平成9年6月
科学技術会議政策委員会
研究情報高度化小委員会
「省際ネットワークの整備・運用に係わる基盤技術の調査研究」 1.研究の目標 (1) 省際ネットワークの整備・運用・管理に関する研究 1) 省際ネットワークの整備・運用に関する研究 2) 省際ネットワークの安全性及び信頼性向上に関する研究 (2) 省際ネットワークにおける経路制御の研究 1) 既存の研究情報ネットワークと省際ネットワークとの相互接続に関する調査研究 2) 研究データの形態に応じた省際ネットワーク経路制御方式に関する研究 3) インテリジェント経路制御方式に関する研究 2.成果の概要 (1) 省際ネットワークの整備・運用に関する研究 1)省際ネットワーク整備及び運用に関する研究 2)省際ネットワークの接続拠点におけるトラフィック制御技術の研究 3)省際ネットワークの運用管理システムに関する調査研究 4)省際ネットワーク上における情報提供システムの検索機能に関する研究 5)省際ネットワーク上に分散構築された情報の統合運用技術に関する研究 6)省際ネットワークにおける情報提供システムの運用支援技術に関する研究 (2) 省際ネットワークの安全性及び信頼性向上に関する研究 1)省際ネットワークのセキュリティ確保におけるヒューマンファクタに関する研究 2)省際ネットワークのセキュリティ確保におけるヒューマンファクタに関する研究 3)省際ネットワーク接続時におけるLANのセキュリティ確保に関する研究 4)省際ネットワークにおける暗号化・認証方式等セキュリティ技術に関する研究 5)省際ネットワークにおける国際的情報共有システムのセキュリティ技術に関する研究 6)情報ネットワークのリスク分析・評価に関する基盤的研究 7)省際ネットワーク上での研究情報伝送における内容保全に関する調査研究 (3) 既存の研究情報ネットワークと省際ネットワークとの相互接続に関する調査研究 1)BITNET/JOINと省際ネットワークとの協調的経路制御方式の研究 2)SINETと省際ネットワークにおける協調的経路制御の研究 3)国際理学ネットワーク(TISN)と省際ネットワークとの協調的経路制御方式の研究 4)WIDE インターネットと省際ネットワークとの協調的経路制御方式の研究 5)関西地区におけるネットワークと省際ネットワークとの協調的経路制御方式の研究 6)国際接続における分散経路サーバに関する研究 7)多数の研究情報ネットワークとの接続における経路制御技術に関する研究 8)接続拠点機能を有した研究機関における経路制御技術に関する調査研究 9)専用回線と公衆回線を組み合わせた効率的通信管理技術の研究 (4) 研究データの形態に応じた省際ネットワーク経路制御方式に関する研究 1)大容量数値データ等の伝送に適した省際ネットワーク経路制御方式の研究 2)研究目的に応じた省際ネットワーク経路制御方式に関する研究 (5) インテリジェント経路制御方式に関する研究 1)人工知能的手法に基づくインテリジェント経路制御方式に関する研究 2)多角的要因を考慮した最適経路制御アルゴリズムに関する研究 3.評価の概要 本研究では、省際ネットの整備・運用・管理の研究を通じてインターネット技術の研究を行うと同時に、IMnet自体を安定したインターネットバックボーンとして収容組織に提供することが求められている。また、インターネット技術は現在も進歩を続けており、整備・運用・管理技術もこの変化に対応していくことが必要である。 4.今後の考え方 インターネットにおける技術的停滞は運用の問題を生じさせ、ネットワークのパフォーマンスの低下をきたすことになる。これまで、IMnetの整備運用技術は、研究の枠組の中でインターネット技術の発展に追随しながら発展をとげ、IMnetは我が国を代表する研究情報ネットワークの一つとしての地位を確立してきた。今後も安定したネットワーク運用を継続しつつ、接続拠点の全国規模での増設により我が国の基幹ネットワークとして整備し、全国の産学官の研究協力を推進するとともに、インターネット整備運営技術の一層の発展に貢献する必要がある。 |
(参考1)研究論文等研究成果
(1) 研究発表等 |
(参考2)研究項目と実施体制
「省際ネットワークの整備・運用に係わる基盤技術の調査研究」 |
研 究 項 目 | 担 当 機 関 | 所要経費 (百万円) |
1.省際ネットワークの整備・運用・管理に関する研究 | 1,195 | |
(1) 省際ネットワークの整備・運用に関する研究 | 959 | |
1) 省際ネットワーク整備及び運用に関する研究 | 日本電信電話株式会社ソフトウェア研究所 | 706 |
2) 省際ネットワークの接続拠点におけるトラフィック制御・運用技術の研究 | 通商産業省工業技術院情報計算センター | 78 |
3) 省際ネットワークの運用管理 | 日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所 | 61 |
