教科用図書検定調査審議会 平成23年度第5部会(第3回) 議事要旨
1.日時
平成23年10月28日(金曜日)10時00分~16時10分
2.場所
中央合同庁舎第7号館東館(文部科学省庁舎)5階5F7会議室
3.議題
- 申請図書の審査
- その他
4.出席者
委員
石井委員、河野委員、卜田委員、塚原委員、照屋委員
文部科学省
加藤教科書調査官、井上教科書企画官、金澤教科書検定調整専門官 他
5.議事要旨
1. 平成25年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について、審議を行った。なお、審議にあたっては、第1回及び第2回における議論を踏まえ修正、追加された調査意見を追加資料として配付した。
【高等学校 芸術科 音楽Ⅰ】
第1回及び第2回において、改めて検討するとしていた事項については、下記のとおりとすることとした。
23-103
- 口絵マル2の「図版のキャプション「Piano」」について、指摘事項及び指摘事由を変更することとした。(検定意見1番)
- 83ページの「サンバの楽器のリズム・パターン」について、指摘事由を変更することとした。(検定意見16番)
- 83ページの「「スルド」の演奏に関する図版(中)」について、指摘事項及び指摘事由を変更することとした。(検定意見17番)
- 調査意見15番について、いったん取り下げ、指摘事由を変更した上で、下記の内容を指摘事項に加えて新たな検定意見を付すこととした。(検定意見21番)
- 93ページの「「三味線の楽譜」1行目 「箏と同じく,元々口三味線・唱歌で伝承されてきました。」」について、上記の検定意見の指摘事項に加えることとした。
- 93ページの「「1.スクイ」の説明 1~2行目 「ばちの裏側を使って~」」について、指摘事由を変更することとした。(検定意見27番)
- 調査意見23番について、検定意見としないこととした。
- 112ページの「【ハイドンとモーツァルト】5行目 「追及」 (以下 P113下 【フランス革命の時代とベートーヴェン】右5行目 P120~P121下 【第二次大戦後の前衛音楽】 P121下左8行目)」について、次項に示す通りの扱いにすることとした。
- 調査意見28番について、いったん取り下げた上で、上記の内容及び「P133「著作権を守ろう」2行目 「著作権にとって」」を含めた新たな新たな検定意見を付すこととした。(検定意見32番)
- 115ページの「【ロマン派リートの世界】(全体)」について、指摘事由を変更することとした。(検定意見36番)
- 128ページ~129ページの「「明治時代」の説明(全体)」について、意見が出され、指摘事由を変更することとした。(検定意見42番)
- 130ページの「図版のキャプション 「ジョージ・ガーシュイン」」について、意見が出され、検定意見を付すこととした。(検定意見43番)
- 138ページ~142ページの「「楽典」(全体)」について、意見が出され、検定意見を付すこととした。(検定意見52番)
- 141ページの「「楽曲の種類」(全体)」について、意見が出され、指摘事由を変更することとした。(検定意見56番)
- 142ページの「「強弱記号」から「補助的用語」までの各内容」について、意見が出され、検定意見を付すこととした。(検定意見57番)
- 口絵マル7の「「ラーマヤーナ」の成立」について、指摘事項を変更することとした。(検定意見59番)
- 口絵マル7の「雅楽寮に代わり楽所を設立」について、意見が出され、指摘事項及び指摘事由を変更することとした。(検定意見60番)
- その他の箇所については、追加資料に記載された内容をそのまま検定意見とすることとした。
23-104
- 22ページの「「全音音階」 2行目 「ドビュッシーが頻繁に用いた。」 (以下 同下「教会旋法」2行目「ドビュッシーが頻繁に用いるようになり~」)」について、意見が出され、検定意見を付すこととした。(検定意見3番)
- 30ページ~31ページの「「Rock and roll music」の楽譜 「Drums」のパート中の(S.D)」について、意見が出され、検定意見を付すこととした。(検定意見5番)
