令和6年10月18日(金曜日)10時00分~17時00分
中央合同庁舎7号館東館7階 検定連絡室1
小畑委員、降幡委員、矢後委員
木部教科書調査官、白石教科書調査官、相原教科書企画官、小坂課長補佐 ほか
1.令和8年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について、審議を 行った。(なお、下記の教科書番号(検定合格した図書に付される番号)及び申請者名は、参考までに記載しているものであり、実際の審議の際は、申請者名が分からないようにした上で審議を行っている。)
【高等学校 理科 生物基礎】
○受理番号106-70(教科書番号007-901):(実教出版)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 179)
・21ページの「「右側の原寸,100倍,500倍,10万倍は,イラストの拡大倍率を示す。」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見19番)
・94ページの「赤色,青緑色,緑色の矢印」について、検定意見を付すこととした。(検定意見96番)
・95ページの「「組織から毛細リンパ管に回収された組織液はリンパ液となり,リンパ管やリンパ節を通り,最終的に鎖骨下静脈で血液に合流する。」及び,図7の「鎖骨下静脈」の引き出し線の指す位置」について、検定意見を付すこととした。(検定意見97番)
・97ページの「「また,採血した血液を空気中にそのまま放置すると,血液が凝固することで血球がフィブリンにからんで沈殿する」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見99番)
・175ページの「「プランクトン」,図10説明文の「動物プランクトン」及び「植物プランクトン」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見147番)
・206ページの「「絶滅のおそれのある種のカテゴリー(ランク)」の表全体」について、検定意見を付すこととした。(検定意見168番)
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
○受理番号106-71(教科書番号007-902):(実教出版)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 160)
・調査意見41番について、指摘ページを変更することとした。(検定意見21番)
・調査意見37番について、指摘ページ及び指摘事項を変更することとした。(検定意見37番)
・77ページの「「遺伝子 標的のDNAを切断し,病気に弱い遺伝子を変化させる」と左の楕円型の模式図」について、検定意見を付すこととした。(検定意見72番)
・82ページの「紺色の矢印(16箇所)及び赤色,青緑色,緑色の矢印」について、検定意見を付すこととした。(検定意見75番)
・調査意見87番について、指摘事項を変更することとした。(検定意見89番)
・108ページの「キャラクターの吹き出しの「脊椎動物の共通の祖先である魚類が得たしくみ」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見98番)
・198ページの「「シカ*」の説明文の「オスは枝分かれする角をもつが,メスに角はない。」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見144番)
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
(以上)
初等中等教育局教科書課