令和6 年10 月4 日(金曜日) 10 時30 分~18 時00 分
中央合同庁舎第7号館東館(文部科学省庁舎) 5 階 5F4 会議室
足羽委員,大倉委員,奥波委員,黒川委員,駒形委員,白砂委員,鈴木委員,出村委員,中川委員,松本委員,吉原委員
遠藤主任教科書調査官,木元教科書調査官, 田中教科書調査官,三島教科書調査官,森上教科書調査官,山口教科書調査官,相原教科書企画官,森田教科書検定調整専門官 他
1.正委員の互選により,出村委員が小委員長に選任された。
2.出村小委員長より,黒川委員が小委員長代理に指名された。
3.令和8年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について,審議を行った。(なお,下記の教科書番号(検定合格した図書に付される番号)及び申請者名は,参考までに記載しているものであり,実際の審議の際は,申請者名が分からないようにした上で審議を行っている。)
【高等学校 公民科 公共】
受理番号106-85(教科書番号002-901):東京書籍
合否の判定を留保することが適当とした。
・調査意見15 番については,検定意見としないことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(10 月21 日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見としないことが適当とした。)
・その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。
受理番号106-86(教科書番号006-901):教育図書
合否の判定を留保することが適当とした。
・18 ページの「昭和になり、西洋哲学を乗り越える、独創的な哲学や倫理学が思考されるようになります。禅の体験などにもとづき、主客の二項対立を超えようとする西田幾多郎の純粋経験…などがそれにあたります。」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(10 月21 日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
・24-25 ページの「2015 年のCOP21 で採択されたパリ協定では、産業革命前からの平均気温の上昇を2℃以内に低く保ち、1.5℃に抑えることを目標と定め、そのために各国に具体的なCO₂排出量削減を義務づけることを決めました。」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(10 月21 日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
・26 ページの「「CO₂排出権の市場取引」中、「日本も2024 年からの参加を予定している。」」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(10 月21 日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
・165 ページの「GAFA(…フェイスブック…)」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(10 月21 日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
・その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。
受理番号106-87(教科書番号007-901):実教出版
合否の判定を留保することが適当とした。
・表見返ページの「世界の結びつき」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(10 月21 日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
・その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。
受理番号106-88(教科書番号007-902):実教出版
合否の判定を留保することが適当とした。
・表見返ページの「世界の結びつき」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(10 月21 日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
・調査意見12 番については,検定意見としないことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(10 月21 日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見としないことが適当とした。)
・その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。
受理番号106-89(教科書番号035-901):清水書院
合否の判定を留保することが適当とした。
・調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。
受理番号106-90(教科書番号035-902):清水書院
合否の判定を留保することが適当とした。
・調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。
受理番号106-91(教科書番号046-901):帝国書院
合否の判定を留保することが適当とした。
・96 ページの「地方自治のしくみ」について,意見が出され,検定意見を付すことが 適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(10 月21 日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
・その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。
(以上)
初等中等教育局教科書課