4) 省際ネットワーク上における情報提供システムの検索機能に関する研究 | 科学技術振興事業団科学技術情報事業本部 | 28 |
5) 省際ネットワーク上に分散構築された情報の統合運用技術に関する研究 | 厚生省国立がんセンター研究所がん情報研究部 | 48 |
6) 省際ネットワーク上における情報提供システムの運用支援技術に関する研究 | 郵政省通信総合研究所総合通信部 | 38 |
2) 省際ネットワークの安全性及び信頼性向上に関する研究 | 236 | |
1) 省際ネットワークのセキュリティ確保におけるヒューマンファクタに関する研究 | 警察庁科学警察研究所防犯少年部 | 33 |
早稲田大学人間科学部 | 12 | |
2) 省際ネットワーク接続時におけるLANのセキュリティ確保に関する研究 | 科学技術庁航空宇宙技術研究所数理解析部 | 21 |
3) 省際ネットワークにおける暗号化・認証方式等セキュリティ技術に関する研究 | 運輸省電子航法研究所電子航法開発部 | 30 |
4) 省際ネットワークにおける国際的情報共有システムのセキュリティ技術に関する研究 | 通産省工技院電子技術総合研究所情報アーキテクチャ部 | 44 |
5) 情報ネットワークのリスク分析・評価に関する基盤的研究 | 株式会社三菱総合研究所安全工学センター | 64 |
6) 省際ネットワーク上での研究情報伝送における内容保全に関する調査研究 | 日本電気株式会社C&C研究所 | 32 |
2.省際ネットワークにおける経路制御の研究 | 993 | |
(1) 既存の研究情報ネットワークと省際ネットワークとの相互接続に関する調査研究 | 781 | |
1) BITNET/JOINと省際ネットワークとの協調的経路制御方式の研究 | 東京理科大学情報処理センター | 33 |
2) SINETと省際ネットワークとの協調的経路制御方式の研究 | 学術情報センター研究開発部 | 72 |
3) 国際理学ネットワーク(TISN)と省際ネットワークとの協調的経路制御方式の研究 | 東京大学理学部 | 23 |
4) WIDEネットワークと省際ネットワークとの協調的経路制御方式の研究 | 慶應義塾大学環境情報学部 | 37 |
5) 関西地区におけるネットワークと省際ネットワークとの協調的経路制御方式の研究 | 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科 | 37 |
6) 国際接続における分散経路サーバに関する研究 | 国際電信電話株式会社研究所 | 382 |
7) 多数の研究情報ネットワークとの接続における経路制御技術に関する調査研究 | 郵政省通信総合研究所総合通信部 | 102 |
8) 接続拠点機能を有した研究機関における経路制御技術に関する調査研究 | 宇宙開発事業団筑波宇宙センター | 30 |
9) 専用回線と公衆回線を組み合わせた効率的通信管理技術の研究 | 農林水産省農林水産計算センター電子計算課 | 65 |
(2) 研究データの形態に応じた省際ネットワーク経路制御方式に関する研究 | 79 | |
1) 大容量数値データ等の伝送に適した省際ネットワーク経路制御方式の研究 | 環境庁国立環境研究所環境情報センター | 48 |
2) 研究目的に応じた省際ネットワーク経路制御方式に関する研究 | 理化学研究所ライフサイエンス研究情報室 | 31 |
(3) インテリジェント経路制御方式に関する研究 | 133 | |
1) 人工知能的手法に基づくインテリジェント経路制御方式に関する研究 | 通産省工技院電子技術総合研究所情報アーキテクチャ部 | 54 |
2) 多角的要因を考慮した最適経路制御アルゴリズムに関する研究 | 日本電信電話株式会社ソフトウェア研究所 | 79 |
3.研究推進 | 科学技術庁科学技術振興局 | 3 |
合 計 | 2,191 |
(参考3)アンケート結果について
省際研究情報ネットワーク(IMnet)に接続している研究機関の研究者に対し電子メールによりアンケートを行い以下のような結果を得た。詳細な結果は別紙の通り。 1.調査対象:省際研究情報ネットワークに接続している研究機関の研究者 2.調査期間:平成9年4月21日〜平成9年4月30日 3.回答件数:152件 4.結果の概要 (1) 研究環境の変化 (2) メールシステム (3) ホームページ (4) 電子メール、ホームページ閲覧以外の利用目的 (5) 研究者別の論文等研究成果のホームページへの掲載 (6) 動画伝送 (7) セキュリティ (8) 省際研究情報ネットワークの現状 (9) 省際研究情報ネットワークを利用した今後の研究または研究ニーズ (10) 省際研究情報ネットワークの今後の展開 5.総括 研究者はIMnetの利用により、情報利用環境が格段に改善されている姿が明らかになった。 |
アンケート結果 | ||||||
