教科用図書検定調査審議会 平成27年度第9部会家庭小委員会(第3回) 議事要旨

1.日時

平成27年10月20日(火曜日)10時30分~18時00分

2.場所

中央合同庁舎第7号館東館(文部科学省庁舎)5階 5F7会議室

3.議題

  1. 申請図書の審査
  2. その他

4.出席者

委員

相崎委員、磯田委員、鈴木委員、春原委員、中森委員、能澤委員、乗本委員、矢内委員、山口委員

文部科学省

脇田教科書調査官、片田江教科書調査官、望月課長、黄地教科書企画官、竹内課長補佐 ほか

5.議事要旨

1.平成29年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について、審議を行った。(なお、下記の教科書番号(検定合格した図書に付される番号)及び申請者名は、参考までに記載しているものであり、実際の審議の際は、申請者名が分からないようにした上で審議を行っている。)

【高等学校 家庭科(家庭総合及び家庭基礎)】

  受理番号26-130(教科書番号310):(開隆堂)
   合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 172)
    ・17ページの「意志決定とは(同ページ 8行目 意志決定のプロセスも同じ)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見9番)
    ・27ページの「指令都市」について、検定意見を付すこととした。(検定意見20番)
    ・27ページの「ひとり親家庭の主要統計データ」について、検定意見を付すこととした。(検定意見21番)
    ・35ページの「年齢別労働力率の推移」について、検定意見を付すこととした。(検定意見31番)
    ・38ページの「マメ知識 3人に1人の割合で,胎内記憶をもっていることが調査により判明した(産婦人科医 池川明による調査)。陣痛から誕生までの「誕生記憶」,お腹に来る以前の「中間生記憶」などにも分けられる。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見32番)
    ・42ページの「愛着から得る安心感から,6か月ころから,あちこち動き回ったり,なんでもなめたりさわったりする探索活動を盛んに行うようになる。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見33番)
    ・49ページの「子どもはおとなの生活を間近で見て,模倣しながら自らの生活に取り入れていくことから,子どもの基本的生活習慣の形成におとなの生活のしかたが与える影響は大きいと言える。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見37番)
    ・調査意見31番については、指摘事項及び指摘事由を変更することとした。(検定意見38番)
    ・77ページの「マル3 首の後ろから,まとめて脱がせる(左図)。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見53番)
    ・78ページの「高齢者の生活を支える基本的な法律として,老人福祉法,老人保健法,介護保険法がある。(同ページ 2高齢者の生活を支える基本的法律 老人保健法も同じ)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見54番)
    ・78ページの「3基本的法律を補足する法律 ・交通バリアフリー法」について、検定意見を付すこととした。(検定意見55番)
    ・80ページの「地域における高齢者の総合相談,権利擁護,介護予防事業,ケアマネジメントなどを行っている。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見56番)
    ・83ページの「他にどんな自助・共助・公的があるかな?」について、検定意見を付すこととした。(検定意見59番)
    ・85ページの「地域住民の民政委員」について、検定意見を付すこととした。(検定意見60番)
    ・102ページの「マメ知識 準完全栄養食品といわれる卵や牛乳ですら,ビタミンCは含まれていない。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見68番)
    ・調査意見58番については、指摘事項及び指摘事由を変更することとした。(検定意見72番)
    ・153ページの「マメ知識 衣服は,上着,スカート,ズボン,下着,コートなど人間の胴部をおおうものの総称。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見102番)
    ・155ページの「日本の和服は,奈良時代に高位の男性が主として上衣(袍)と袴,女性が上衣と裳を組み合わせていたものが,江戸時代になって庶民も現代の着物と同じ着方になった。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見103番)
    ・159ページの「マメ知識 日本のストリートファッションは,1970年代の高度経済成長期に始まった。ベビーブーマーの若者たちがティーン・エイジャーとなり,銀座,六本木,
    渋谷に集まり,欧米の影響を受け入れたファッションスタイルを共有した。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見106番)
    ・173ページの「反物の着るところ」について、検定意見を付すこととした。(検定意見116番)
    ・173ページの「2平面構成の衣服と展開図 図」について、検定意見を付すこととした。(検定意見117番)
    ・173ページの「いらなくなった衣服をほどいてみよう。どんな部分からできているだろう。 図」について、検定意見を付すこととした。(検定意見118番)
    ・調査意見116番については、指摘事項及び指摘事由を変更することとした。(検定意見136番)
    ・215ページの「財産高を減らさない収入を実収入以外の受取という。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見148番)
    ・215ページの「財産高を増やさない支出を実支出以外の支払という。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見149番)
    ・215ページの「マメ知識 大卒では200,400万円/月である。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見150番)
    ・219ページの「ライフステージ別消費構造」について、検定意見を付すこととした。(検定意見152番)
    ・219ページの「35歳未満女性単身世帯」について、検定意見を付すこととした。(検定意見153番)
    ・221ページの「対外取引・援助 貿易・投資」について、検定意見を付すこととした。(検定意見155番)
    ・223ページの「使用した結果を商品の良し悪しや使い勝手,状況に応じて廃棄方法について自治体の回収方法を把握しよう」について、検定意見を付すこととした。(検定意見157番)
    ・232ページの「事業者の責務 マル4 苦情の体制を整備し,」について、検定意見を付すこととした。(検定意見161番)
    ・235ページの「OECD諸国の一次エネルギー自給率比較」について、検定意見を付すこととした。(検定意見162番)
    ・238ページの「生活協同組合(全体)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見164番)
    ・249ページの「社会保険の加入状況による保持の違い」について、検定意見を付すこととした。(検定意見168番)
    ・249ページの「吹き出しの例を参考に」について、検定意見を付すこととした。(検定意見169番)
    ・249ページの「非正規社員(社旗保険に加入していないとする)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見170番)
    ・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。   
 
