技術部門・選択科目の在り方の検討について

資料6

技術部門・選択科目の在り方の検討について

平成27年7月6日
 

〔これまでの議論のポイント〕 

◯技術士第二次試験選択科目・技術部門の見直しについて(平成22年4月8日・基盤政策課)
 ・時代のニーズに合わず受験者がほとんどいない選択科目について、技術の継承という観点から残すか、あるいは技術の変遷にあわせて統合、あるいは廃止を検討し、また、電気電子、情報工学、環境等の今後成長可能な分野に時代のニーズに合った科目を新設することにより活用促進を図り、当該分野の技術指数を増やすことにより、技術士全体の認知度の向上を図る。

◯技術士試験の見直しについて(平成24年5月23日・制度検討特別委員会) 
・今後2年程度の受験者の動向を見て、受験申込者数が20部門全申込者数の0.05%を下回る選択科目については廃止を含めてその在り方を検討し、0.1%を下回る選択科目については、他の選択科目との統廃合や内容の変更を検討する。
現在96ある選択科目の総数を上回らないこととする。

◯「今後の技術士制度の在り方に関する論点整理」(平成25年1月31日・技術士分科会)
・業種(部門)における技術士の活用状況並びに技術部門及び選択科目の将来性や技術の変遷に留意しながら、長期的、多面的、総合的な見地から、現在の技術部門・選択科目の在り方を検討する。
・その際に、高度な専門性が重要であるという考え方の上に、個々の技術部門を括った共通部分や総合技術監理部門を位置付けて、縦の専門性と横の幅広さをともに備えることに留意する。 

◯「技術士第二次試験制度検討特別委員会答申」(平成25年3月14日・日本技術士会)
・選択科目の再編等:機械、化学、繊維、金属、資源工学、上下水道の各技術部門の選択科目を変更し、現行の96科目を86科目とする
・環境関連選択科目の見直し 

◯「今後の技術士制度の在り方について(中間報告)」(平成27年2月9日・技術士分科会)
 (7)技術部門・選択科目
  技術部門及び選択科目の将来性や技術の変遷に留意しながら、長期的、多面的、総合的な見地から、これらの在り方を今後検討する。
 選択科目の在り方については、「技術士第二次試験制度検討特別委員会答申」(平成25年3月14日公益社団法人日本技術士会技術士第二次試験制度検討特別委員会)の内容を参考にする。 

〔検討に当たっての観点〕

技術部門・選択科目の再編に当たり、特に以下の観点を踏まえて検討する。
◯社会経済環境の変化、科学技術の変遷、現在の技術士資格の活用状況、将来性や時代のニーズに合った試験の在り方
   ◯成長可能な分野での科目の新設
◯受験申込者数が極端に少ない選択科目の再編
◯共通性の高い選択科目の再編          

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