課題番号:1439
東京大学 地震研究所
小型絶対重力計の開発
3.(3)イ.地震活動や噴火活動の活発な地域における観測技術
1.(1)イ.地震発生・火山噴火の可能性の高い地域
新規研究
マグマなど火山流体の移動を地表の重力変化によって検知するため、野外でも使用可能な省電力・堅牢・高精度な小型絶対重力計を開発する。
平成21年度においては、試作絶対重力計装置と市販の絶対重力計を並行観測することによって、試作装置の精度の評価をおこなう。また、野外での試験観測を実施し、実用性や消費電力についての問題点を洗い出す。
平成22年度においては、前年度の問題点を改良し、精度、実用性などを再評価する。
平成23年度においては、再評価の結果を受けて、火山体でも使用可能な小型絶対重力計を製作する。
平成24年度においては、小型絶対重力計を用いて野外での試験観測を実施する。並行して火山体への設置準備に着手する。
平成25年度においては、小型絶対重力計を活火山体上に設置し、一定期間観測を継続する。
東京大学地震研究所 新谷昌人、高森昭光、堀輝人
他機関との共同研究の有無:有
国立天文台水沢VLBI観測所 田村良明
部署等名:東京大学地震研究所
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研究開発局地震・防災研究課
-- 登録:平成22年02月 --