平成30年9月28日（金曜日） 10時30分～16時30分
中央合同庁舎第7号館東館（文部科学省庁舎）17階 17F1会議室
飯田委員、梅林委員、大池委員、小方委員、小野委員、菅委員、新飯田委員、橋本委員、福田委員
加藤主任教科書調査官、小原主任教科書調査官、林教科書調査官、舟見教科書調査官、今田教科書調査官、山本課長補佐 他
1．平成32年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について、審議を行った。（なお、下記の教科書番号（検定合格した図書に付される番号）及び申請者名は、参考までに記載しているものであり、実際の審議の際は、申請者名が分からないようにした上で審議を行っている。）
【小学校 国語（第3・第4学年用）】
○受理番号30-94（教科書番号303/304/403/404）：（学校図書）
合否の判定を留保することとした。（検定意見箇所数合計 37）
・1巻70ページの「（合図としるし）音は、はなれたところにいる人や、目に見えないことをつたえるというよさがあります。」について、検定意見を付すこととした。（検定意見9番）
・2巻5ページの「（『みんなと学ぶ 小学校 国語』の使い方）下の縮刷図中の「書く」」について、検定意見を付すこととした。（検定意見16番）
・2巻35ページの「（ほかのものになりきって）きせつにごとに」について、検定意見を付すこととした。（検定意見17番）
・2巻52ページの「（モチモチの木、学習のてびき丸1 ）次のアからオの場面では、どんな出来事がありましたか。それぞれの絵について、「……豆太」という題名をつけましょう。」について、検定意見を付すこととした。（検定意見18番）
・2巻91ページの「（冬眠する動物たち、学習のてびき丸3 ）事例」について、検定意見を付すこととした。（検定意見20番）
・2巻125ページの「（国語のカギ、丸9 つながりを考えて書く）まとまりをつなげて文章するときは」について、検定意見を付すこととした。（検定意見22番）
・3巻139ページの「（読書の部屋）27『よりぬきマザーグーズ』」について、検定意見を付すこととした。（検定意見30番）
・4巻23ページの「（ことわざ・故事成語、やってみよう）三つ目の絵」について、検定意見を付すこととした。（検定意見31番）
・4巻36ページの「（熟語の組み合わせと読み方）三字の熟語の組み合わせは、「上中下」「図書館」などいろいろあります。」について、検定意見を付すこととした。（検定意見33番）
・4巻119ページの「（この本読みたいな）『びりっかすの神さま』の図版にある「偕成社文庫」」について、検定意見を付すこととした。（検定意見37番）
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
○受理番号30-112（教科書番号301/302/401/402）：（東京書籍）
合否の判定を留保することとした。（検定意見箇所数合計 12）
・2巻110ページの「「大切や役わりを持つ物」」について、検定意見を付すこととした。（検定意見4番）
・調査意見5番について、検定意見としないこととした。
・3巻45ページの「話題を変えるときに使う言葉「ところが」」について、検定意見を付すこととした。（検定意見6番）
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
【小学校 国語（第5・第6学年用）】
○受理番号30-125（教科書番号507/607）：（光村図書出版）
合否の判定を留保することとした。（検定意見箇所数合計 6）
・下巻59ページの「（書き言葉）…語順や構成を整えることがふつうです。たいていは書き直せないので、誤解をあたえないよう、…」について、検定意見を付すこととした。（検定意見5番）
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
○受理番号30-149（教科書番号505/506/605/606）：（教育出版）
合否の判定を留保することとした。（検定意見箇所数合計 10）
・3巻52-53ページの「断熱材でおおった野菜の貯蔵庫に雪を入れて、そこでながいもを保存し、鮮度を調べました。その結果、「氷室」の機能を利用した貯蔵庫では、冷蔵庫の十倍もの期間、鮮度を保つことがわかりました。貯蔵庫内の安定した、低い室温と高い湿度が野菜の鮮度を保つからです（図2）。及び図2」について、検定意見を付すこととした。（検定意見6番）
・調査意見9番について、検定意見としないこととした。
・調査意見11番について、検定意見としないこととした。
・その他の箇所については、調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
（以上）
初等中等教育局教科書課