平成27年10月5日(月曜日)10時00分~17時30分
中央合同庁舎第7号館東館(文部科学省庁舎)17階 17F1会議室
荒木委員,家近委員,金井委員,原田委員,山崎委員
鈴木(楠)教科書調査官,中前教科書調査官,橋本教科書調査官,望月教科書課長,黄地教科書企画官,坂下教科書検定調整専門官 他
1.正委員である荒木委員が小委員長として選任された。
2.荒木小委員長より,原田委員が小委員長代理として指名された。
3.平成29年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について,審議を行った。(なお,下記の教科書番号(検定合格した図書に付される番号)及び申請者名は,参考までに記載しているものであり,実際の審議の際は,申請者名が分からないようにした上で審議を行っている。)
【高等学校 地理歴史科 世界史A】
受理番号27-156(教科書番号315):(山川出版社)
合否の判定を留保することが適当とした。
・調査意見2番について,意見が出され,指摘事由を変更することが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(11月13日までに小委員長が内容を確認した結果,指摘事由を変更することが適当とした。)
・98ページの「西部を背景とするジャクソンの民主党」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(11月13日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。
受理番号27-157(教科書番号316):(山川出版社)
合否の判定を留保することが適当とした。
・130ページの「キーパーソン「孫文」中,「ハワイで医学を学んだ。」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(11月13日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
・158ページの「「国際連合の機構」中,「信託統治理事会」の説明「1994年に最後の信託統治地域であるパラオが自治を達成したあとは,非植民地特別部会として活動」」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(11月13日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。
受理番号27-159(教科書番号313):(清水書院)
合否の判定を留保することが適当とした。
・120ページの「貧しい開拓民の家に生まれた第7代ジャクソン大統領は,男性普通選挙を推進し,孤児院や精神病院をつくるなど,競争社会でおき去りにされた人々に目を向けた政治をおこなった(ジャクソン民主主義)。」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(11月13日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。
受理番号27-161(教科書番号310):(東京書籍)
合否の判定を留保することが適当とした。
また,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。
受理番号27-162(教科書番号311):(実教出版)
合否の判定を留保することが適当とした。
また,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。
受理番号27-163(教科書番号312):(実教出版)
合否の判定を留保することが適当とした。
・110ページの「Key Person 「ジャクソン」中,「白人男性の普通選挙権がほぼ実現するなどの民主的な改革をすすめ(ジャクソニアン=デモクラシー),民主党を結成した。」」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(11月13日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。
(以上)
初等中等教育局教科書課