第11期 技術士分科会 制度検討特別委員会 初期専門能力開発・試験検討作業部会(第2回)議事概要

1.日時

令和4年6月24日(金曜日)16時00分~18時00分

2.場所

オンラインにより開催

3.議事要旨

(試験に関わる内容については、議事は非公開とさせて頂いております)

議題2.IPDシステム構築に係る課題について
 資料に基づき日本技術士会から説明があり、質疑応答が行われた。主な議論の内容は以下のとおり。

(1)各委員からの質問に対する日本技術士会の回答
1 IPDヒアリング及びIPD懇談会の実施について
IPDヒアリングは、日本技術士会が主体となり、当作業部会主査や文科省も参画の上、特色ある社内教育制度を持つ企業に対しヒアリングを行うもの。また、IPD懇談会では、日本技術士会はじめ各関係機関と協力してIPDに関するコミュニティを構築することとしている。このような取組は、企業等のステークホルダーとの意識の共有や、関係機関の協同意識の醸成の観点から極めて必要であり、早期に実施していきたいと考える。
2 IPDシステムの構築について
技術士制度にIPDシステムを取り込むことがゴールではなく、最終的に日本全体の技術者育成に貢献できるシステムとして社会に定着していくことが重要。そのためにも、関係機関との連携を強化することがIPDシステム制度の深化に繋がると認識。本作業部会において今後の活動の方向性を議論頂くことにより、IPDシステムの具体化に向けて軌道に乗せたい。

(2) 委員からの意見
○ IPD活動への参加に係るインセンティブ
技術士会からの今回の提案により、このIPD活動の参加によって、修習技術者が単に技術士の資格を取得する以上に、国際的に通用できる技術者に成長できる等、優れた技術者になるための新たな能力を高められるような仕組みの実現への期待を寄せたい。

お問合せ先

科学技術・学術政策局人材政策課

(科学技術・学術政策局 人材政策課)