教科用図書検定調査審議会 平成23年度第2部会日本史小委員会(第1回) 議事要旨
1.日時
平成23年10月21日(金曜日)10時30分~18時00分
2.場所
中央合同庁舎(文部科学省庁舎)5階5F6会議室
3.議題
- 小委員長の選任等
- 申請図書の審査
- その他
4.出席者
委員
上山委員、河野委員、園田委員、高橋(久)委員、波多野委員、吉岡委員
文部科学省
照沼主任教科書調査官、高橋(秀)教科書調査官、三谷教科書調査官、村瀬教科書調査官、森教科書課長、井上教科書企画官、金澤教科書検定調整専門官 他
5.議事要旨
1.委員の互選により日本史小委員会の小委員長として、上山委員が選任された。また、吉岡委員が小委員長代理として指名された。
2. 平成25年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について、審議を行った。
【高等学校 日本史A】
23-78:
合否の判定を留保することが適当とした。
- 69ページの「鉱毒被害地関係図」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- 118ページの「この構想の起草には、有力な無産政党である社会大衆党の幹部が加わっていた。」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- 142ページの「地理・歴史科にかわる社会科が新しい科目として導入された。」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。
23-80:
合否の判定を留保することが適当とした。
- 14ページの「「仏教伝播」中の「6世紀以前」及び「6世紀中頃」」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- 22ページの「地図中のドイツの国境」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- 38ページの「地図中のイタリアの国境」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- 44ページの「政府は、清国を宗主国とする朝鮮の地位を一段低くした国交に改めようとして、1871年、清国との間で相互に平等な日清修好条規をむすんだ。」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- 59ページの「タイトル「台湾征服戦争」(65ページ小見出し「下関条約と台湾征服戦争」、及び同ページ右上地図タイトル「日清戦争・台湾征服戦争」も同様)」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- 84ページの「地図中のカメルーンの塗色」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- 107ページの「「枢軸国側の最大勢力範囲」における満州国の塗色」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- 171ページの「1971年、ニクソン大統領が中国を訪問し友好関係を樹立した。」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。
23-93:
合否の判定を留保することが適当とした。
- 86ページの「「魚釣り遊び」説明中の、「これに対して朝鮮は人間ではなく、魚として描かれ、具体的なイメージを欠いていたことがわかる。」」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- 調査意見16番について、意見が出され、指摘事項及び指摘事由を変更して検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。
23-96:
合否の判定を留保することが適当とした。
- 10ページの「「身近なヨーロッパ」中の、ランドセル」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。
【高等学校 日本史B】
23-79:
合否の判定を留保することが適当とした。
- 8ページの「第三紀」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- 155ページの「江戸幕府成立 文禄・慶長の役」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。
また、会議後に検定意見についての検討が生じた場合は、教科書調査官の案について小委員長が確認し決定することとした。
なお、後日小委員長に確認するとした点については、11月11日までに小委員長が内容を確認した結果、下記のとおりとすることとした。
【高等学校 日本史A】
23-78:
- 69ページの「鉱毒被害地関係図」について、検定意見を付すことが適当とした。
- 118ページの「この構想の起草には、有力な無産政党である社会大衆党の幹部が加わっていた。」について、検定意見を付すことが適当とした。
- 142ページの「地理・歴史科にかわる社会科が新しい科目として導入された。」について、検定意見を付すことが適当とした。
23-80:
- 14ページの「「仏教伝播」中の「6世紀以前」及び「6世紀中頃」」について、検定意見を付すことが適当とした。
- 22ページの「地図中のドイツの国境」について、検定意見を付すことが適当とした。
- 38ページの「地図中のイタリアの国境」について、検定意見を付すことが適当とした。
- 44ページの「政府は、清国を宗主国とする朝鮮の地位を一段低くした国交に改めようとして、1871年、清国との間で相互に平等な日清修好条規をむすんだ。」について、検定意見を付すことが適当とした。
- 59ページの「タイトル「台湾征服戦争」(65ページ小見出し「下関条約と台湾征服戦争」、及び同ページ右上地図タイトル「日清戦争・台湾征服戦争」も同様)」について、検定意見を付すことが適当とした。
- 84ページの「地図中のカメルーンの塗色」について、検定意見を付すことが適当とした。
- 107ページの「「枢軸国側の最大勢力範囲」における満州国の塗色」について、検定意見を付すことが適当とした。
- 171ページの「1971年、ニクソン大統領が中国を訪問し友好関係を樹立した。」について、検定意見を付すことが適当とした。
23-93:
- 86ページの「「魚釣り遊び」説明中の、「これに対して朝鮮は人間ではなく、魚として描かれ、具体的なイメージを欠いていたことがわかる。」」について、検定意見を付すことが適当とした。
- 調査意見16番について、指摘事項及び指摘事由を変更して検定意見を付すことが適当とした。
23-96:
- 10ページの「「身近なヨーロッパ」中の、ランドセル」について、検定意見を付すことが適当とした。
【高等学校 日本史B】
23-79:
- 8ページの「第三紀」について、検定意見を付すことが適当とした。
- 155ページの「江戸幕府成立 文禄・慶長の役」について、検定意見を付すことが適当とした。
- 382ページの「朝鮮民主主義人民共和国を侵略者として武力制裁することを決定した。」について、検定意見を付すことが適当とした。
(以上)