資料4

国立大学法人評価について

【制度の概要】

(1)各年度終了時の評価

 各法人が実績報告書(自己点検評価書)に記載した年度計画の実施状況等に基づき、中期目標・中期計画の達成に向けた業務の進捗状況について評価を実施。

  • 1 業務運営・財務内容等の状況については、年度計画記載事項ごとに、法人の自己評価の検証を行い、4つの大項目ごとに評定(5種類)を示すとともに、特筆すべき点や遅れている点についてコメントを付す。
     なお、評価は、各法人の中期計画の内容に応じて、その進捗状況を評価するものであるが、各法人が共通して取り組むべき最少限の事項については、共通の観点から評価する。
  • 2 教育研究の状況については、その特性に配慮し、専門的な観点からの評価は行わず、年度計画に係る事業の外形的・客観的な進捗状況を確認し、特筆すべき点や遅れている点を示す。
     その際、大学共同利用機関法人については、「各年度終了時の評価における大学共同利用機関法人の特性を踏まえた評価の留意事項(審議のまとめ)」のポイントに沿って、各法人の取組や機能の状況を確認。
  • 3 上記を踏まえ、中期計画の進捗状況全体について評価(記述式)。

(2)中期目標期間の評価

 評価結果を各法人が自主的に行う組織・業務全般の見直しや次期中期目標・中期計画の検討に資するものとするとともに、次期中期目標期間における運営費交付金の算定に反映させることができるよう、平成16年度から19年度までの4年間の業務の実績について、平成20年度に評価を実施(中期目標期間終了後に、評価結果を確定させる)。

  • 1 業務運営・財務内容等の状況については、年度評価と同様に、各法人の中期目標の具体的な達成状況に基づいた評価を実施。
  • 2 教育研究の状況については、独立行政法人大学評価・学位授与機構に
     評価の実施を要請し、その結果を尊重。
  • 3 上記を踏まえ、中期目標期間の業務実績全体について総合的に評価(記述式)。