11科技会第56号 平成11年6月2日 |
内閣総理大臣 小渕 恵三 殿 |
科学技術会議議長 小渕 恵三 |
諮問第25号「未来を拓く情報科学技術の戦略的な推進方策の在り方について」に対する答申について 本会議は、平成9年7月28日付け諮問第25号「未来を拓く情報科学技術の戦略的な推進方策の在り方について」の審議を行った結果、別紙のとおり答申します。 |
(別紙)
諮問第25号「未来を拓く情報科学技術の戦略的な
推進方策の在り方について」に対する答申
目 次
第1章 情報及び情報科学技術に関する基本認識
- 物質資源依存型社会から情報資源依存型社会へ
- 情報科学技術による社会の変革
(1)情報科学技術がもたらす多様な可能性
(2)情報科学技術による社会の変革に伴って生ずる新たな課題
- 社会の知的・創造的基盤としての情報科学技術
- 情報科学技術の研究開発を巡る情勢と課題
(1)情報科学技術の研究開発を巡る情勢
(2)情報科学技術の研究開発に関する課題
- 科学技術情報の流通を巡る情勢と課題
(1)科学技術情報の流通を巡る情勢
(2)科学技術情報の流通に関する課題
第2章 情報科学技術の戦略的な推進の考え方
- 情報科学技術の研究開発の推進
「社会のニーズを明確に指向した、基礎・基盤の強化」
(1)基礎的・基盤的な情報科学技術の強化
(2)社会のニーズに対応するための情報科学技術の推進
1)社会の重要課題を解決するための情報科学技術の推進
(a) 創造的な科学技術の創出
(b) 個人の能力の向上・発揮
(c) 質が高く安心できる国民生活の実現
(d) 活力ある経済の実現
(e) 経済社会の持続可能な発展
2)高度情報通信社会の環境整備のための情報科学技術の推進
(a) 高度な情報インフラが広く利用できる環境
(b) 全ての国民が情報インフラを使いこなせる環境
(c) 信頼できる情報インフラを安心して使える環境
(3)情報科学技術の活用を進めるための取組み
- 科学技術情報の流通の推進
「ネットワーク時代に対応した円滑な流通の実現」
(1)世界に向けた科学技術情報の発信
(2)情報資源の蓄積と流通環境の整備
(3)科学技術情報の利用しやすい環境の整備
第3章 情報科学技術の戦略的な推進のための共通的な方策
- 専門的な人材の育成
(1)情報科学技術の研究開発を担う人材
(2)情報科学技術の活用を担う人材
- 実施体制の強化
(1)情報科学技術の研究開発体制
(2)科学技術情報の流通体制
- 研究開発基盤の整備
(1)研究情報ネットワーク
(2)高速計算機
(3)データベース
- 国際的展開
- 国の投資
第4章 情報科学技術の戦略的な推進のための先導的取組み
「ネットワーク時代の研究システムの構築」
- 先導プログラムの創設
- 先導プログラムの進め方
(1)社会のニーズを指向して、基礎・基盤の研究を重点化するプロセス
(2)研究と利用が融合した、人本位のネットワーク型研究体制
(3)本プログラムの成果の幅広い活用を促進するプロセス
(4)本プログラムの推進体制の整備
(参考)
科学技術会議諮問第25号
科学技術会議構成員
政策委員会構成員
情報科学技術部会構成員
情報科学技術部会審議経過