教科用図書検定調査審議会 平成25年度第6部会美術・工芸小委員会(第2回) 議事要旨

1.日時

平成25年10月21日(月曜日)13時30分~16時50分

2.場所

中央合同庁舎第7号館東館(文部科学省庁舎)7階 7F1会議室

3.議題

  1. 申請図書の審査 (25-10、25-12)
  2. その他

4.出席者

委員

尾登委員、齋藤委員、辰野委員、田中委員

文部科学省

田中主任教科書調査官、大西教科書企画官、竹内課長補佐 ほか

5.議事要旨

 1.平成27年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について、審議を行った。
   
  【高等学校 芸術科 美術Ⅲ】
     25-10:
       合否の判定を留保することとした。
        ・調査意見8番について、指摘事項及び指摘事由を変更することとした。(検定意見8番)
        ・調査意見9番について意見が出され、調査意見8番に趣旨を含めたい旨、調査官から申し出があり、検定意見としないこととした。
        ・13ページの「図版解説文5~6行 このように、時には作者の意識や時代を超えて、イメージどうしが共振し合うこともある。」について、検定 意見を付すこととした。(検定意見10番)
        ・17ページの「図版解説文7行 大胆に単純化されて」について、検定意見を付すこととした。(検定意見14番)
        ・38ページの「図版 海の向こうから 及び解説文 作品は・・・・」について、検定意見を付すこととした。(検定意見28番)
        ・38ページの「プロダクトデザイナー:・・・・一般的に大量生産が可能なものを対象としてデザインを行う。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見30番)
       ・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
      
      25-12:
       合否の判定を留保することとした。
        ・6ページの「図版解説文3~4行 濃淡の度合いを把握し、表現に生かすために描かれる。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見8番)
        ・34ページの「本文1~2行 文化財の修復作業は時に欠損部分を補筆によって、新たに描き加えることも積極的に行われる。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見39番)
        ・34ページの「本文14~15行 東京文化財研究所その他の共同作業」について、検定意見を付すこととした。(検定意見40番)
        ・35ページの「図版解説文2行 群生する燕子花には、「伊勢物語」の一場面が重ねられている。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見41番)
        ・42ページの「図版及び脚注 小出ナオキ展 及び中段右図版及び解説文 右:美術家フランツ・アッカーマンの」について、検定意見を付すこととした。(検定意見45番)
        ・43ページの「図版解説文2行 作品間の距離を計測して、展示空間に余白を作り、」について、検定意見を付すこととした。(検定意見46番)
       ・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。

 (以上)

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