○ |
各研究機関・大学において構築されているデーターベースは総数で543件(公開可のもの)で、前年比70件増加しており、着実に進捗している。(文部科学省研究振興局研究環境・産業連携課アンケート調査)分野別の状況(公開可のもの)は下記のとおり。
・生物・生体に関するもの |
|
263件 |
(前年比59件増) |
・材料・物質に関するもの |
|
134件 |
(同、6件増) |
・国土・地球に関するもの |
|
129件 |
(同、増減なし) |
・その他 |
|
17件 |
(同、5件増) |
|
○ |
ゲノム配列等のデータベース(塩基対数)について、DDBJに平成15年10月から平成16年9月の1年間に登録された塩基配列データ数は、1,040(前年同期比20増)であった。 |
○ |
文部科学省「タンパク3000プロジェクト(平成14年度開始)」において、平成16年5月現在、970件のデータが登録済み。 |
○ |
人間特性に関するデータベースについては、経済産業省を中心に整備が進められている。 |
○ |
文部科学省・独立行政法人科学技術振興機構「バイオインフォマティクス推進センター」事業において、生命情報データベースの高機能化のため、生命情報データベースの高度化・標準化、高機能生体データベースの開発、普及活動、GBIF参画のための活動を行っている。 |
○ |
材料物性データベースのデータ数は約1,150,000(前年比170,000増)で、独立行政法人産業技術総合研究所(経済産業省)、独立行政法人物質・材料研究機構(文部科学省)、等で整備が進められている。 |
○ |
化学物質の安全性データベースのデータ数は約10,800(前年比3,000増)で、経済産業省、厚生労働省において整備が進められている。 |
○ |
経済産業省・独立行政法人製品評価技術基盤機構「化学物質ハザードデータシステム」事業において、国内で年間100トン以上製造・輸入実績がある化学物質、化学物質管理法令の対象物質等4,000物質程度を対象に2005年までにハザードデータベースを整備する取り組みを進めている。 |
○ |
地理情報データベース(GIS)については、国土交通省において、日本全国の2.5万分の1地形図相当のGIS基盤情報を平成13年度中に全て整備し、平成14年度末に全国のデータ提供を行うとともに、インターネットによる閲覧を開始している。 |
○ |
地質データベースについては、経済産業省において、20万分の1地質図幅時10分5(前年比2増)、5万分の1地質図幅:921(同、8増)、海洋地質図:35(同、2増)、火山地質図:11(同、増減なし)、活構造図2(同、増減なし)が整備されている。 |
○ |
総務省・独立行政法人通信総合研究所「高精度時刻比較データベース」において、アジア/オセアニア地域の高精度時刻比較ノード局(機関)として、計測データをGGTTS形式で蓄積し、さらにインターネット上で公開している。 |
○ |
文部科学省・独立行政法人科学技術振興機構において、「研究開発支援総合ディレクトリDB(ReaD)構築事業」が行われており、研究機関情報、研究者情報等を収録・提供し、複数の目録・文献データベースの統合検索機能も提供している。 |