平成28年9月9日(金曜日) 10時30分~18時00分
中央合同庁舎第7号館東館(文部科学省庁舎)5階 5F5会議室
飯田委員,大池委員,小方委員,菅委員,寺島委員,新飯田委員
加藤主任教科書調査官,林教科書調査官,舟見教科書調査官,今田教科書調査官,高橋課長補佐 ほか
1.寺島委員が小委員長に選出され,寺島委員より飯田委員が小委員長代理に指名された。
2.平成30年度から使用される教科用図書として検定申請のあった申請図書について,審議を行った。(なお,下記の教科書番号(検定合格した図書に付される番号)及び申請者名は,参考までに記載しているものであり,実際の審議の際は,申請者名が分からないようにした上で審議を行っている。)
【高等学校 国語表現】
28-21(教科書番号307):(大修館書店)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 5)
・53ページの「調査項目I-1の結果は,右図の通り。」について,検定意見を付すこととした。(検定意見2番)
・90ページの「(横書きワープロ打ちの案内状の例)是非,大勢集まれることを願っています。」について,検定意見を付すこととした。(検定意見5番)
・その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
28-42(教科書番号308):(第一学習社)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 4)
・125ページの「日本語の文は,動詞によってひとまず事柄を述べ終わった後で,心情に関わる助動詞や終助詞が添加していく構造になっている。」について,検定意見を付すこととした。(検定意見2番)
・137ページの「「お住まいはどちら?」の「お」は尊敬語,「お人形にお靴を履かせよう。」の「お」は美化語である。」について、検定意見を付すこととした。(検定意見4番)
・その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
【高等学校 現代文A】
28-89(教科書番号306):(東京書籍)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 4)
また,調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
【高等学校 現代文B】
28-85(教科書番号329/330):(大修館書店)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 10)
また,調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
28-86(教科書番号331):(大修館書店)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 9)
・10ページの「カテゴリー kategorie(ドイツ語)」について,検定意見を付すこととした。(検定意見1番)
・431ページの「水素 窒素」について,検定意見を付すこととした。(検定意見7番)
・その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
28-87(教科書番号332):(大修館書店)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 6)
また,調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
【高等学校 古典A】
28-53(教科書番号314):(第一学習社)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 7)
・12ページの「しかし、短くて素朴な文章であるからこそ、創作ではなく、伝承された実話を記録するという基本姿勢が現実味を帯び、人物を生き生きと力強く描き出すことが可能になるという面もある。」について,検定意見を付すこととした。(検定意見2番)
・その他の箇所については,調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
【高等学校 古典B】
28-6(教科書番号345/346):(明治書院)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 6)
また,調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
28-7(教科書番号347):(明治書院)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 7)
また,調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
28-54(教科書番号350/351):(第一学習社)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 10)
また,調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
28-55(教科書番号352):(第一学習社)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 10)
また,調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
28-56(教科書番号353):(第一学習社)
合否の判定を留保することとした。(検定意見箇所数合計 5)
また,調査意見をそのまま検定意見とすることとした。
(以上)
初等中等教育局教科書課