調査期間:平成9年4月21日〜平成9年4月30日 | ||||||
対 象:IMnet接続機関の研究者 | ||||||
回答件数:152 件 | ||||||
調査結果(括弧内の数値は、実際に回答のあった実質回答件数に対する割合) | ||||||
1. | IMnetを利用することによって研究環境が改善されたと思いますか。 | |||||
(実質回答件数:152 件) | ||||||
1. | 改善された | 80.3% | (80.3%) | |||
2. | 変わらない | 6.6% | (6.6%) | |||
3. | 障害になった | 2.0% | (2.0%) | |||
4. | IMnet使用開始時期が不明 | 11.8% | (11.8%) | |||
2. | [1.]で「1.改善された」と答えた方にお聞きします。 | |||||
IMnetの利用により改善された点はどれですか?(複数回答可)(実質回答件数:122 件) | ||||||
1. | WWW(World Wide Web)の利用 | 75.0% | (93.4%) | |||
2. | 電子メールの利用 | 62.5% | (77.9%) | |||
3. | ネットワークを介してのコンピュータの利用 | 33.6% | (41.8%) | |||
4. | ネットワークへの接続の容易さ | 32.9% | (41.0%) | |||
5. | 組織内のネットワーク整備の促進 | 32.2% | (40.2%) | |||
6. | 国内外の共同研究の促進 | 31.6% | (39.3%) | |||
7. | データベースの利用 | 30.9% | (38.5%) | |||
8. | 組織内でのネットワークへの理解の高まり | 24.3% | (30.3%) | |||
9. | その他 | 5.3% | (6.6%) | |||
3. | メールについておたずねします。 | |||||
(1) | 一日平均何通くらいのメールが来ますか。 | 15.4 | 通 | |||
(2) | これはIMnetが利用できる前と比べて増えていますか。(実質回答件数:142 件) | |||||
1. | 増えた | 29.6% | (31.7%) | |||
2. | 増えていない | 27.6% | (29.6%) | |||
3. | IMnetが利用できる前はメールは使えなかった | 25.0% | (26.8%) | |||
4. | 大幅に増えた | 10.5% | (11.3%) | |||
(3) | メールシステムを利用することで便利になったと思うことは何ですか。 | |||||
(実質回答件数:148 件) | ||||||
1. | 国内の研究者との連絡がしやすくなった。 | 50.7% | (52.0%) | |||
2. | 自分の都合のよい時にメールを読んだり、同時に複数人に連絡ができ、時間に余裕ができた。 | 24.3% | (25.0%) | |||
3. | 世界中の研究者と連絡がとりやすくなった。 | 21.7% | (22.3%) | |||
4. | 連絡を取る際、相手がいなくても連絡が可能となったり、相手に迷惑がかからなくなった。 | 21.1% | (21.6%) | |||
5. | 添付書類等でデータが簡単に送受信可能となり、文書の整理もしやすくなり、能率が上がった。 | 21.1% | (21.6%) | |||
6. | 伝えたい内容が正確に相手に伝わるようになり、記録にも残せるようになった。 | 14.5% | (14.9%) | |||
7. | 電話が減った。 | 9.2% | (9.5%) | |||
8. | グループ討論や共同作業が可能となった。 | 5.9% | (6.1%) | |||
9. | 消費する紙の量が減った。 | 2.6% | (2.7%) | |||
10. | FAXよりプライバシーが保たれるようになった。 | 0.7% | (0.7%) | |||
(4) | メールを利用することにより生じた課題は何ですか。(実質回答件数:106 件) | |||||
1. | セキュリティの問題、回線の品質の問題、ウィルスの問題が表面化してきた。 | 14.5% | (20.8%) | |||
2. | 不要なメールや冗長なメールが増加してきている。 | 10.5% | (15.1%) | |||
3. | 相手がメールを読んだかどうか不明である。 | 9.9% | (14.2%) | |||
4. | メールが多くて処理が大変になるときがある。 | 8.6% | (12.3%) | |||
5. | メール使用者、未使用者両方に対し連絡する際、二重手間になった。(LANが完全に普及していない。) | 7.9% | (11.3%) | |||
6. | 障害等によりメールが届いていなくても、発信者は届いたと思いこんでしまう。 | 6.6% | (9.4%) | |||
