資料4 東京大学中期目標 中期計画等

(抜粋)

「中期目標」

【2】 大学の教育研究等の質の向上に関する目標

 2 研究に関する目標

(1)研究水準及び研究の成果等に関する目標

研究成果を積極的に社会に還元・応用・活用する。

(2)研究実施体制等の整備に関する目標

○ 知的財産の創出、取得、管理、活用に関する組織作りと運用を行う。

 3 その他の目標

(1)社会との連携、国際交流等に関する目標

○ 社会的ニーズに呼応した産学官連携システムを構築し、知的資源の社会への還元を強化する。

「中期計画」

【1】 大学の教育研究等の質の向上に関する目標を達成するためにとるべき措置

 2 研究に関する目標を達成するための措置

(1)研究水準及び研究の成果等に関する目標を達成するための措置

○ 成果の社会への還元に関する具体的方策

産業界との連携を推進する体制を整備する。

・研究成果の社会への直接的な貢献に加え、社会への情報発信・サービス提供、企業等との関係強化に力を入れ、研究成果を積極的に還元していく。

・社会と連携する研究を基礎研究に反映させることに努めるとともに、教育を通じて研究成果を社会に還元するため、最先端の研究成果を教育に活かす。

(2)研究実施体制等の整備に関する目標を達成するための措置

○ 知的財産の創出、取得、管理、活用に関する具体的方策

・研究成果の社会への還元を目的として、知的財産本部機能を包含した全学的な産学官連携支援組織を整備する。

・基礎研究における知的基盤創成、応用展開研究における知的資産構築を促進する。

 3 その他の目標を達成するための措置

(1)社会との連携、国際交流等に関する目標を達成するための措置

○ 産学官連携の推進に関する具体的方策

産業界との連携を推進する体制を整備する。

・研究成果の移転・活用のため、教職員の企業役員兼業を認めるとともに、起業資金の円滑な確保を支援する。

・行政・公的研究機関の政策形成や研究拠点形成等に学問的視点から寄与する。

「年度計画(19年度)」

【1】 大学の教育研究等の質の向上に関する目標を達成するためにとるべき措置

 2 研究に関する目標を達成するための措置

(1)研究水準及び研究の成果等に関する目標を達成するための措置

○ 研究成果の社会への還元

・学術情報へのアクセスをより容易にするためにホームページの整備を行うとともに、国際的な情報発信・広報活動を進めるため、外国語ホームページ等の充実を図る。

・海外の企業との共同研究創出を可能にするために必要なスキームの構築を行い数例実践する。また、Proprius21については、新たに複数企業間の連携を調整するスキームを開発し、実行する。

・産学連携を目指した研究会(プラザ活動)を引き続き推進する。

・国内だけでなく、国際的な共同研究・受託研究の推進を図る。

・平成19年6月に開業を予定している「東京大学アントレプレナープラザ」の運用を開始し、東京大学関係のベンチャー企業を積極的に支援する。

(2)研究実施体制等の整備に関する目標を達成するための措置

○ 知的財産の創出、取得、管理、活用

・大学知的財産本部整備事業の最終年にかかることに鑑み、専門人材の継続的な人的整備を図りつつ、契約交渉の事例や経験を踏まえ、共同研究契約の迅速処理・多様化対応を更に推進する。

・科学技術交流フォーラムと産学出会い場を開催する。これらを通じて知的財産の基となる共同研究を推進する。

 3 その他の目標を達成するための措置

(1)社会との連携、国際交流等に関する目標を達成するための措置

○ 産学官連携の推進

・海外の企業との共同研究創出を可能にするために必要なスキームの構築を行い数例実践する。また、Proprius21については、新たに複数企業間の連携を調整するスキームを開発し、実践する

・東京大学の技術移転関連事業者である株式会社東京大学エッジキャピタルとの連携により、研究者等が起業する際の資金提供等の支援を促進する。

・個々の教員の有する高度で多様な知見を集約して、大学のイニシアティブで政策提言を行うとともに、その実現について各界へ働きかけるしくみについて検討を開始する。

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国立大学法人支援課国立大学法人評価委員会室

(国立大学法人支援課国立大学法人評価委員会室)