- 調査意見4番について、検定意見としないこととした。
- 55ページの「作曲者名の原語による表示 「Franz Schbert」」について、指摘事項を変更することとした。(検定意見13番)
- 67ページの「内容の説明 5~6行目 「ある日,ジェット団のトニーは忍び込んだダンス・パーティーでマリアと出会い~」」について、意見が出され、検定意見を付すこととした。(検定意見16番)
- 91ページの「コンサートホールの種類」について、指摘事由を変更することとした。(検定意見21番)
- 92ページの「「鳴物」に関する説明 3~4行目 「陰囃子(幕開き~舞台裏で奏される効果音楽)」」について、意見が出され、検定意見を付すこととした。(検定意見23番)
- 調査意見14番について、いったん取り下げ、指摘事由を変更した上で、下記の内容を指摘事項に加えて新たな検定意見を付すこととした。(検定意見27番)
- 99ページの「「三味線の楽譜」1行目 「箏と同じく,元々口三味線・唱歌で伝承されてきました。」」について、上記の検定意見の指摘事項に加えることとした。
- 99ページの「「1.スクイ」の説明 1~2行目 「ばちの裏側を使って~」」について、指摘事由を変更することとした。(検定意見33番)
- 調査意見31番について、いったん取り下げた上で、次項に示す新たな検定意見の指摘事項に加えることとした。
- 131ページの「【ハイドンとモーツァルト】5行目 「追及」 (以下同ページ右下 【フランス革命の時代とベートーヴェン】8行目 P133右中 【第二次大戦後の前衛音楽】11行目)」について、追加資料の指摘事項を変更した上で、前項の内容を指摘事項に加えて、新たな検定意見を付すこととした。(検定意見43番)
- 132ページの「【ロマン派リートの世界】(全体)」について、指摘事由を変更することとした。(検定意見46番)
- 136ページ~137ページの「「明治時代」の説明(全体)」について、意見が出され、指摘事由を変更することとした。(検定意見48番)
- 138ページ~142ページの「「楽典」(全体)」について、意見が出され、検定意見を付すこととした。(検定意見49番)
- 141ページの「「楽曲の種類」(全体)」について、意見が出され、検定意見を付すこととした。(検定意見53番)
- 口絵マル7の「「ラーマヤーナ」の成立」について、指摘事項を変更することとした。(検定意見55番)
- 口絵マル7の「雅楽寮に代わり楽所を設立」について、意見が出され、指摘事項及び指摘事由を変更することとした。(検定意見56番)
- その他の箇所については、追加資料に記載された内容をそのまま検定意見とすることとした。
23-119
- 45ページの「「虹の彼方に」の楽譜 6段目 原語歌詞中に記載されたブレスに関する表記(2箇所)」について、指摘事項を変更することとした。(検定意見2番)
- 55ページの「原語歌詞の意味」について、指摘事由を変更することとした。(検定意見3番)
- 調査意見1番について、いったん取り下げた上で、下記の内容を指摘事項に加えて新たな検定意見を付すこととした。(検定意見1番)
- 90ページの「「四季」の楽譜 「マル1春」のパート中の「Port.」の表示」について、追加資料の指摘事項を変更した上で、上記の検定意見の指摘事項に加えることとした。
- 96ページの「ギター・コード表」について、意見が出され、検定意見を付すこととした。(検定意見7番)
- 118ページの「「和音の進行と終止形」に記載された和音記号(ローマ数字)」について、指摘事項を変更することとした。(検定意見16番)
- 125ページの「図版のキャプション中の演奏者の記載 「佐渡 裕指揮/東京フィルハーモニー交響楽団」」について、指摘事由を変更することとした。(検定意見19番)
- 136ページの「「和楽器に楽しむ」 (以下 P138及びP140)」について、指摘事由を変更することとした。(検定意見20番)
- 145ページの「「歌舞伎囃子について」1~3行目 「歌舞伎では,舞台下手の黒い御簾がかけられた小部屋で~これを歌舞伎囃子(黒御簾音楽)という。」」について、意見が出され、指摘事由を変更することとした。(検定意見24番)