  受理番号27-90(教科書番号317):(開隆堂)
    合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 102)
    ・26ページの「年齢別労働力率の推移」について、検定意見を付すこととした。(検定意見17番)
    ・31ページの「愛着から得る安心感から,6か月ころから,あちこち動き回ったり,なんでもなめたりさわったりする探索活動を盛んに行うようになる。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見19番)
    ・56ページの「地域における高齢者の総合相談,権利擁護,介護予防事業,ケアマネジメントなどを行っている。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見27番)
    ・61ページの「地域住民の民政委員」について、検定意見を付すこととした。(検定意見32番)
    ・62ページの「高齢者の生活を支える基本的な法律として,老人福祉法,老人保健法,介護保険法(⇒p.56)がある。(同ページ 2高齢者の生活を支える基本的法律 老人保健法も同じ)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見33番)
    ・63ページの「国民年金保険料納付率(国民健康保険料滞納状況も同じ)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見34番)
    ・78ページの「マメ知識 準完全栄養食品といわれている卵や牛乳でも,ビタミンCは含まれていない。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見40番)
    ・調査意見37番については、指摘事項及び指摘事由を変更することとした。(検定意見44番)
    ・111ページの「マメ知識 衣服は,上着,スカート,ズボン,下着,コートなど人間の胴部をおおうものの総称。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見62番)
    ・121ページの「マメ知識 日本のストリートファッションは,1970年代の高度経済成長期に始まった。ベビーブーマーの若者たちがティーン・エイジャーとなり,銀座,六本木,渋谷に集まり,欧米の影響を受け入れたファッションスタイルを共有した。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見69番)
    ・150ページの「財産高を減らさない収入を実収入以外の受取という。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見83番)
    ・150ページの「財産高を増やさない支出を実支出以外の支払という。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見84番)
    ・155ページの「35歳未満女性単身世帯」について、検定意見を付すこととした。(検定意見88番)
    ・157ページの「使用した結果を商品の良し悪しや使い勝手,状況に応じて廃棄方法について自治体の回収方法を把握しよう」について、検定意見を付すこととした。(検定意見89番)
    ・166ページの「事業者の責務 マル4 苦情の体制を整備し,」について、検定意見を付すこととした。(検定意見94番)
    ・170ページの「生活協同組合(全体)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見95番)
    ・179ページの「吹き出しの例を参考に」について、検定意見を付すこととした。(検定意見98番)
    ・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。  

  受理番号27-59(教科書番号315):(実教出版)
   合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 39)
    ・6ページの「ホームプロジェクトと学校家庭クラブ(186ページ 上 学校家庭クラブも同じ)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見2番)
    ・173ページの「厚生労働者の資料」について、検定意見を付すこととした。(検定意見38番)
    ・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
   
    (以上)

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初等中等教育局教科書課