,前期中等教育16.6人,後期中等教育14.0人,中等教育合計15.1人で,いずれもOECD各国平均(14.9人,17.0人,14.5人,13.8人,13.9人)を上回っている。(統計表D-2参照) | ||||
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2 | 国公立学校の教員給与(2001年) | |||
国公立学校の勤続15年の教員給与は初等教育43,043ドル,前期中等教育43,043ドル,後期中等教育43,069ドルで,いずれもOECD各国平均(各々30,047ドル,31,968ドル,34,250ドル)を上回っている。(統計表D-3参照) | ||||
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3 | 教員の年齢構成,性別構成(2001年) | |||
初等教育学校教員の年齢構成は,30歳未満が8.8パーセント,30-39歳が30.1パーセント,40-49歳が43.9パーセント,50歳以上が17.2パーセントとなっており,OECD各国平均(各々16.2パーセント,26パーセント,32.4パーセント,25.4パーセント)と比較すると,30歳未満及び50歳以上の教員の割合は低く,30-39歳及び40-49歳の教員の割合が高くなっている。また,前期中等教育学校教員の年齢構成も同様の傾向を示している。30歳未満11.6パーセント,30-39歳35.8パーセント,40-49歳39パーセント,50歳以上13.5パーセント(OECD各国平均各々14.5パーセント,26パーセント,30.7パーセント,28.9パーセント) 後期中等教育学校教員の年齢構成は,30歳未満10.3パーセント,30-39歳29パーセント,40-49歳34パーセント,50歳以上26.7パーセントであり,OECD各国平均(各々11.1パーセント,23.7パーセント,33.7パーセント,31.6パーセント)と比較すると30歳未満及び40-49歳の教員の割合は平均とほぼ同程度であり,30-39歳の教員の割合は高く,50歳以上の教員の割合は低くなっている。(統計表D-4参照) 各学校段階別の女性教員の割合をみると,就学前教育が98パーセントでOECD各国平均(94.8パーセント)より高いが,初等教育65パーセント,前期中等教育40パーセント,後期中等教育24.6パーセント,非大学型高等教育36.1パーセント,大学型高等教育・上級研究学位プログラム14.1パーセントで,いずれもOECD各国平均(78.6パーセント,64.8パーセント,51.4パーセント,45.9パーセント,36パーセント)より低くなっており,特に後期中等教育及び大学型高等教育・上級研究学位プログラムの女性教員の割合はOECD各国平均の5割未満でOECD加盟国の中で最も低い。(統計表D-5参照) |
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-- 登録:平成21年以前 --