令和6年10月17日(木曜日)12時00分~16時45分
中央合同庁舎7号館東館7階 検定連絡室1
小畑委員、降幡委員、増田委員
木部教科書調査官、白石教科書調査官、小坂課長補佐 ほか
1.小畑委員が小委員長に選任され、小畑小委員長より、矢後委員が小委員長代理に指名された。
2.令和8年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について、審議を 行った。(なお、下記の教科書番号(検定合格した図書に付される番号)及び申請者名は、参考までに記載しているものであり、実際の審議の際は、申請者名が分からないようにした上で審議を行っている。)
【高等学校 理科 生物基礎】
○受理番号106-68(教科書番号002-901):(東京書籍)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 126)
・102ページの「「骨髄」の引き出し線」について、検定意見を付すこととした。(検定意見58番)
・118ページの「「ホルモンは、非常に少ない量で大きな作用を示す化学物質である。そのため、体には、血液中のホルモン量が適正になるように、分泌量を正確に調節するしくみが備わっている。」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見68番)
・118ページの「「最初の刺激(寒冷)に対する応答(産熱)がいき過ぎないようにするための厳密な調節」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見70番)
・調査意見101番について、指摘事項を変更することとした。(検定意見104番)
・198ページの「「生態系にはかく乱を受けても、もとの状態に戻ろうとする復元力(レジリエンス)が備わっている。」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見113番)
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
○受理番号106-69(教科書番号002-902):(東京書籍)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 103)
・調査意見3番について、検定基準を変更することとした。(検定意見3番)
・20ページの「「体内の状態を一定に保とうとするしくみをもっている。体内の状態を一定に保つために、生物は常にエネルギーを取り入れ、」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見14番)
・調査意見26番について、検定基準を変更することとした。(検定意見27番)
・151ページの「「図2のような装置」及び図2「ツルグレン装置」の写真」について、検定意見を付すこととした。(検定意見79番)
・193ページの「「陰生植物」の「意味」の「森林の中な、」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見100番)
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
(以上)
初等中等教育局教科書課