教科用図書検定調査審議会 平成26年度第2部会歴史小委員会(第4回) 議事要旨

1.日時

平成27年2月20日(金曜日) 10時30分~17時30分

2.場所

中央合同庁舎7号館東館(文部科学省庁舎)5階 5F7会議室

3.出席者

委員

荒木委員,家近委員,上山委員,金井委員,私市委員,黒沢委員,高橋(久)委員,原田委員,森委員,山崎委員

文部科学省

照沼主任教科書調査官,村瀬主任教科書調査官,高橋(秀)教科書調査官,中前教科書調査官,橋本教科書調査官,三谷教科書調査官,望月教科書課長,梶山教科書企画官,坂下教科書検定調整専門官 他

4.議事要旨

   1.平成28年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について,審議を行った。(なお,下記の教科書番号(検定合格した番号に付される番号)及び申請者名は,参考までに記載しているものであり,実際の審議の際は,申請者名が分からないようにした上で審議を行っている。)

【中学校 社会科(歴史的分野)】
  受理番号26-106(教科書番号737):(自由社)
    合否の判定を留保することが適当とした。
    ・2ページの「古代において日本は、中国に出現した文明を学びながらも、みずからの特色を見失うことなく、自立した独自の道を歩んできました。(2ページ上囲み,32ページ見出しも同様)」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(2月25日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
    ・34ページの「日本で縄文時代に当たる紀元前1万2000年ごろ、世界の各地でしだいに農耕や牧畜が行われるようになった。」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(2月25日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
    ・35ページの「中国の黄河流域では、紀元前1600年ごろ、農耕(麦作)や牧畜が行われた。長江流域では稲作を中心とした文明が始まっていた。」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(2月25日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
    ・139ページの「まとめにチャレンジ 世界最高水準の識字率を誇った当時の藩校・寺子屋・私塾について説明してみよう。」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(2月25日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
    ・170ページの「「江戸幕府から明治政府への転換」全体」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(2月25日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
    ・181ページの「しかし、同時に近代化は絶えず新たな欲望を喚起させて発展してきたので、日本人の簡素で豊かな生活は失われていきました。」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(2月25日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
    ・183ページの「その後、日清戦争に日本が勝利すると、アメリカをはじめ各国とも領事裁判権を認め合った。」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(2月25日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
    ・198ページの「1908(明治41)年」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(2月25日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
    ・206ページの「北里柴三郎(きたざとしばさぶろう)」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(2月25日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
    ・210ページの「「日露戦争」中,「朝鮮北部において兵力の増強などを進め、」」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(2月25日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
    ・230ページの「1939年の時点で、満州国はドイツ、タイ・・承認されていた。」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(2月25日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
    ・247ページの「「  タイのククリット・プラモード元首相は」(255ページ6-7行目左「1946(昭和21年)5月  から2年半」も同様)」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(2月25日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
    ・258ページの「北方領土は第二次世界大戦後日本で使われるようになった言葉で、千島列島のうち択捉島、国後島、歯舞群島、色丹島の北方4島の範囲を指す。」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(2月25日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
    ・267ページの「総覧者」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(2月25日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
    ・278ページの「「湾岸戦争」中,「1990~1991年」(裏見返し 巻末年表中,「1990 湾岸戦争(~91)」も同様)」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(2月25日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
    ・裏見返しの「「朝鮮」中,「1948」以降(同ページ「中国」中,「1949」以降も同様)」について,意見が出され,検定意見を付すことが適当かどうか後日小委員長が確認することとした。(2月25日までに小委員長が内容を確認した結果,検定意見を付すことが適当とした。)
   
    その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。

(以上)

お問合せ先

初等中等教育局教科書課