平成22年5月27日(木曜日)10時00分~18時00分
中央合同庁舎第7号館旧文部省庁舎(文化庁庁舎)2階 第1会議室
浅井委員、市村委員、大室委員、岡崎委員、神村委員、川窪委員、榊原委員、杉原委員、寺島委員、富岡委員、友国委員、米澤委員
末澤主任教科書調査官、淺香教科書調査官、加藤(惠)教科書調査官、加茂川教科書調査官、川上教科書調査官、川辺教科書調査官、木部教科書調査官、高橋(直)教科書調査官、冨中教科書調査官、早川教科書企画官、佐々木課長補佐 他
1.平成24年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について、審議を行った。
【中学校 理科】
21-173:
合否の判定を留保することとした。
・7頁の「「第2学年の内容」及び「第3学年の内容」全体」について、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、検定意見を付すこととした。(検定意見2番)
・27頁の「実験4の「アンモニアの性質を調べる」の「操作2」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見10番)
・97頁の「「水圧の値」の囲みの中の魚の絵」について、検定意見を付すこととした。(検定意見22番)
・109頁の「それぞれの植物が、それぞれの環境で、生きていくために、太陽の光や水を求めているためである。(以下、P127上右「植物は、土のなかに根を広げ、生きていくために、絶えず水を吸収している。」)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見24番)
・124頁の「胚珠が子房に包まれている」について、検定意見を付すこととした。(検定意見28番)
・126頁の「虫媒花をつける被子植物は、昆虫が花粉を運ぶため、体に付着しやすい花粉を少量つくります。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見32番)
・126頁の「「ランには、花の色や形などがハチの雌に似ているものがある。雄が交尾しようとすると、体に花粉が付着するようになっている。」及び写真」について、検定意見を付すこととした。(検定意見34番)
・128頁の「説明文の「根毛は、土の粒の間に入りこみ、体を支えるはたらきもしている。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見37番)
・132頁の「葉脈は、うすく広い葉を広げるのに役立っている。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見40番)
・141頁の「「デンプン」の図及び運ばれているものの図」について、検定意見を付すこととした。(検定意見48番)
・141頁の「この岩石の表面はラン細菌でおおわれ、ストロマトライトとよばれています。」について、検定意見を付すこととした。
・146頁の「「トウモロコシの芽生え」の写真」について、検定意見を付すこととした。(検定意見51番)
・154頁の「「アブラナ」の「道管」の赤囲み及び「師管」の赤囲み」について、検定意見を付すこととした。(検定意見58番)
・165頁の「日本の火山の分布」について、検定意見を付すこととした。(検定意見62番)
・173頁の「カンラン石のおもな特徴の欄「ガラス状になっている」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見69番)
・183A頁の「「ホタテガイ(茨城県北茨木市)」の写真とP183B上右の「ホタテガイ やや寒冷な浅い海」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見74番)
・197頁の「太平洋の火山のマグマと噴煙」について、検定意見を付すこととした。(検定意見93番)
・197頁の「太平洋の火山のマグマと噴煙」について、検定意見を付すこととした。(検定意見94番)
・202頁の「マル3「したがって、地層はふつう上の層ほど新しい。」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見99番)
・209頁の「「加盟館園データベース検索」ウェブページ」について、検定意見を付すこととした。(検定意見101番)
・調査意見78番については、意見が出され、検定意見としないこととした。
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
21-182:
合否の判定を留保することとした。
・7頁の「「シロツメクサ」、上右写真「カタバミ」、中写真「オオバコ」及び中右写真「スズメノテッポウ」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見4番)
・7頁の「「カタバミ」の説明文の「種」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見6番)
・10頁の「「タンポポの花」の「がく」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見7番)
・12頁の「「マル6」の「★1」及びP13下囲みの「見たいものが視野のすみにあるとき」の「★1」(2箇所)」について、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、検定意見を付すこととした。(検定意見8番)
・38頁の「呼吸で出てくる二酸化炭素の量は、昼も夜も変わらない。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見21番)
・43頁の「「養分」などの「など」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見23番)
