平成27年9月28日(月曜日)10時30分~17時00分
中央合同庁舎第7号館東館(文部科学省庁舎)6階 6F3会議室
本間委員,田中委員,安達委員,下山委員,松尾委員,水口委員,中村委員
奥田教科書調査官,渡邊教科書調査官,坂下教科書検定調整専門官 他
1.平成29年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について,審議を行った。(なお,下記の教科書番号(検定合格した図書に付される番号)及び申請者名は,参考までに記載しているものであり,実際の審議の際は,申請者名が分からないようにした上で審議を行っている。)
【高等学校 保健体育科 保健体育】
受理番号27-1(教科書番号304):(大修館書店)
合否の判定を留保することが適当とした。
・37ページの側注4 「血液中におけるHIV抗体の有無を調べる検査。ただし,感染から一定期間は抗体ができないので,その間は感染の有無はわからない。」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(10月6日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
・174ページの「脳:大脳は左右2つの大脳半球に分かれており,大脳半球は,前頭葉,頭頂葉,後頭葉,側頭葉,辺縁葉という5つの葉(よう)に分かれている。」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(10月6日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。
受理番号27-2(教科書番号305):(大修館書店)
合否の判定を留保することが適当とした。
また,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。
受理番号27-10(教科書番号306):(第一学習社)
合否の判定を留保することが適当とした。
・21ページの「睡眠周期(全体)」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(10月6日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
・25ページの「飲酒が関与する病気(全体)」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(10月6日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
・34ページの320列CTスキャナの説明中「従来の128列,64列のCTスキャナ(コンピュータ断層撮影)にくらべて,はるかに細かくからだの内部を写し,コンピュータ・グラフィック処理によって,小さなポリープも映像化できるようになった。大腸がんはほぼ100%みつけだすことができるとされる。」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(10月6日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
・64ページの「25日~35日の周期で,卵巣から卵子が排卵されると,子宮内膜はしだいに厚くなり,やがてはがれて月経となります。月経の周期は,性ホルモン1 によって調節されていますが,はじめての月経(初経)からの数年間は不規則で,排卵がおこらなかったりします。及び側注1 」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(10月6日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
・65ページの「ホルモンと排卵と月経の周期(全体)」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(10月6日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。
(以上)
初等中等教育局教科書課