教科用図書検定調査審議会 平成24年度第9部会工業小委員会(第4回) 議事要旨

1.日時

平成24年8月7日(火曜日)10時30分~18時25分

2.場所

中央合同庁舎第7号館東館(文部科学省庁舎)6階 6F2会議室

3.議題

  1. 申請図書の審査
  2. その他

4.出席者

委員

樺澤委員、久曽神委員、西方委員、早川委員、前田委員、横山委員

文部科学省

須藤教科書調査官、清水教科書調査官、永山教科書課長、新田教科書企画官、坂下専門官 ほか

5.議事要旨

1.平成26年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について、審議を行った。
   
【高等学校 工業科 電気機器】
  23-211:
    合否の判定を留保することとした。
    ・調査意見34番について、指摘事項を変更することとした。(検定意見45番)
    ・131ページの「図(b) 左下の表記「Φ」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見46番)
    ・133ページの「図(b)全体」について、検定意見を付すこととした。(検定意見47番)
    ・調査意見36番について、指摘事項及び指摘事由を変更することとした。(検定意見49番)
    ・142ページの「力率の特性曲線 157ページ図1も同様である。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見50番)
    ・143ページの「回転磁界と回転子との相対速度はns-nとなり,-sの負の滑りとなる。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見51番)
    ・168ページの「コイル辺に生じる磁束のうち,大部分の磁束Φは界磁磁束と鎖交し,電機子反作用として働く。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見55番)
    ・169ページの「遅れリアクタンス」について、検定意見を付すこととした。(検定意見56番)
    ・175ページの「直流電源に変換し」について、検定意見を付すこととした。(検定意見57番)
    ・184ページの「図6のE(・)とIM(・)の関係は,ベクトル図では正の電力となるが,回路図ではその向きがたがいに逆であるから,発生電力ではなく,消費電力,すなわち出力を表す。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見58番)
    ・202ページの「リラクタンストルクとは,回転界磁の磁極と回転子電磁鋼板の鉄との間に働く力のことである。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見61番)
    ・234ページの「図(b) 上側の波形図の「vL」とその矢印,「vd」とその矢印」について、検定意見を付すこととした。(検定意見63番)
    ・240ページの「図(b),図(c),図(d)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見67番)
    ・調査意見46番については、検定意見としないこととした。
    ・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。


