教科用図書検定調査審議会 令和2年度第2部会歴史小委員会(第5回) 議事要旨

1.日時

令和2年10月16日(金曜日) 13時30分~18時00分

2.場所

中央合同庁舎第7号館東館(文部科学省庁舎)16階 16F2会議室

3.議題

  1. 申請図書の審査
  2. その他

4.出席者

委員

家近委員,井野瀬委員,上野委員,金井委員,神田委員,熊本委員,黒沢委員,小林(和)委員,齋藤委員,武田委員,森(公)委員,森(肇)委員,山家委員

文部科学省

中前主任教科書調査官,黒澤教科書調査官,小宮教科書調査官,鈴木(楠)教科書調査官,鈴木(正)教科書調査官,橋本教科書調査官,藤本教科書調査官,神山教科書課長,高見教科書企画官,村山教科書検定調整専門官 他

5.議事要旨

1.前回に続き,令和4年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について,審議を行った。(なお,下記の教科書番号(検定合格した図書に付される番号)及び申請者名は,参考までに記載しているものであり,実際の審議の際は,申請者名が分からないようにした上で審議を行っている。)

【高等学校 地理歴史科 歴史総合】
受理番号102-91(教科書番号712):(明成社)
合否の判定を留保することが適当とした。
・44-45ページの「フランスで七月革命(1830年)、二月革命(1848年)によって第二共和政が成立すると、その影響をうけて各地で革命・独立運動がおこり、次々と国民国家が誕生してウィーン体制は崩壊した(諸国民の春)。」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月12日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
・46ページの「太政官(だいじょうかん)」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月12日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
・調査意見31番については,検定意見としないことが適当とした。
・59ページの「第一次世界大戦直前のバルカン半島(1913)」について,教科書調査官から指摘事由を変更したい申出があり,指摘事由を変更することが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月12日までに小委員長が内容を確認した結果,指摘事由を変更することとした。)
・94ページの「孤児763名と付き添い39名の計802名を救出した。」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月12日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
・102ページの「「常設国際司法裁判所」,「国際裁判所」,「国際司法裁判所」」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月12日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
・113ページの「この男(ローズベルト)の年来の唯一の希望は」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月12日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
・114ページの「第二次世界大戦犠牲者の推計(人)」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月12日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
・125ページの「口之島」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月12日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
・168ページの「NAFTA(北米自由貿易協定)」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月12日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
・180ページの「54……/日露和親条約」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月12日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

受理番号 102-93(教科書番号711):(第一学習社)
合否の判定を留保することが適当とした。
・表見返②の「アマゾン川」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月12日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
・調査意見16番については,検定意見としないことが適当とした。
・109ページの「第一次世界大戦後のヨーロッパ」について,教科書調査官から指摘事由を変更したいとの申出があり,指摘事由を変更することが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月12日までに小委員長が内容を確認した結果,指摘事由を変更することとした。)
・191ページの「北米自由貿易協定(NAFTA)」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月12日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

受理番号 102-94(教科書番号707):(山川出版社)
合否の判定を留保することが適当とした。
・219ページの「1994年にはアメリカ・カナダ・メキシコのあいだで、北米自由貿易協定(NAFTA)が発効した。」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(11月12日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

(以上)

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初等中等教育局教科書課