教科用図書検定調査審議会 令和元年度第3部会（第2回）　議事要旨

2．場所

中央合同庁舎第7号館東館（文部科学省庁舎）5階　5F7会議室

3．議題

1. 申請図書の審査
2. その他

4．出席者

委員

高山委員，橘委員，寺田委員，直田委員，永野委員，中野委員，萩原委員，深澤委員

文部科学省

鈴木主任教科書調査官，大田主任教科書調査官，森田教科書調査官，村山教科書検定調整専門官 ほか

5．議事要旨

1． 令和3年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について，審議を行った。（なお，下記の教科書番号（検定合格した図書に付される番号）及び申請者名は，参考までに記載しているものであり，実際の審議の際は，申請者名が分からないようにした上で審議を行っている。）

【中学校 数学 数学】
○受理番号31－43（教科書番号802）：大日本図書
合否の判定を留保することとした。（検定意見箇所数合計10）
・137ページの「すでに証明されたことがらのうちで，いろいろな性質を証明するときの根拠としてよく使われるものを定理という。これまでに証明で使ってきた平行線の性質なども，定理である。」について，検定意見を付すこととした。（検定意見3番）
・その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることとした。

○受理番号31－46（教科書番号804）：教育出版
合否の判定を留保することとした。（検定意見箇所数合計30）
・調査意見をそのまま検定意見とすることとした。

○受理番号31－49（教科書番号801）：東京書籍
合否の判定を留保することとした。（検定意見箇所数合計13）
・58ページの「中図における「kw」（3箇所）」について，検定意見を付すこととした。（検定意見6番）
・178ページの「Q A店では，花見の時期にどの商品がよく売れていたでしょうか。」について，検定意見を付すこととした。（検定意見12番）
・その他の箇所については，調査意見をそのまま検定意見とすることとした。

○受理番号31－52（教科書番号805）：啓林館
合否の判定を留保することとした。（検定意見箇所数合計18）
・調査意見3番については，指摘事項を変更することとした。（検定意見3番）
・180ページの「気温は高くなっていると思います。～最大値が大きくなっているからです。ほか203ページ右段15～19行「7章 箱ひげ図とデータの活用 学びを身につけよう」の木2の解答例」について，検定意見を付すこととした。（検定意見4番）
・223ページの「右段「参考 バブルソート」の囲みの「泡を意味するバブル（babble）」について，検定意見を付すこととした。（検定意見14番）
・その他の箇所については，調査意見をそのまま検定意見とすることとした。

○受理番号31－55（教科書番号803）：学校図書
合否の判定を留保することとした。（検定意見箇所数合計31）
・調査意見7番については，指定事項及び指摘事由を変更することとした。（検定意見6番）
・調査意見30番については，検定意見としないこととした。
・調査意見31番については，検定意見としないこととした。
・252ページの「「応用1（2）」の解答」について，検定意見を付すこととした。（検定意見30番）
・その他の箇所については，調査意見をそのまま検定意見とすることとした。

○受理番号31－58（教科書番号806,807）：数研出版
合否の判定を留保することとした。（検定意見箇所数合計24）
・調査意見をそのまま検定意見とすることとした。

○受理番号31－61（教科書番号808）：日本文教出版
合否の判定を留保することとした。（検定意見箇所数合計11）
・調査意見をそのまま検定意見とすることとした。

 

（以上）