  23-215:
    合否の判定を留保することとした。
    ・調査意見12番について、指摘事項を変更することとした。(検定意見11番)
    ・26ページの「電機子巻線の総数z」について、検定意見を付すこととした。(検定意見13番)
    ・52ページの「「N1/N2≒V1/V2」の「≒」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見19番)
    ・55ページの「が成り立つ図2・8(b)は,」について、検定意見を付すこととした。(検定意見20番)
    ・調査意見25番について、指摘事項を変更することとした。(検定意見27番)
    ・60-61ページの「=1/V1n ・ √V1s^2-I1n^2 (r1+r2')^2 =1/V1n ・ √V1s^2-(I1n^2 (r1+r2') /I1n)^2 =1/V1n ・ √V1s^2-(Ps/I1n)^2 61ページ8~11行 「p=I1n(r1+r2')/V1n」 「q=I1n(x1+x2')/V1n」 「z=√p^2+q^2 ×100〔%〕」 も同様である。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見29番)
    ・96-97ページの「96ページ2行 「回転磁界の原理は,フレミングの左手と右手の法則である。」 96ページ4行~97ページ2行 「1 回転磁界の原理  図3・1のように,閉回路の導体を円筒形の鉄心に収め,これを磁石の磁極N,S間において,磁極を矢印の方向に回転させると,導体には矢印の方向に誘導電流Iが流れる。・・・ 一方,単相交流を電源としたものが単相誘導電動機である。」 及び 96ページ図3・1」について、検定意見を付すこととした。(検定意見38番)
    ・96ページの「導体にはフレミングの左手の法則による電磁力Fが生じ」について、検定意見を付すこととした。(検定意見39番)
    ・105ページの「図全体」について、検定意見を付すこととした。(検定意見42番)
    ・106ページの「軸OAの表記「一次相電圧〔V〕」, 軸OBの表記「一次負荷電流〔A〕」 108ページ図3・9 軸OAの表記「一次相電圧V1」も同様である。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見43番)
    ・107ページの「Ps'Vn^2 / √3 Vs'」について、検定意見を付すこととした。(検定意見44番)
    ・113ページの「図全体」について、検定意見を付すこととした。(検定意見45番)
    ・114ページの「図全体」について、検定意見を付すこととした。(検定意見46番)
    ・115ページの「図全体 115ページ 5行「I=V/√(r1+r2/s)^2+(x1+x2)^2」 6行「r2/s >> r1+(x1+x2) 」 7行「I=V・s/r2」 9行「I=V・s'/r2 / V・s/r2」 も同様である。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見48番)
    ・116ページの「図全体」について、検定意見を付すこととした。(検定意見50番)
    ・調査意見42番について、指摘事由を変更することとした。(検定意見52番)
    ・122ページの「図(b)の上側の接続図 右から3つ目の磁極(S極)の下付近の線」について、検定意見を付すこととした。(検定意見53番)
    ・136-137ページの「フレミングの右手の法則によって固定子コイルには図4・1(b)のような交流起電力が発生する。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見55番)
    ・136ページの「図(b) 横軸」について、検定意見を付すこととした。(検定意見56番)
    ・140ページの「フレミングの左手の法則を適用すれば,各導体の受ける力は方向が反対で大きさが等しいからである。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見57番)
    ・141ページの「図4・7(a)のように,磁極のN極とS極の中心間の間隔より電機子巻線を巻く間隔が短くなるようにつくられる。 141ページ図4・7(a)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見58番)
    ・145ページの「zs=r+jx」について、検定意見を付すこととした。(検定意見60番)
    ・調査意見48番について、指摘事項を変更することとした。(検定意見64番)
    ・調査意見51番について、指摘事項及び指摘事由を変更することとした。(検定意見67番)
    ・調査意見52番について、指摘事項を変更することとした。(検定意見68番)
    ・調査意見55番について、指摘事由を変更することとした。(検定意見71番)
    ・調査意見58番について、指摘事項を変更することとした。(検定意見74番)
    ・調査意見59番について、指摘事項及び指摘事由を変更することとした。(検定意見75番)
    ・194ページの「βはiR=0となるときの消弧角」について、検定意見を付すこととした。(検定意見77番)
    ・201ページの「alkyl-benzene 201ページ側注4「alkyl-naphthalene」も同様である。 202ページ側注1「poly-butene」も同様である。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見80番)
    ・202ページの「polyvinyl chloride」について、検定意見を付すこととした。(検定意見82番)
    ・202ページの「polyvinyl formal (PVF)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見83番)
    ・205ページの「表6・3は」について、検定意見を付すこととした。(検定意見85番)
    ・調査意見67番について、指摘事項を変更することとした。(検定意見88番)
    ・220ページの「交流モータには,整流子式と回転界磁式とがあるが,小形モータとしては後者が多く用いられている。これは,交流電流によって固定子巻線に生じる回転磁界と,回転子巻線に生じる誘導電流との間に作用するトルクを利用したものである。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見91番)
    ・調査意見70番について、指摘事項及び指摘事由を変更することとした。(検定意見92番)
    ・225ページの「固定子鉄心の部分」について、検定意見を付すこととした。(検定意見94番)
    ・229ページの「S極の界磁コイル(2か所)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見95番)
    ・237ページの「問題13の解答図 直線OPn」について、検定意見を付すこととした。(検定意見98番)
    ・調査意見11番については、検定意見としないこととした。
    ・調査意見35番については、検定意見としないこととした。
    ・調査意見36番については、検定意見としないこととした。
    ・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
   
【高等学校 工業科 建築構造設計】
  23-219:
    合否の判定を留保することとした。
    ・口絵1の「右下写真(全体) 14~15行 …においては,マル4に示すような,まわりの建築物も合わせてつくった模型に,巨大な扇風機で風を送って,…」について、検定意見を付すこととした。(検定意見1番)
    ・37ページの「「固定支点(固定端)」の「特徴」:RM」について、検定意見を付すこととした。(検定意見6番)
    ・98ページの「×が示す3点」について、検定意見を付すこととした。(検定意見9番)
    ・99ページの「Δl:ひずみ 23行 縦ひずみΔl」について、検定意見を付すこととした。(検定意見10番)
    ・99ページの「L:部材のもとの長さ」について、検定意見を付すこととした。(検定意見11番)
    ・112ページの「(全体)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見15番)
    ・147ページの「P=25」について、検定意見を付すこととした。(検定意見18番)
    ・175ページの「中央吹き出し(全体) 右吹き出し(全体)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見24番)
    ・193ページの「…地震力は,左右どちらかも作用することを設定するので,…」について、検定意見を付すこととした。(検定意見30番)
    ・210ページの「「(b) 端部下端筋が中央部下端筋よりも本数が多い場合」の図」について、検定意見を付すこととした。(検定意見33番)
    ・調査意見27番について、指摘事由を変更することとした。(検定意見37番)
    ・275ページの「上図」について、検定意見を付すこととした。(検定意見42番)
    ・296ページの「付6 (b) 柱の幅 最小限寸法 下表最上行 あばら筋」について、検定意見を付すこととした。(検定意見43番)
    ・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
      
      
  (以上)

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初等中等教育局教科書課