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目的
現在、今後の衛星の確実な開発・打上げと運用に向けて万全を期することを目的として、独立行政法人宇宙航空研究開発機構(以下「機構」という。)が、今回の一連の不具合の直接原因に対する対策だけでなく、設計の基本にまでさかのぼって地球観測・通信技術試験衛星及び科学衛星の総点検(以下「総点検」という。)を行っている。
そこで、宇宙開発委員会として、機構が行っている総点検についての技術的な助言を与えるために、調査部会において調査審議を行うものとする。
また、衛星の信頼性を向上させる観点から、今後の衛星開発において重視すべき事項について、調査部会等での調査審議も踏まえ、推進部会において調査審議を行う。
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調査審議の内容 |
2. |
1 衛星総点検について
機構が実施している衛星の総点検の点検内容及び結果について、「のぞみの火星周回軌道への投入失敗」、「みどり の運用異常」に係る調査部会での調査審議等を踏まえ、以下の視点から調査部会において調査審議を行う。
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○ |
各衛星の信頼性設計のあり方 |
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○ |
各衛星の試験の方法及びデータの評価のあり方 |
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○ |
課題抽出の視点、抽出された課題の対処の方向性 |
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2 今後の衛星開発において重視すべき事項について
衛星の信頼性を向上させる観点から、「のぞみの火星周回軌道への投入失敗」、「みどり の運用異常」や衛星総点検に係る調査部会での調査審議等を踏まえ、今後の衛星開発において重視すべき事項について推進部会において調査審議を行う。
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○ |
衛星の信頼性設計の考え方 |
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衛星の試験等の考え方 |
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○ |
衛星のバス技術の考え方 |
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○ |
衛星のミッションを踏まえた規模についての考え方 |
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3. |
調査部会、推進部会の構成員
別紙のとおり。
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4. |
会議の公開
「宇宙開発委員会の運営等について」(平成13年1月10日宇宙開発委員会決定)に従い、調査部会及び推進部会は、原則として公開とし、特段の事情がある場合には、非公開とすることができるものとする。 |