13.霧島山(新燃岳)に関する火山噴火予知連絡会の活動経過

2011年(平成23年)

1月19日 新燃岳で噴火

1月26日 本格的なマグマ噴火(噴火警戒レベル2→3)

1月27日 爆発的な噴火発生(爆発は1月27日以降、2月中旬、3月1日に発生)

1月28日 火口内に溶岩噴出確認

2月1日 爆発、噴石が3.2kmまで飛散

2月3日 拡大幹事会

 活発な噴火活動が続いており、当分の間は、溶岩を吹き飛ばす爆発的な噴火を繰り返す。霧島山(新燃岳)総合観測班設置。

2月15日 第118回連絡会

 引き続き爆発的噴火は続くと思われるが、新燃岳へ上昇するマグマの量は低下、多量の火山灰等を放出する噴火の可能性低くなっている。多量のマグマが再上昇すれば、噴火活動再び活発化する可能性。

3月22日 第119回連絡会

 最盛期の活動に比べ低下した状態。地下深くのマグマだまりへのマグマの供給は続いており、マグマだまりから新燃岳へのマグマの上昇は断続的に続いていると推定。噴火活動は今後も続く。

6月7日 第120回連絡会

 新燃岳の噴火活動は低下。しかし、地下深くのマグマだまりには深部からのマグマの供給が続くマグマだまりから新燃岳へ多量のマグマが上昇すれば噴火活動再び活発化する可能性。

10月11日 第121回連絡会

 新燃岳では、間欠的に噴火発生。地下深くのマグマだまりには深部からのマグマの供給が続く。今後再び活発化する可能性。

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研究開発局地震・防災研究課

(研究開発局地震・防災研究課)