7. | メール利用上のマナーを周知する必要がある。 | 5.9% | (8.5%) | |||
8. | サーバで処理するメールが多すぎて、システムが不安定になる。 | 5.3% | (7.5%) | |||
9. | ネットワーク管理者がいないため、トラブル時の研究者の負担が増加した。また管理コストが1セクションに集中している。 | 2.6% | (3.8%) | |||
10. | 相手との間でメール利用の技術的な違いがでてきた。 | 2.6% | (3.8%) | |||
11. | 名刺にアドレスが記載されてあってもメールを読まない人がいる。 | 2.6% | (3.8%) | |||
12. | 休暇等で長期に渡り職場を離れる際、電話なら連絡が取れてもメールだと対応が遅れる。 | 2.0% | (2.8%) | |||
13. | 文章表現をかなり注意しないと誤解が生じる場合がある。 | 2.0% | (2.8%) | |||
14. | 対面会話が必要な場合でも、メールで済ます者が増えた。 | 2.0% | (2.8%) | |||
15. | 気楽にメールのやりとりが行われるため、回答に時間がかかったり、後のフォローをしなくなったりしてきた。 | 1.3% | (1.9%) | |||
16. | メール送信中は仕事をしているように見えるが、実はそうでない場合が多い。 | 0.7% | (0.9%) | |||
17. | 提出書類を行政側が添付しないケースが多く、以前と手間が変わらない。 | 0.7% | (0.9%) | |||
18. | 商業目的の利用が研究目的の利用を圧迫しないようにすること。 | 0.7% | (0.9%) | |||
19. | 電話と違い送信者が特定できないときがある。 | 0.7% | (0.9%) | |||
4. | ホームページについておたずねします。 | |||||
(1) | 自分の所属する部署のホームページがありますか。(実質回答件数:151 件) | |||||
1. | はい | 75.0% | (75.5%) | |||
2. | いいえ | 24.3% | (24.5%) | |||
(2) | 自分個人のホームページを開設していますか。(実質回答件数:150 件) | |||||
1. | はい | 23.0% | (23.3%) | |||
2. | いいえ | 75.7% | (76.7%) | |||
(3) | ホームページを閲覧することで便利になったと思うことは何ですか。 | |||||
(実質回答件数:132 件) | ||||||
1. | 専門分野外の研究情報(研究機関情報含む)が容易かつ迅速に入手できる。 | 53.3% | (61.4%) | |||
2. | 自分の研究に関する研究情報(データ含む)の送受信が容易になった。 | 46.1% | (53.0%) | |||
3. | ほしい情報を容易に検索できるようになった。 | 21.7% | (25.0%) | |||
4. | 最新の情報(アプリケーション等を含む)が入手できる。 | 11.8% | (13.6%) | |||
5. | グラフィック等の視覚情報を含む情報を容易に提供できるようになった。 | 6.6% | (7.6%) | |||
6. | 文献検索が容易にできるようになり便利になった。 | 4.6% | (5.3%) | |||
7. | 情報入手する際相手に迷惑がかからない。 | 4.6% | (5.3%) | |||
8. | 洋書等の発注が容易になった。 | 0.7% | (0.8%) | |||
(4) | ホームページを閲覧することにより生じた課題は何ですか。(実質回答件数:86 件) | |||||
1. | ネットワークの容量、品質の向上を図ること。 | 23.0% | (40.7%) | |||
2. | コンテンツを整備していくこと。また法に触れたり、不要なコンテンツや古い情報を整理していくこと。 | 19.7% | (34.9%) | |||
3. | 検索機能の高度化を図ること。 | 11.8% | (20.9%) | |||
4. | 情報発信に必要な予算や手間が大きい。 | 6.6% | (11.6%) | |||
5. | ウィルス、プライバシーの問題が表面化してきている。 | 2.0% | (3.5%) | |||
6. | 情報公開時に内容の検閲があり、情報のアップデートが容易でない。 | 2.0% | (3.5%) | |||
7. | 各ホームページの仕様が統一されていないため、情報の取り出しに時間がかかる場合がある。 | 2.0% | (3.5%) | |||
8. | ボランティアで研究者がネットワーク管理をしており、本来の研究業務を圧迫している。またそれに対して高く評価されていない。 | 2.0% | (3.5%) | |||
