教科用図書検定調査審議会 令和元年度第1部会国語小委員会(第1回) 議事要旨

1.日時

令和元年9月20日(金曜日) 10時30分~16時45分

2.場所

中央合同庁舎第7号館東館(文部科学省庁舎)15階 15F1会議室

3.議題

 1. 部会長の選任等
 2. 小委員長の選任等
 3.申請図書の審査について
    中学校 国語        31-78、31-87、31-90、31-84、31-79、31-88
 4.その他


4.出席者

委員

梅林委員、大池委員、小方委員、小野委員、川端委員、佐伯委員、菅委員、福田委員

文部科学省

加藤主任教科書調査官、小原主任教科書調査官、林教科書調査官、舟見教科書調査官、田中教科書調査官、中野教科書課長、高見教科書企画官、村山教科書検定調査専門官 他

5.議事要旨

1.国語小委員会の小方委員が、教科用図書検定調査審議会第1部会の正委員の互選により第1部会長に選任されたことが報告された。また、小方委員より書写小委員会の東委員が部会長代理に指名された。
2.小方委員が小委員長に選出された。また、小方委員より大池委員が小委員長代理に指名された。
3.令和3年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について、審議を行った。(なお、下記の教科書番号(検定合格した図書に付される番号)及び申請者名は、参考までに記載しているものであり、実際の審議の際は、申請者名が分からないようにした上で審議を行っている。)
 
【中学校 国語(第1学年用)】
 
○受理番号31-78(教科書番号701):(東京書籍)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 5 )
・169ページ「語り手の視点を変える」、169ページ「目標」、「語り手の視点」について、検定意見を付すこととした。(検定意見2番)
・284ページ「書き手の言いたことがはっきりと見えてくる。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見5番)
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
 
○受理番号31-87(教科書番号704):(光村図書出版)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 4 )
・169ページ「あまた→「数量の多いさま・たくさん」」について、検定意見を付すこととした。(検定意見3番)
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
 
○受理番号31-90(教科書番号702):(三省堂)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 9 )
・調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
 
○受理番号31-84(教科書番号703):(教育出版)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計15)
・調査意見2番について、指摘事項を変更することとした。(検定意見2番)
・調査意見3番について、検定意見としないこととした。
・61ページ「引用する部分は、自分が書いた文章全体の一部として使うようにします。」
について、検定意見を付すこととした。(検定意見4番)
・64 ページ「しかし、写真に「写っているもの」は、撮影者が選択した人物や事物、場面であり、角度や構図などの選び方です。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見5番)
・189ページ「この文章の段落相互の関係について説明したものとして、最も適切でないものを、次のアからエまでの中から一つ選びなさい。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見10番)
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
  
【中学校 国語(第2学年用)】
○受理番号31-79(教科書番号801):(東京書籍)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 5 )
・27ページ「話し言葉には、話し手の声の質・大きさ・話す速さなどの特徴が表れる。
こうした要素は話の意味を特に大きく変えることはないが、」について、検定意見を付すこととした。(検定意見1番)
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
 
○受理番号31-88(教科書番号804):(光村図書出版)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 3 )
・68 ページの「平安時代後期に短歌の五・七・五・七・七から上半分の五・七・五だけが独立して俳句の原型ができました。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見2番)
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
 
   (以上)

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