平成19年度学校基本調査　調査結果の（初等中等教育機関、専修学校・各種学校）卒業後の状況調査　1中学校卒業者

（1）卒業者数（表22）

　平成19年3月の中学校卒業者数は121万4千人（男子62万1千人，女子59万2千人）で，前年より2千人増加している。

（2）卒業者の進路（表22）

　卒業者を進路別にみると，「高等学校等進学者」118万6千人，「専修学校（高等課程）進学者」3千人，「専修学校（一般課程）等入学者」1千人，「公共職業能力開発施設等入学者」1千人，「就職者」（高等学校等進学者，専修学校（高等課程）進学者，専修学校（一般課程）等入学者及び公共職業能力開発施設等入学者に含まれる者を除く。）8千人，「左記以外の者」1万5千人，「死亡・不詳の者」1百人となっている。

（3）進学状況（表22，表23）

ア．高等学校等進学者（図9）

　高等学校等進学者数は118万6千人（男子60万5千人，女子58万人）で，前年より3千増加している。
　このうち高等学校の通信制課程（本科）へ進学した者を除いた進学者数は116万9千人（男子59万7千人，女子57万2千人）で，前年より1千人増加している。

• 高等学校等進学率（全卒業者数のうち高等学校等進学者の占める比率）は97.7パーセント（男子97.4パーセント，女子98.0パーセント）で，前年と同率である。
• 高等学校の通信制課程（本科）へ進学した者を除いた高等学校等進学率は96.4パーセント（男子96.1パーセント，女子96.6パーセント）で，前年より0.1ポイント低下している。

（4）就職状況（表22，表23）

　就職者総数（「高等学校等進学者」，「専修学校（高等課程）進学者」，「専修学校（一般課程）等入学者」，「公共職業能力開発施設等入学者」のうち就職している者を加えた全就職者数。以下同じ。）は8千5百人（男子6千1百人，女子2千4百人）で，前年より1百人増加している。

• 就職率（全卒業者数のうち就職者総数の占める比率）は0.7パーセント（男子1.0パーセント，女子0.4パーセント）で，前年と同率になっている。
• 就職者総数を産業別にみると，最も多いのが第2次産業（「鉱業」，「建設業」，「製造業」）の4千1百人（就職者総数の48.4パーセント）で，次いで第3次産業（「電気・ガス・熱供給・水道業」，「情報通信業」，「運輸業」，「卸売・小売業」，「金融・保険業」，「不動産業」，「飲食店・宿泊業」，「医療・福祉」，「教育・学習支援業」，「複合サービス事業」，「サービス業（他に分類されないもの）」，「公務（他に分類されないもの」）の3千6百人（同43.0パーセント）等となっている。
• 就職者総数のうち県外（出身中学校が所在する県以外の県）へ就職した者は9百人（前年より1百人増加）で就職者総数の10.4パーセントを占めており，前年より1.3ポイント上昇している。