9. | 得られる情報が多すぎて、整理が困難である。 | 1.3% | (2.3%) | |||
10. | ホームページの統一した維持管理が困難である。 | 0.7% | (1.2%) | |||
11. | LAN環境が十分整備されていない。 | 0.7% | (1.2%) | |||
5. | メールシステム、ホームページ閲覧以外の利用目的についておたずねします。 | |||||
(1) | IMnetを利用して外部のデータベースから情報を入手していますか。 | |||||
(実質回答件数:150 件) | ||||||
1. | はい | 53.9% | (54.7%) | |||
2. | いいえ | 42.1% | (42.7%) | |||
(2) | (1) 以外で具体的に何を行ってますか。(実質回答件数:58 件) | |||||
1. | 研究情報(文献、論文含む)送受信 | 27.6% | (72.4%) | |||
2. | コンピュータの遠隔操作 | 11.2% | (29.3%) | |||
3. | ニュース閲覧 | 5.9% | (15.5%) | |||
4. | 情報公開 | 4.6% | (12.1%) | |||
5. | オンラインサービス提供 | 1.3% | (3.4%) | |||
6. | 研究目的以外のサービスの利用 | 2.6% | (6.9%) | |||
7. | 会議 | 0.7% | (1.7%) | |||
6. | 各研究機関のホームページ上に、研究者別に論文等の研究成果を掲載する考えについて | |||||
どう思いますか。(実質回答件数:143 件) | ||||||
1. | 好ましい | 57.9% | (61.5%) | |||
2. | 好ましくない | 10.5% | (11.2%) | |||
3. | その他 | 25.7% | (27.3%) | |||
7. | IMnetを動画伝送のために利用していますか。(実質回答件数:152 件) | |||||
1. | はい | 10.5% | (10.5%) | |||
2. | いいえ | 89.5% | (89.5%) | |||
8. | 「6.」で「いいえ」と答えた方にお聞きします。 | |||||
それはなぜですか(実質回答件数:133 件) | ||||||
1. | 担当している研究において動画伝送の必要性がないから | 73.5% | (75.2%) | |||
2. | IMnetのバックボーンが混雑してしまい、他の研究者に迷惑がかかりそうだから | 17.6% | (18.0%) | |||
3. | 伝送実験をやりたくてもエンコーダが高価で手に入らないから | 5.9% | (6.0%) | |||
4. | その他 | 16.2% | (16.5%) | |||
9. | IMnetのセキュリティについてどう思いますか。(実質回答件数:150 件) | |||||
1. | 不安がある | 30.9% | (31.3%) | |||
2. | 十分である | 11.2% | (11.3%) | |||
3. | 関心がない | 1.3% | (1.3%) | |||
4. | わからない | 48.0% | (48.7%) | |||
5. | その他 | 7.2% | (7.3%) | |||
10. | 省際ネットワークを整備し始めたのは平成6年度でしたが、その時期についてどう | |||||
思いますか。(実質回答件数:137 件) | ||||||
1. | 適当である | 57.2% | (63.5%) | |||
2. | 遅すぎた | 32.9% | (36.5%) | |||
3. | 早すぎた | 0.0% | (0.0%) | |||
11. | 総括的に見て、IMnetを利用し始めて変化した研究環境はどのような点でしょうか。 | |||||
(実質回答件数:115 件) | ||||||
1. | 情報流通の面で大変便利になった。 | 49.3% | (65.2%) | |||
2. | 海外とのアクセスが効率的になり、情報量が増加した。 | 26.3% | (34.8%) | |||
3. | メール等システムに対処することで、忙しくなってしまった。 | 13.2% | (17.4%) | |||
4. | 電話が減った。 | 5.9% | (7.8%) | |||
5. | 出張等外出により情報収集する機会が減少した。 | 5.3% | (7.0%) | |||
6. | 時間を効率的に使えるようになった。 | 4.6% | (6.1%) | |||
7. | 得られた情報の取捨選択に手間がかかるようになった。 | 2.6% | (3.5%) | |||
8. | 出張が増加した。 | 1.3% | (1.7%) | |||
9. | 商用ネットワークではできない実験が可能となった。 | 0.7% | (0.9%) | |||
