教科用図書検定調査審議会 平成23年度第2部会世界史小委員会(第1回) 議事要旨
1.日時
平成23年10月21日(金曜日)13時00分~18時30分
2.場所
中央合同庁舎第7号館(文部科学省庁舎)5階5F4会議室
3.議題
- 小委員長の選任等
- 申請図書の審査
- その他
4.出席者
委員
荒木委員、上野委員、紀平委員、原田委員
文部科学省
室井主任教科書調査官、橋本教科書調査官、門間教科書調査官、森教科書課長、井上教科書企画官、金澤教科書検定調整専門官 他
5.議事要旨
1.委員の互選により世界史小委員会の小委員長として、紀平委員が選任された。
2. 平成25年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について、審議を行った。
【高等学校 世界史A】
23-128:
合否の判定を留保することが適当とした。
- 35ページの「「東南アジアへの仏教・イスラーム教の伝播と現在の宗教分布」内のバリ島の着色」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- 201ページの「ソ連もこの間に日本に宣戦して中国東北地方や樺太・千島に進撃した。」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- 202ページの「各種の専門機関を設置して」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- 205ページの「国連安全保障理事会(安保理)は、この事態を北朝鮮の侵略行為とし、」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。
23-129:
合否の判定を留保することが適当とした。
- 188ページの「貧窮状態にあえでいた」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。
23-130:
合否の判定を留保することが適当とした。
- 18ページの「「北京の孔子廟」内の、進士(科学の最終合格者)」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- 128ページの「朝鮮では強まる日本の影響に対し反発が増し、1897年には国号を朝鮮国から大韓民国(韓国)と改め、独立国であることを主張した。」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- 141ページの「アメリカ合衆国における家電製品の普及率」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。
23-133:
合否の判定を留保することが適当とした。
- 76ページの「側注「主権国家」内、「明確な国境で囲まれ中央集権化された領土と、独立の主権をもった近代国家のこと。」」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- 81ページの「囲み「歴史上の産物としての主権国家体制」内、「主権国家は明確に区切られた一定の『領土』・『国民』・『独立』の主権の三つをそなえるものとなっていった。」」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- 189ページの「なお、1941年2月には日ソ中立条約がむすばれた。」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- 193ページの「国際政治裁判所(ICC)」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- 201ページの「国連安全保障理事会は北を侵略者とし、」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- 217ページの「写真「オバマ」内、「第45代大統領」」について、意見が出され、検定意見を付すかどうか後日小委員長が確認することとした。
- その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることが適当とした。
なお、後日小委員長に確認するとした点については、11月11日までに小委員長が内容を確認した結果、下記のとおりとすることとした。
【高等学校 世界史A】
23-128:
- 35ページの「「東南アジアへの仏教・イスラーム教の伝播と現在の宗教分布」内のバリ島の着色」について、検定意見を付すことが適当とした。
- 201ページの「ソ連もこの間に日本に宣戦して中国東北地方や樺太・千島に進撃した。」について、検定意見を付すことが適当とした。
- 202ページの「各種の専門機関を設置して」について、検定意見を付すことが適当とした。
- 205ページの「国連安全保障理事会(安保理)は、この事態を北朝鮮の侵略行為とし、」について、検定意見を付すことが適当とした。
23-129:
- 188ページの「貧窮状態にあえでいた」について、検定意見を付すことが適当とした。
23-130:
- 18ページの「「北京の孔子廟」内の、進士(科学の最終合格者)」について、検定意見を付すことが適当とした。
- 128ページの「朝鮮では強まる日本の影響に対し反発が増し、1897年には国号を朝鮮国から大韓民国(韓国)と改め、独立国であることを主張した。」について、検定意見を付すことが適当とした。
- 141ページの「アメリカ合衆国における家電製品の普及率」について、検定意見を付すことが適当とした。
23-133:
- 76ページの「側注「主権国家」内、「明確な国境で囲まれ中央集権化された領土と、独立の主権をもった近代国家のこと。」」について、検定意見を付すことが適当とした。
- 81ページの「囲み「歴史上の産物としての主権国家体制」内、「主権国家は明確に区切られた一定の『領土』・『国民』・『独立』の主権の三つをそなえるものとなっていった。」」について、検定意見を付すことが適当とした。
- 189ページの「なお、1941年2月には日ソ中立条約がむすばれた。」について、検定意見を付すことが適当とした。
- 193ページの「国際政治裁判所(ICC)」について、検定意見を付すことが適当とした。
- 201ページの「国連安全保障理事会は北を侵略者とし、」について、検定意見を付すことが適当とした。
- 217ページの「写真「オバマ」内、「第45代大統領」」について、検定意見を付すことが適当とした。
(以上)