教科用図書検定調査審議会 令和元度第1部会国語小委員会(第2回) 議事要旨

1.日時

令和元年10月4日(金曜日) 10時30分~18時00分

2.場所

中央合同庁舎第7号館東館(文部科学省庁舎)5階 5F7会議室

3.議題

 1.申請図書の審査について
    中学校 国語        31-85、31-91、31-80、31-89、31-86、31-92
 
 2.その他

4.出席者

委員

梅林委員、大池委員、小方委員、小野委員、川端委員、佐伯委員、菅委員、新飯田委員、福田委員

文部科学省

加藤主任教科書調査官、小原主任教科書調査官、林教科書調査官、舟見教科書調査官、田中教科書調査官、村山教科書検定調査専門官 他

5.議事要旨

1.令和3年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について、審議を行った。(なお、下記の教科書番号(検定合格した図書に付される番号)及び申請者名は、参考までに記載しているものであり、実際の審議の際は、申請者名が分からないようにした上で審議を行っている。)
 
【中学校 国語(第2学年用)】
○受理番号31-85(教科書番号803):(教育出版)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計33)
・61ページの「自分の意見だけでなく、計画したことを踏まえた根拠をあわせて伝えると、説得力のある提案になります。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見9番)
・172ページの「一年生の時、物語や小説について、次のことを学びました。…とりわけ、小説において、時間がどのように展開しているかを読むことは、語られ方に目を向けることであり、どう読むかに関わってくることなのです。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見21 番)
・173ページの「物語の流れ/時間の順序」及び「小説の流れ/構成や展開」の図について、検定意見を付すこととした。(検定意見22番)
・212ページ~217ページの問題1の全体について、検定意見を付すこととした。(検定意見24番)
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
 
○受理番号31-91(教科書番号802):(三省堂)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計7 )
・調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
 
【中学校 国語(第3学年用)】
○受理番号31-80(教科書番号901):(東京書籍)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計7 )
・調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
 
○受理番号31-89(教科書番号904):(光村図書出版)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計2 )
・調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
 
○受理番号31-86(教科書番号903):(教育出版)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計11 )
・調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
 
○受理番号31-92(教科書番号902):(三省堂)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計9 )
・54ページの「日本の高校生の多くは,社会のできごとについて考えるのが得意ではない。日本の高校生は,勉強したことの応用を大切だと考えない。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見2番)
・300ページの(図全体)について、検定意見を付すこととした。(検定意見9番)
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
 
    (以上)

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