12. | IMnetを利用した今後の研究または研究支援ニーズは何が考えられますか。 | |||||
(実質回答件数:71 件) | ||||||
1. | テレビ会議 | 20.4% | (43.7%) | |||
2. | データベースの開発及びミラーリング | 15.1% | (32.4%) | |||
3. | 大容量データ、高精細画像、高精細動画像伝送 | 13.8% | (29.6%) | |||
4. | 知的経路制御、セキュリティ、エージェント等要素技術の研究 | 9.2% | (19.7%) | |||
5. | 広帯域回線を利用した実験 | 6.6% | (14.1%) | |||
6. | スーパーコンピュータの同時運転 | 4.6% | (9.9%) | |||
7. | バーチャルラボラトリ | 2.6% | (5.6%) | |||
8. | シンポジウム | 1.3% | (2.8%) | |||
9. | 電子秘書 | 0.7% | (1.4%) | |||
13. | 今後省際ネットワークはどのような方向に進めばいいと思われますか。優先順位の高い | |||||
ものからお答えください。なお、実施する必要のないものには順位をつけなくて結構 | ||||||
です。(詳細は別紙を参照のこと)(実質回答件数:144 件) | ||||||
1. | 国外回線の増速 | 78.9% | (83.3%) | |||
2. | 国内回線の増速 | 73.0% | (77.1%) | |||
3. | 接続拠点の全国展開 | 65.8% | (69.4%) | |||
4. | 海外との新規接続 | 55.9% | (59.0%) | |||
5. | 政府の非研究情報ネットワークとの融合 | 40.1% | (42.4%) | |||
6. | 廃止 | 1.3% | (1.4%) |
(別紙) | |||||||||
13. | 今後省際ネットワークはどのような方向に進めばいいと思われますか。優先順位の高いものからお答えください。なお、実施する必要のないものには順位をつけなくて結構です。 (実質回答件数:144 件) |
||||||||
(単位:件) | |||||||||
優先順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 計 | ||
1. | 国外回線の増速 | 61 | 35 | 15 | 7 | 2 | 0 | 120 | |
2. | 国内回線の増速 | 33 | 43 | 19 | 13 | 3 | 0 | 111 | |
3. | 接続拠点の全国展開 | 34 | 15 | 34 | 15 | 2 | 0 | 100 | |
4. | 海外との新規接続 | 12 | 27 | 23 | 18 | 5 | 0 | 85 | |
5. | 政府の非研究情報ネットワークとの融合 | 10 | 11 | 16 | 8 | 15 | 1 | 61 | |
6. | 廃止 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 |
科学技術会議政策委員会研究情報高度化小委員会 | ||
(主査) | 猪瀬 博 | 学術情報センター所長 |
委員 | 池上 正 | 旭化成工業株式会社取締役研究開発副本部長 |
〃 | 牛島 和夫 | 九州大学大学院システム情報科学研究科長 |
〃 | 釜江 常好 | 東京大学理学系研究科教授 |
〃 | 神沼 二眞 | 厚生省国立衛生試験所化学物質情報部長 |
〃 | 後藤 滋樹 | 早稲田大学理工学部情報学科教授 |
〃 | 斎藤 和男 | 科学技術振興事業団理事 |
〃 | 塩見 正 | 郵政省通信総合研究所総合通信部長 |
〃 | 菅原 秀明 | 国立遺伝学研究所生命情報研究センター教授 |
〃 | 諏訪 基 | 工業技術院電子技術総合研究所情報科学部長 |
〃 | 高木 清継 | 農林水産省農業研究センター研究情報部長(前) 農林水産省農業研究センター総合研究官(現) |
〃 | 高木 幹雄 | 東京大学生産技術研究所教授(前) 東京理科大学教授(現) |
〃 | 高橋 隆 | 京都大学医学部付属病院医療情報部教授 |
〃 | 中島 洋 | 日本経済新聞社編集委員(前) 株式会社アスキー総合研究所社長(現) |
〃 | 西島 敏 | 科学技術庁金属材料研究所極限場研究センター長(前) 川崎重工業株式会社関東技術研究所技術顧問(現) |
〃 | 安田 浩 | 日本電信電話株式会社理事 情報通信研究所所長(前) 東京大学先端科学技術研究センター教授(現) |
研究評価ワーキング・グループ委員 | ||
委員長 | 石田 晴久 | 多摩美術大学教授 |
委員 | 池田 克夫 | 京都大学大学院工学研究科教授 |
〃 | 諏訪 基 | 工業技術院電子技術総合研究所情報科学部長 |
〃 | 村岡 洋一 | 早稲田大学理工学部教授 |