教科用図書検定調査審議会 令和3年度第8部会看護・福祉小委員会(第1回) 議事要旨

1.日時

令和3年9月7日(火曜日) 10時00分~12時22分

2.場所

中央合同庁舎第7号館東館(文部科学省庁舎) 5階 5F5会議室 ※オンライン開催

3.議題

  1. 申請図書の審査 高等学校 福祉科 103-55,103-56
  2. その他

4.出席者

委員

奥山委員,金子委員,潮谷委員,白井委員,原田委員,和気委員,渡辺委員

文部科学省

岡村教科書調査官,堀内課長補佐 ほか

5.議事要旨

1.令和5年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について,審議を行った。(なお,下記の教科書番号(検定合格した図書に付される番号)及び申請者名は,参考までに記載しているものであり,実際の審議の際は,申請者名が分からないようにした上で審議を行っている。)

【高等学校 福祉科 生活支援技術】
○受理番号103-55(教科書番号703):(実教出版)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計49)
・20ページ「新型コロナウイルス」について,検定意見を付すこととした。(検定意見6番)
・22ページ「そのような支援を考えるうえでの思考過程を介護過程という。」について,検定意見を付すこととした。(検定意見7番)
・28ページ「第4章 多職種協働と他の専門職の役割 第1節 生活支援における多職種連携 1多職種協働のケアチーム 利用者の毎日の生活を…多職種協働は欠かせない。」について,検定意見を付すこととした。(検定意見9番)
・76ページ「ベッド上での上部への移動(スライディングシートを用いる場合) <イラスト②③④>」について,検定意見を付すこととした。(検定意見19番)
・81ページ「手順 <イラスト①②③>」について,検定意見を付すこととした。(検定意見23番)
・81ページ「⑤…ブレーキをかけて足を開く。」について,検定意見を付すこととした。(検定意見24 番)
・133 ページ図6「言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケーション」について,検定意見を付すこととした。(検定意見33 番)
・145 ページ「5W1H<資料3>を用いて説明する。」について,検定意見を付すこととした。(検定意見36 番)
・146 ページ「ボランティアの受け入れを行う公的機関」について,検定意見を付すこととした。(検定意見37 番)
・148 ページ「福祉避難所は必要に応じて開設される二次的避難所であり,災害発生直後からただちに利用できるものではなく,翌日以降に開設となることが多い。」について,検定意見を付すこととした。(検定意見38 番)
・175 ページ表2「塩化ベンザルコニウム・塩化ベンゼトニウムの使用濃度」について,検定意見を付すこととした。(検定意見43 番)
・179 ページ図5「喀痰吸引の必要物品」について,検定意見を付すこととした。(検定意見45 番)
・182 ページ「気管カニューレ内部の吸引は,清潔なチューブ…で行う。口腔内・鼻腔内にも痰がたまっている場合は…その後吸引チューブを替えて(原則滅菌された吸引チューブ)」について,検定意見を付すこととした。(検定意見46 番)
・183 ページ「洗浄水(滅菌精製水) <24 行目> 洗浄水で十分に洗浄する」について,検定意見を付すこととした。(検定意見47 番)
・189 ページ図2「<乾燥させる> 栄養点滴チューブの干し方」について,検定意見を付すこととした。(検定意見48 番)
・調査意見2 番については,指摘事項及び指摘事由を変更することとした。(検定意見2 番)
・調査意見13 番については,指摘事項及び指摘事由を変更することとした。(検定意見16 番)
・その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることとした。

【高等学校 福祉科 こころとからだの理解】
○受理番号103-56(教科書番号704):(実教出版)
※ 本申請図書については,第2 回看護・福祉小委員会(令和3 年9 月9 日開催)にて審査を行った。審査の内容については第2 回看護・福祉小委員会の議事要旨に記載する。

 

(以上)

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初等中等教育局教科書課