- 151ページの「【メヘテルハーネ】1行目 「ティンパニやシンバル」」について、指摘事項及び指摘事由を変更することとした。(検定意見25番)
- その他の箇所については、追加資料に記載された内容をそのまま検定意見とすることとした。
23-120
- 6ページの「「付点音符」の説明」について、指摘事由を変更することとした。(検定意
見3番)
- 46ページの「「この道」の楽譜 2段目(全体)」について、意見が出され、検定意見を付すこととした。(検定意見8番)
- 調査意見6番について、指摘事項を変更することとした。(検定意見9番)
- 65ページの「「ラテン音楽」 「タンゴ」の説明1~2行目 「激しいリズムのダンス音楽。」」について、指摘事項を変更することとした。(検定意見13番)
- 98ページの「ギター・コード表」について、指摘事由を変更することとした。(検定意見16番)
- 107ページの「「ねぷた囃子」の楽譜 4段3小節目」について、指摘事由を変更することとした。(検定意見19番)
- 110ページの「「楽曲について」7~8行目 「笏拍子をたたきながら歌い始め~」」について、指摘事由を変更することとした。(検定意見24番)
- 123ページの「「楽曲について」6~7行目 「ベートーヴェンのピアノ・ソナタには,四つの楽章で構成された作品も多いが~」」について、指摘事由を変更することとした。(検定意見27番)
- 124ページの「図版のキャプション」について、指摘事由を変更することとした。(検定意見30番)
- 124ページの「第13曲「郵便馬車」の譜例中の歌詞「Klingt」」について、指摘事項を変更することとした。(検定意見31番)
- 調査意見20番について、検定意見としないこととした。
- その他の箇所については、追加資料に記載された内容をそのまま検定意見とすることとした。
23-121
- 74ページの「「年表」中の西洋音楽史の時代区分に関する記載 「古代(B.C.14~B.C.6世紀)
(以下 P128「年表」及び本文中の記載「B.C.14~B.C.6世紀」)」について、指摘事項を変更することとした。(検定意見9番)
- 97ページの「「東アジアの音楽」3~7行目 「その例として中国のグージォン~中国で作られた楽器が朝鮮半島や日本へと伝わり,それぞれ独自の形状や演奏法が確立した。」」について、指摘事由を変更することとした。(検定意見13番)
- 99ページの「「ヨーロッパの音楽」3~5行目 「その他にもヨーロッパ以外の地域から影響を受けた民俗的な音楽や楽器が多く存在する。」」について、検定意見としないこととした。
- 132ページの「AやBの旋律を演奏する楽器の表示中の「オーボエ・ダモーレ」」について、意見が出され、検定意見を付すこととした。(検定意見14番)
- 146ページの「「音名と音部記号」 大譜表、アルト譜表、テノール譜表及びヘ音記号等に関する説明」について、指摘事項及び指摘事由を変更することとした。(検定意見17番)
- 149ページの「速さを示す用語」について、指摘事項を変更することとした。(検定意見18番)
- その他の箇所については、追加資料に記載された内容をそのまま検定意見とすることとした。
23-122
- 39ページの「旋律を演奏する楽器に関する表示中の「オーボエダモーレ」」について、意見が出され、検定意見を付すこととした。(検定意見6番)
- 44ページの「Bの伴奏形に関する記載 「恋に破れた青年の心情を暗示しています。」」について、意見が出され、検定意見を付すこととした。(検定意見8番)
- 77ページの「「イヌイットの喉歌」に関する地図中の表示」について、指摘事項を変更することとした。(検定意見11番)
- 128ページの「「華の舞」の楽譜」について、指摘事由を変更することとした。(検定意見14番)
- 138ページの「「楽器の音域」中の「14.ハープ」の音域の表示」について、指摘事項を変更することとした。(検定意見16番)
- その他の箇所については、追加資料に記載された内容をそのまま検定意見とすることとした。
(以上)