教科用図書検定調査審議会 令和2年度第2部会公共小委員会(第2回) 議事要旨

1.日時

令和2年10月15日(木曜日) 13時30分~17時50分

2.場所

中央合同庁舎第7号館東館(文部科学省庁舎)5階 5F5会議室

3.議題

  1. 申請図書の審査
  2. その他

4.出席者

委員

足羽委員,池田委員,大倉委員,小賀野委員,清水委員,白砂委員,髙橋委員,出村委員,中川委員,村上委員,森下委員,山内委員

文部科学省

矢吹主任教科書調査官,遠藤教科書調査官,木元教科書調査官,髙見教科書調査官,三島教科書調査官,森上教科書調査官,神山教科書課長,高見教科書企画官,村山教科書検定調整専門官 他

5.議事要旨

1.前回に続き,令和4年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について,審議を行った。(なお,下記の教科書番号(検定合格した図書に付される番号)及び申請者名は,参考までに記載しているものであり,実際の審議の際は,申請者名が分からないようにした上で審議を行っている。)

【高等学校 公民科 公共】
受理番号102-110(教科書番号710):(第一学習社)
合否の判定を留保することが適当とした。
・表見返③の「詐欺や脅迫による契約」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月5日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
・54ページの「連続3選禁止」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月5日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
・調査意見13番については,検定意見としないことが適当とした。
・調査意見15番については,検定意見としないことが適当とした。
・151ページの「先進国における難民の保護」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月5日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

受理番号102-111(教科書番号711):(第一学習社)
合否の判定を留保することが適当とした。
・19ページの「ムスリムの女性は家族以外への肌の露出を避けるため,ビジャブという布によって顔や髪を隠している。」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月5日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
・調査意見8番については,検定意見としないことが適当とした。
・調査意見9番については,検定意見としないことが適当とした。
・67ページの「原則として弁護士費用は不要」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月5日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
・87ページの「17世紀のヨーロッパで主権国家によって構成される国際社会の枠組みが確立されて以降,グロティウスらを中心に,国際法を発展させる機運が加速した。」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月5日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
・89ページの「日本の領域および排他的経済水域(EEZ)」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月5日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

受理番号102-112(教科書番号708):(数研出版)
合否の判定を留保することが適当とした。
その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

 
(以上)

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初等中等教育局教科書課