・43頁の「道管と師管は、それぞれ何本もの管が集まって束になっている。これを維管束という。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見24番)
・43頁の「根毛が土の粒と粒の間に入りこむので、植物は土からぬけにくくなる。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見25番)
・46-47頁の「図全体」について、検定意見を付すこととした。(検定意見30番)
・46頁の「「これまでに学んだこと」全体」について、検定意見を付すこととした。(検定意見31番)
・47頁の「これまで、植物のからだのつくりとはたらきを学習して、植物には多くの種類があることがわかった。」について、検定意見を付すこととした(検定意見33番)
・48頁の「上左の「ユリの子葉」の写真」について、検定意見を付すこととした。(検定意見34番)
・50頁の「多数の葉が集まっているように見える部分は1枚の葉で、」について、検定意見を付すこととした。(検定意見37番)
・50頁の「「スギナの地下茎」の写真の「2mm」について、検定意見を付すこととした。(検定意見40番)
・51頁の「「シダ植物のからだのつくり」全体」について、検定意見を付すこととした。(検定意見42番)
・73頁の「「バリウム」の写真及びコップの円内写真」について、検定意見を付すこととした。(検定意見52番)
・176頁の「そのため、水圧が高くなっても、外側の水圧と内側の水圧が同じ大きさになって、つぶれることはないのです。これは豆腐やリンゴでも同じで、」について、検定意見を付すこととした。(検定意見70番)
・213頁の「ボーリング試料の写真」について、検定意見を付すこととした。(検定意見82番)
・218頁の「217ページ図3の地層では、・・・砂やれきと火山灰でできた地層が重なっている。地層をつくる粒の大きさが、下から上へ向かってだんだん大きくなっていることから、地層の堆積した環境が、深い海から浅い海、あるいは陸上へと変わっていったことがわかる。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見84番)
・218頁の「古生代の想像図中の「リンボク」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見85番)
・231頁の「化石が堆積した年代がわかる化石を示準化石という。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見92番)
・調査意見46番については、意見が出され、検定意見としないこととした。
・調査意見52番については、意見が出され、検定意見としないこととした。
・調査意見69番については、意見が出され、検定意見としないこととした。
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
21-171:
合否の判定を留保することとした。
・8頁の「「観察1の結果例」全体」について、検定意見を付すこととした。(検定意見12番)
・8頁の「液胞という袋」について、検定意見を付すこととした。(検定意見14番)
・9頁の「花びら」について、検定意見を付すこととした。(検定意見19番)
・11頁の「「一方、草食動物には大きな門歯と臼歯があり、門歯は草を切るのに、臼歯は草をすりつぶすのに適したつくりをしている(図10)。」及び図10全体」について、検定意見を付すこととした。(検定意見24番)
・11頁の「「ヒトの体の成分〔%〕」全体」について、検定意見を付すこととする。(検定意見26番)
・11頁の「「デンプンや糖などを炭水化物という。」(以下、p14L3「デンプンは糖に変化した」)」について、検定意見を付すこととする。(検定意見29番)
・13頁の「デンプンがブドウ糖に分解されているかどうかを色の変化によって確かめることができる。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見30番)
・15頁の「「胃での消化」の「伸縮をくりかえして」及び中左「小腸での消化」の「筋肉の壁が伸縮して、」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見37番)
・16頁の「下中図の「脂肪」の引出線」について、検定意見を付すこととした。(検定意見41番)
・18頁の「体の成長や運動のためのエネルギー源となる。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見46番)
・18頁の「肺は肺胞といううすい膜で覆われた小さな袋が多数集まってできていて、気管支の先には肺胞がつながっている。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見50番)
・21頁の「「白血球」の「形」の説明「球体(異物や細菌をとりこんだときには変形する。」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見53番)
・30頁の「下の丸囲みにある「神経細胞」の図全体」について、検定意見を付すこととした。(検定意見76番)
・32頁の「中右「ぐるぐる回って泳ぐ。」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見81番)
・32頁の「表4「刺激が神経を伝わる速さ〔m/秒〕」全体」について、検定意見を付すこととした。(検定意見82番)
・38頁の「水中に卵を産む動物は陸上に卵を産む動物に比べて、1回の産卵数が多い。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見93番)
・39頁の「下右吹出し「2ひき同時に調べてみたらどうだろうか。」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見94番)
