教科用図書検定調査審議会 令和2年度第2部会歴史小委員会(第7回) 議事要旨

1.日時

令和2年10月30日(金曜日) 13時30分~17時55分

2.場所

中央合同庁舎第7号館東館(文部科学省庁舎)5階 5F2会議室

3.議題

  1. 申請図書の審査
  2. その他

4.出席者

委員

井野瀬委員,上野委員,金井委員,神田委員,黒沢委員,齋藤委員,武田委員,森(公)委員,森(肇)委員,山家委員

文部科学省

中前主任教科書調査官,黒澤教科書調査官,小宮教科書調査官,鈴木(楠)教科書調査官,鈴木(正)教科書調査官,橋本教科書調査官,藤本教科書調査官,神山教科書課長,高見教科書企画官,村山教科書検定調整専門官 他

5.議事要旨

1.前回に続き,令和4年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について,審議を行った。(なお,下記の教科書番号(検定合格した図書に付される番号)及び申請者名は,参考までに記載しているものであり,実際の審議の際は,申請者名が分からないようにした上で審議を行っている。)

【高等学校 地理歴史科 歴史総合】
受理番号102-99(教科書番号705):(清水書院)
合否の判定を留保することが適当とした。
・86ページの「▼国際連盟と国際連合の比較」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月12日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
・126ページの「北米自由貿易協定(NAFTA)1994年発効」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月12日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

受理番号 102-100(教科書番号703):(実教出版)
合否の判定を留保することが適当とした。
・20ページの「ルソー『社会契約論』」について,教科書調査官から意見を追加したいとの申出があり,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月12日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
・20ページの「人間は自由な物として生まれている。」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月12日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
・調査意見12番については,検定意見としないことが適当とした。
・51ページの「ここでは大地主の支配が続き,旧宗主国への経済的従属もまねいた。」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月12日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
・59ページの「イギリス連邦ジャマイカ出身のメアリー=シーコールは,」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月12日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
・228ページの「冷戦終結後,北米では北米自由貿易協定(NAFTA),…が成立し,域内の貿易を自由化した。」について,教科書調査官から意見を追加したいとの申出があり,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月12日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

受理番号 102-101(教科書番号704):(実教出版)
合否の判定を留保することが適当とした。
・18ページの「人間は自由な物として生まれている。」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月12日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
・92ページの「19世紀以降のおもな戦争による死者数」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月12日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
・181ページの「北米自由貿易協定(NAFTA)」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月12日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

受理番号102-305:(ジャパンアーカイブズ)
検定審査不合格とすることが適当とした。
欠陥箇所について,そのまま欠陥箇所とすることが適当とした。

(以上)

お問合せ先

初等中等教育局教科書課