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「補助学習費」と「その他の学校外活動費」の構成 (表5及び図5参照) |
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「学校外活動費」は,幼稚園では公立9万3千円(対前回調査伸び率1.2パーセント),私立14万2千円(同2.5パーセント),公立小学校は21万9千円(同9.7パーセント),中学校では公立29万9千円(同9.2パーセント),私立31万5千円(同5.5パーセント),高等学校では公立17万4千円(同7.7パーセント),私立26万5千円(同8.4パーセント)となっている。
公立学校について学年別にみると,「補助学習費」は,小学校第1学年を除き,幼稚園4歳児から中学校第3学年まで学年とともに高くなっており,「その他の学校外活動費」は,幼稚園4歳児から小学校第4学年までは学年とともに高くなっているが,第5学年以降高等学校第2学年まで学年とともに低くなっている。
また,「学校外活動費」に占める「補助学習費」と「その他の学校外活動費」の割合についてみると,前回調査と同様,公立は小学校第6学年を境にして「補助学習費」の割合が,「その他の学校外活動費」の割合を上回っている。
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学年別にみた「補助学習費」の状況 (表6及び図6参照) |
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公立幼稚園の4・5歳及び公立小学校第1学年では「家庭内学習費」が最も高く,公立小学校第2学年以上の学年段階では「学習塾費」が最も高くなっている。
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「家庭教師費等」(通信教育を含む。)
「家庭教師費等」を学校種別にみると,幼稚園では公立2千円(対前回調査伸び率4.5パーセント),私立3千円(同3.8パーセント),公立小学校では1万2千円(同47.9パーセント),中学校では公立3万1千円(同9.6パーセント),私立4万円(同12.3パーセント),高等学校では公立1万9千円(同16.8パーセント),私立3万円(同3.2パーセント)となっている。
学年別にみると,どの学年も公立より私立の方が高くなっており,公立学校については,幼稚園4歳児から中学校第3学年まで,学年が進むにつれてほぼ高くなっている。なお,公私立を問わず最も高いのは,私立中学校第3学年の4万5千円(同7.8パーセント)となっている。
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「学習塾費」
「学習塾費」を学校種別にみると,幼稚園では公立8千円(同17.4パーセント),私立1万5千円(同23.9パーセント),公立小学校では5万8千円(同14.4パーセント),中学校では公立17万5千円(同8.5パーセント),私立12万2千円(同15.6パーセント),高等学校では公立6万8千円(同7.3パーセント),私立12万3千円(同12.8パーセント)となっている。
中学校では私立より公立が高く,幼稚園,高等学校では公立より私立が高くなっており,公立学校については,幼稚園4歳児から中学校第3学年まで,学年が進むにつれて高くなっている。なお,公私立を問わず最も高いのは,公立中学校第3学年の25万円(同8.1パーセント)となっている。 |
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学年別にみた「その他の学校外活動費」の状況 (表7及び図7参照) |
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全体として「芸術文化活動費」への活動費が高く,幼稚園では公立2万1千円,私立3万1千円,公立小学校では4万4千円,中学校では公立2万2千円,私立5万1千円,高等学校では公立1万6千円,私立2万7千円となっている。
この「芸術文化活動費」を学年別にみると,公私立を問わず最も高いのは,私立中学校第2学年の5万6千円(対前回調査伸び率37.2パーセント)となっている。 |
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支出した金額の状況(実際に支出した金額の分布) (表8及び図8参照) |
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補助学習費 |
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<家庭教師費等>(通信教育を含む。)
どの学校種においても「0円」が最も多く,60パーセント以上を占めている。1円以上支出している場合,すべてにおいて「1万円以上5万円未満」が最も多く,次いで,公私立の幼稚園では「1円以上1万円未満」が,公立小学校,公私立の中学校及び公私立の高等学校では「5万円以上10万円未満」がそれぞれ多くなっている。
「家庭教師費等」に年間1円以上支出した者の平均額は,幼稚園では公立1万8千円(対前回調査伸び率4.3パーセント),私立2万1千円(同19.6パーセント),公立小学校では4万1千円(同28.5パーセント),中学校では公立8万4千円(同15.3パーセント),私立11万8千円(同9.2パーセント),高等学校では公立9万4千円(同6.4パーセント),私立12万6千円(同9.4パーセント)となっている。
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<学習塾費>
公私立の中学校を除く学校種においては「0円」が最も多く,50パーセント以上を占めている。
「0円」の割合は,公私立幼稚園,公立中学校及び公私立高等学校では前回調査より増加しており,公立小学校及び私立中学校では前回調査より減少している。
1円以上支出している場合,公私立の幼稚園では「1万円以上5万円未満」が最も多くなっている。公立小学校では「1万円以上5万円未満」と「10万円以上20万円未満」が,最も多くなっている。中学校及び高等学校では公私立ともに,教科数や週当たり通塾日数など個々の状況により支出金額が広い区分に分布しているが,公私立の中学校及び公立高等学校では「10万円以上20万円未満」が,私立高等学校では「40万円以上」が最も多くなっている。
「学習塾費」に年間1円以上支出した者の平均額は,幼稚園では公立5万2千円(対前回調査伸び率9.2パーセント),私立8万8千円(同23.1パーセント),公立小学校では14万円(同8.1パーセント),中学校では公立23万5千円(同9.4パーセント),私立22万2千円(同15.1パーセント),高等学校では公立19万4千円(同1.3パーセント),私立28万円(同16パーセント)となっている。
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その他の学校外活動費 |
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<芸術文化活動>
どの学校種においても「0円」が最も多くなっている。1円以上支出している場合,すべての学校種において「1円以上1万円未満」が最も多く,次いで公立幼稚園及び公立小学校では「5万円以上10万円未満」が,その他の学校種では「1万円以上5万円未満」がそれぞれ多くなっている。
「芸術文化活動費」に対して年間1円以上支出した者の平均額は,幼稚園では公立5万円(対前回調査伸び率8パーセント),私立5万5千円(同16パーセント),公立小学校では7万3千円(同8.9パーセント),中学校では公立4万8千円(同2.7パーセント),私立8万1千円(同9.5パーセント),高等学校では公立4万6千円(同13.6パーセント),私立6万3千円(同44.7パーセント)となっている。
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<教養・その他>
公私立の幼稚園,公立小学校,公立中学校及び私立高等学校では「1円以上1万円未満」が,私立中学校では「1万円以上5万円未満」が,公立高等学校では「0円」がそれぞれ最も多くなっている。
「教養・その他」に対して年間1円以上支出した者の平均額は,幼稚園では公立2万3千円(対前回調査伸び率7.3パーセント),私立3万4千円(同1.3パーセント),公立小学校では,3万7千円(同6.2パーセント),中学校では公立2万4千円(同2.8パーセント),私立3万5千円(同19.6パーセント),高等学校では公立3万円(同20.6パーセント),私立3万円(同11.5パーセント)となっている。 |
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