・46頁の「左「クチベニマイマイ」の写真」について、検定意見を付すこととした。(検定意見103番)
・53頁の「「進化によってまずコケ植物やシダ植物が現れ、」(以下、p54中右「ダーウィンフィンチのくちばし」の下3行「さまざまな植物に適応していけるように、ダーウィンフィンチ類のくちばしはそれぞれ進化してきた」)」について、検定意見を付すこととした。(117番)
・54頁の「「ダーウィンフィンチのくちばし」の上から3-4行目「その食性が島ごとに異なり、くちばしの形もちがっています。」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見120番)
・75頁の「科学の広場「気圧を調べる装置」のマル5「一定時間ごとに、ストローの先がさしている位置に印をつけて記録し、気圧の変化を調べる」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見144番)
・78頁の「「My Note p.16」(以下、下右の「My Note p.16」)」について、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、検定意見を付すこととした。(検定意見146番)
・78頁の「「わたしのレポート」の「観測場所:校庭」及び表「各気象要素の変化」の時刻欄「0、3、6、9、12、15、18、21」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見147番)
・93頁の「雲画像と説明文「日本海上」「に、北西の季節風にそったすじ状の雲が見られる。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見155番)
・96頁の「南にあった1本のジェット気流が北上し、やがて、ヒマラヤ山脈にぶつかり、2本の流れに分かれてオホーツク海の東側で合流するような流れにはさまれたオホーツク海上空では、大気がぶつかって密になり、大規模な高気圧が発達します。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見157番)
・103頁の「説明文「日本上空を移動する黄砂」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見161番)
・109頁の「※原子量の説明中の「各原子の質量の比で表したものである。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見167番)
・150頁の「●物質がもっているエネルギー及びp151L3-L8「もともと有機物がもっていたエネルギーが、化学変化によって熱や光のエネルギーに変わったと考えられる。・・・これをもつ物質は有機物に限らない。」及び図51説明中「石油のもっている化学エネルギー」及び注1全体、L9「化学エネルギー」L10-11、L14、L25-26、L26-27、中段右光合成のイラスト中の同語,及びL22-23「有機物のもっている化学エネルギー」及びp161右段L13-15化学エネルギー(全体)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見174番)
・163頁の「燃料電池の化学反応式中の「電気エネルギー」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見180番)
・210頁の「フレミングの左手の法則の中の「1885年に、イギリスのフレミングが発見した。」」について、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、検定意見を付すこととした。(検定意見197番)
・218頁の「ファラデーがイギリスの王立協会で行ったクリスマス講演(1855年)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見202番)
・225頁の「写真「氷の結晶のようす」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見214番)
・232頁の「境にあるの笠取山」について、検定意見を付すこととした。(検定意見219番)
・236頁の「マナマコ(クロナマコ)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見224番)
・238頁の「400種類をこえる魚類をはじめ、」について、検定意見を付すこととした。(検定意見226番)
・238頁の「下右「ゴギ」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見230番)
・239頁の「海岸に向けて流れる潮と、」について、検定意見を付すこととした。(検定意見231番)
・240頁の「まわりを海に囲まれているため、独特の進化をとげた」について、検定意見を付すこととした。(検定意見233番)
・240頁の「「国指定の天然記念物が45種類、」(以下、L19-20「特別天然記念物は5種類」)」について、検定意見を付すこととした。(検定意見235番)
・243頁の「エネルギーの囲みの中「水深が10m深くなると、水圧は1000hPa(約1気圧)大きくなる。」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見239番)
・調査意見9番については、教科書調査官から申し出があり、審査の結果、意見としないこととした。
・調査意見127番については、意見が出され、検定意見としないこととした。
・調査意見134番については、意見が出され、検定意見としないこととした。
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
(以上)
初等中等教育局教科書課