教科用図書検定調査審議会 令和2年度第2部会歴史小委員会(第3回) 議事要旨

1.日時

令和2年8月28日(金曜日) 10時30分~17時55分

2.場所

旧文部省庁舎2階 文化庁特別会議室

3.議題

  1. 申請図書の審査
  2. その他

4.出席者

委員

家近委員,井野瀬委員,上野委員,金井委員,神田委員,黒沢委員,小林(和)委員,齋藤委員,武田委員,三沢委員,森(公)委員,山家委員

文部科学省

中前主任教科書調査官,黒澤教科書調査官,小宮教科書調査官,鈴木(楠)教科書調査官,鈴木(正)教科書調査官,橋本教科書調査官,藤本教科書調査官,神山教科書課長,高見教科書企画官,村山教科書検定調整専門官 他

5.議事要旨

1.前回に続き,令和4年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について,審議を行った。(なお,下記の教科書番号(検定合格した図書に付される番号)及び申請者名は,参考までに記載しているものであり,実際の審議の際は,申請者名が分からないようにした上で審議を行っている。)

【中学校 社会(歴史的分野)】
受理番号102-307(教科書番号712):(自由社)
合否の判定を留保することが適当とした。
・60ページの「③菅原道真が提唱した遣唐使中止の理由(894年)」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(9月3日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
・78ページの「②モンゴル帝国の図版(1400年頃の世界)」について,意見が出され,指摘事由を変更することが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(9月3日までに小委員長が内容を確認した結果,指摘事由を変更することとした。)
・233ページの「通州事件は、2年も前から計画されていました(張慶余「冀東保安隊通県反正始末記」)。」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(9月3日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
・254ページの「日本提案の人権平等案否決」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(9月3日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
・278ページの「2012(平成24)年には、GDP(国民総生産)がアメリカに次ぐ第2位になったとされます。」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(9月3日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
  ・折込みの「一〇五一・ 前九年の役(~六二)」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか,後日小委員長が確認することとした。(9月3日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すこととした。)
その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

(以上)

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初等中等教育局教科書課