令和6年9月27日(金曜日) 10時30分~15時30分
中央合同庁舎第7号館東館(文部科学省庁舎) 5階 5F5会議室
梅林委員、小野委員、川端委員、佐伯委員、髙橋委員、中嶋委員、平林委員、松江委員、渡部委員
小原教科書調査官、林教科書調査官、田中教科書調査官、平藤教科書調査官、幾浦教科書調査官、相原教科書企画官、堀江課長補佐 ほか
1.令和8年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について、審議を行った。(なお、下記の教科書番号(検定合格した図書に付される番号)及び申請者名は、参考までに記載しているものであり、実際の審議の際は、申請者名が分からないようにした上で審議を行っている。)
【高等学校 国語 現代の国語】
○受理番号 106-228(教科書番号 104-901):(数研出版)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 2)
・調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
○受理番号 106-229(教科書番号 104-902):(数研出版)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 6)
・調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
○受理番号 106-230(教科書番号 104-903):(数研出版)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 4)
・調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
○受理番号 106-231(教科書番号 104-904):(数研出版)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 1)
・調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
○受理番号 106-233(教科書番号 143-901):(筑摩書房)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 10)
・調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
○受理番号 106-234(教科書番号 143-902):(筑摩書房)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 4)
・81ページの「ことばがつくる男と女」について、検定意見を付すこととした。(検定意見2番)
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
【高等学校 国語 言語文化】
○受理番号 106-245(教科書番号 104-901):(数研出版)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 4)
・229ページの「河童の国に転げ落ちた「僕」は、そこで見た河童の社会について作者に語る。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見3番)
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
○受理番号 106-246(教科書番号 104-902):(数研出版)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 5)
・調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
○受理番号 106-247(教科書番号 104-903):(数研出版)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 1)
・15ページの「一八八七(明治二〇)年、「です」調(敬体)による『武蔵野』を発表。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見1番)
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
○受理番号 106-250(教科書番号 143-901):(筑摩書房)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 18)
・51ページの「うち約百五十段は当時実在の人物の歌による実話で、残りは歌に結びついた伝説・説話である。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見4番)
・109ページの「基本的に和語を用いて平仮名ばかりで書かれた「和文体」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見6番)
・211-212ページの「また、山田美妙の『武蔵野』(一八八七)、『蝴蝶』(一八八九)は〈デス体〉を用いて近代小説の文体を形成した。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見16番)
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
○受理番号 106-251(教科書番号 143-902):(筑摩書房)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 14)
・105ページの「基本的に和語を用いて平仮名ばかりで書かれた「和文体」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見4番)
・207-208ページの「また、山田美妙の『武蔵野』(一八八七)、『蝴蝶』(一八八九)は〈デス体〉を用いて近代小説の文体を形成した。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見13番)
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
(以上)
初等中等教育局教科書課